SHARE アートディレクターの北川フラムに、新型コロナウイルス下での活動について聞いているインタビュー
アートディレクターの北川フラムに、新型コロナウイルス下での活動について聞いているインタビューが、国際交流基金のウェブサイト「をちこち」に掲載されています。「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」という特集の一環で制作されたものです。
アートディレクターの北川フラムに、新型コロナウイルス下での活動について聞いているインタビューが、国際交流基金のウェブサイト「をちこち」に掲載されています。「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」という特集の一環で制作されたものです。
望月蓉平と篠原明理建築設計事務所 / m-saが設計した、東京・千代田区の店舗「スキンケアストア」です。
スキンケア商品を扱うブランドの初店舗の設計。
これまではweb上での販売をメインにしていたブランドだったが、顧客との距離をより近くするために、対面によるカウンセリングや、ブランドのイメージを発信できる実店舗を設けることとなった。計画は実店舗の更に前身となるポップアップストアの設計から始まった。
ポップアップストアでは、ブランドイメージを発信するためのキーマテリアルを決めることから始まった。ブランドで使用する茶瓶を砕いて再利用しマテリアルのひとつとしたほか、溶岩石、真鍮などを混ぜこんだ人造大理石を作成した。実店舗での利用を待ち構えた素材をストックすることをイメージしたキーマテリアルの素材ストックに加え、ポップアップストアとして仮設性を考えた結果、素材同士を重ねつつ、お互いの自重を委ねながらバランスをとっているような乾式の什器となった。
実店舗では、ポップアップでストックした素材を敷地に運び改めて空間を再構成した。積まれていた人造大理石は床材として利用。実現した空間には小さな歴史ができたと考えている。
公益財団法人 文化財建造物保存技術協会の、文化財(建造物)活用のための調査・計画・設計監理を行う人材募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
文化財(建造物)活用のための調査、計画、設計監理までを行う人材を募集しています。
近年、文化財の活用に対する関心が高まる中、当協会においても、旧富岡製糸場西置繭所(2020年に工事完了)などを筆頭に、文化財を保存していくための修理や耐震補強と一体となった整備活用に関わる業務が増加しています。建物の価値を尊重しながら、次の世代へつなげていくために、どのように建物を保存・活用していくか、一緒に考えていく人材を求めています。
文化財(建造物)の活用に関連する、調査・計画・設計・監理が主な業務です。
建物調査などリサーチの比重も大きいです。少人数の部署(現在4名)ですので、はじめは内部で進行を確認しながら仕事を覚えていただきます。ひとつのプロジェクトの期間が長いので、じっくり仕事に取り組んでいただけます。
また、全国各地の文化財が対象となりますので、土地に根差した文化財を通して、その土地固有の歴史に触れることができます。
本記事は学生国際コンペ「AYDA2020」を主催する「日本ペイント」と建築ウェブメディア「architecturephoto」のコラボレーションによる特別連載企画です。4人の建築家・デザイナー・色彩計画家による、「色」についてのエッセイを読者の皆様にお届けします。色彩計画家、加藤幸枝氏担当の第4回目後編は建築家の藤原徹平氏、アートディレクター / デザイナーの原田祐馬氏の作品を測色し、判断の根拠を推測していただきました。
色彩を設計するための手がかり②
藤原徹平「クルックフィールズ シャルキュトリー棟・ダイニング棟・シフォンケーキ棟」
原田祐馬「UR都市機構・鳥飼野々2丁目団地」
以下の写真はクリックで拡大します
つながりをつくる素材・色彩/藤原徹平「クルックフィールズ シャルキュトリー棟・ダイニング棟・シフォンケーキ棟」
千葉県木更津市にある、体験型の複合施設です。30haもの広大な敷地の中に、農園や養鶏場・アート展示やレストラン・宿泊施設などが集積しています。
藤原氏率いるフジワラボによって設計された主な施設は、シャルキュトリー(食肉加工・販売)棟・ダイニング(レストラン・カフェ・ベーカリー)棟・シフォンケーキ(製造・販売)棟の3つです。シャルキュトリーは鉄骨造、他2つは木造で、外装にはそれぞれ自然素材が使用されています。
以下の写真はクリックで拡大します
外装色を測ってみたところ、シャルキュトリー棟の鋼板は10R 3.0/3.0程度、鉄骨部分の錆止め塗装は10R 3.0/8.0程度でした。色相(色合い)と明度(明るさ)は同じで、彩度(鮮やかさ)のみが異なります。鋼板の広い面は彩度が低く、鉄骨の線材はやや彩度があり、この面積比の効果もあって2色(素材)の違いはさほど意識されません。さらにシャルキトリー棟は軒が深いため、少し距離を置くと外観はぐっと暗さを増し、スレンダーな平面形状を連想させる屋根面が明るく引き立って見えました。
設計を担当されたフジワラボのスタッフ、中村さんにお話を伺ったところ、シャルキュトリー棟は小規模ながら食品を扱う「工場」であることから内部空間を清潔に保ち、フレキシブルな設計ができる鉄骨造が選択され、加工肉の血肉のイメージからも自ずと鉄(色)が選定されたのだそうです。
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