SHARE 日本全国の道路や橋などのインフラ老朽化問題を取り上げたNHKのウェブ特集記事「壊れたら もう直せない…」
日本全国の道路や橋などのインフラ老朽化を取り上げたNHKのウェブ特集記事「壊れたら もう直せない…」が公開されています。
日本全国の道路や橋などのインフラ老朽化を取り上げたNHKのウェブ特集記事「壊れたら もう直せない…」が公開されています。
仙台市役所本庁舎建替基本設計プロポーザルで、石本建築事務所・千葉学建築計画事務所設計共同企業体が受注候補者に選定されています。次点者は、久米・AL設計共同企業体でした。
こちらのPDFで選定結果と提案書が公開されています。
技術提案書等の審査を行い、下記のとおり受注候補者を決定いたしました。
受注候補者:石本建築事務所・千葉学建築計画事務所設計共同企業体
次点者:久米・AL設計共同企業体
選定結果については下記の受注候補者の選定結果についてをご覧ください。
なお、本公募型プロポーザルは最も適切な設計者の選定を目的としており、下記技術提案書に含まれる提案内容をそのまま実現するものではありません。今後、本市と設計者の共同作業により、本市が抱える課題や目指す方向性を踏まえた建築設計の実現を目指します。
堀部安嗣と横内敏人による、対談「住宅設計の現場で考えること」の動画です。2017年2月に行われたものが、2020年11月22日に公開されました。
2017年2月17日に行われ、たいへん好評だった建築家・堀部安嗣さん×横内敏人さんの対談記録。
住宅設計の現場にどんな試行錯誤が隠されているのか、普段なかなか語られることはありません。『堀部安嗣 小さな五角形の家』(2017年刊)では、“30坪の住宅”に込める設計思想の全貌を、エスキス、実施図、施工図にはじまり多様なプロセスから紐解きました。
本書の出版を記念して、堀部さんと長年親交をお持ちの建築家・横内敏人さんに、一つとして同じものはない「設計の現場」の楽しさ・家という手仕事の醍醐味を、丁寧かつざっくばらんに語りつくしてもらいました。
聞き手は京都大学准教授(当時 名城大学准教授)の柳沢究さんです。
青木淳の講演会「アップデート(対話)」がオンラインで開催されます。開催日は2020年12月15日18:30~。千葉工業大学建築学科の主催で行われるものです。事前申し込み制で、学外の参加も可能だそう。
2013年度より始まりました千葉工業大学 建築学科レクチャーシリーズも、今年で8年目になります。本年度はコロナ禍の影響により2回のオンライン開催といたします。2回目は建築家の青木淳氏をお招きし、今年開館した「京都市京セラ美術館」を中心に、お話を伺います。「アップデート(対話)」というタイトルは青木さんのご提案ですが、青木さんの設計思考などについて、議論の展開をご期待ください。
■日時:2020年12月15日(火) 18:30〜20:30
■対象:千葉工業大学の学生、および学外の方も参加できます。
■場所:ZOOMによるオンライン形式
岸本将太+姫野友哉 / 岸本姫野建築設計事務所が設計した、大阪市の住宅「大正の家」です。
木津川沿いに建つ住宅である。
準工業地域のこのエリアには、工場や商店と住宅が一体になった建物が多く建ち並んでいる。ここに建っていた以前の住まいも元々は1Fに建て主の会社が入っており、その上が住居となっていた。築約50年の建物は改築が繰り返され、一度訪れただけでは迷子になるほど入り組んで造られていた。大変面白い建物であったが、老朽化や構造的に不安な事もあり建て替える事となった。
本計画では住宅用途のみとし、将来的に息子夫婦が同居する予定として計画をした。
1Fは駐車場、2Fは子世帯、3Fは共有スペースや客間、4Fは親世帯としてフロア毎に区切る計画としている。
元々会社が入っているような大きな建物に住んでいた建て主の持ち物(一般的な住宅にはないスケールのもの)が入るように設計を進めたところ、住宅のはずが工場のような何とも言えない不思議なスケール感が生まれ、それが周囲の風景と馴染みつつも何か少しズレがあるような建築ができたように思う。
馬場正尊 / Open A(監修)、塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計が設計した、東京・港区の、複合ビルの低層部のファサード改修「南麻布の幕屋」です。
三菱地所レジデンスがおこなうReビル事業のプロジェクト。
オフィスの上に集合住宅が積まれた複合ビルを2017年取得し、段階的に改修を行っている。今回はこのザ・パークレックス南麻布のファサードを改修し、建物や地域の魅力を高めることが求められた。
この一帯はかつて徳川綱吉の離宮があった場所で、北側にはお寺が点在する閑静な住宅地が広がっているが、南側は明治通りと首都高速があり騒然としていた。そこで南側の環境を和らげると同時に、点在する寺院と共に街並を形成していくことを考えた。
既存建物のアプローチは2層吹き抜けとなっていたが、その中央にガラス間仕切と入口があり屋内外に中途半端なスペースができていた。そこで入口の位置を吹抜けの端まで後退させ、少し過剰とも言える大きな軒下をつくり、敷地境界に沿って木製のスクリーンを掛けることにした。
このスクリーンは60mm角の桧材にM6の寸切りボルトを2列通したユニットを2階床梁から吊るし、それにM6寸切りボルトを横繋ぎしてできている。桧は寺院で良く使われている木材で耐久性が高く、その油分は排気ガスの成分を軽減してくれる。角材をボルトで編み込んだ様な裏表の無いつくりは、風圧に対して十分な強度を生みだすと共に、街路にも屋内にも美しい表情を見せてくれる。奥行き100mmに調整された角材はスクリーンとの距離や視線の向きによってその透明性を変化させ、車通りの多い南側の風景を様々な形で抽象化する。
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