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2021.1.13Wed
2021.1.12Tue
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UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」
photo©DAICI ANO

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architecture|feature
建材(外装・壁)BACHVAN HONGO6D848DesignEOS plus伊藤麻理知久設備計画研究所スタジオテラ金箱温春建材(内装・造作家具)建材(内装・その他)建材(外装・屋根)建材(内装・建具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)UAo岡安泉栃木阿野太一図書館
UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 photo©DAICI ANO
UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 photo©DAICI ANO
UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 photo©DAICI ANO

UAoが設計した、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」です。施設の公式サイトはこちら。

那須塩原市の地域アイデンティティでもある「森」に足を踏み入れると、私たちは、季節や天気、動植物たちによる僅かな機微といった刻々の変化を感じ、そのうつろいをマルチモーダルに受け止め、心を動かされている。

この図書館では、館内に点在する言葉(アフォリズム)や展示物、活動や人々によって起こる多様なうつろいを緩やかな境界に表出させ、その機微の重なりの中をまるで森の中のように自由に歩き回ることで、共感覚を生み出し、新しい気づきや学びにつながることを意図している。

建築家によるテキストより

公共図書館は、単に人が集まるサードプレイスとしての役割を終え、まち全体の発展に寄与することが求められている。この図書館では個々人の気づきや学びが、活力の資源となってまちに還元され、次第にまちに波及し大きな変化を起こし、新たな気づきが持続する。そのような公共図書館を形にした。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 photo©DAICI ANO
UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 photo©DAICI ANO
UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 photo©DAICI ANO
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UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 image©UAo
UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 image©UAo
UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」 image©UAo

以下、建築家によるテキストです。


那須塩原市図書館 みるる
-マルチモーダルな”ことばの森”

那須塩原市の地域アイデンティティでもある「森」に足を踏み入れると、私たちは、季節や天気、動植物たちによる僅かな機微といった刻々の変化を感じ、そのうつろいをマルチモーダルに受け止め、心を動かされている。

この図書館では、館内に点在する言葉(アフォリズム)や展示物、活動や人々によって起こる多様なうつろいを緩やかな境界に表出させ、その機微の重なりの中をまるで森の中のように自由に歩き回ることで、共感覚を生み出し、新しい気づきや学びにつながることを意図している。

木立の樹冠の下端を模したリーフラインが、その高低差で緩やかに多様な居場所を生み出し、放射状の本棚が木立の間から見通すように活動が重なり合う風景を作り出している。様々な目的を有する利用者たちを緩やかに包み込む”森”のようなひとつながりの空間を目指した。

公共図書館は、単に人が集まるサードプレイスとしての役割を終え、まち全体の発展に寄与することが求められている。この図書館では個々人の気づきや学びが、活力の資源となってまちに還元され、次第にまちに波及し大きな変化を起こし、新たな気づきが持続する。そのような公共図書館を形にした。

■建築概要

作品名:那須塩原市図書館 みるる + 駅前広場
英文作品名:Nasushiobara City Library MIRURU + Station square
———
設計・監理 
建築:UAo _ Urban Architecure Office
構造:金箱構造設計事務所
電気設備:EOS plus
機械設備:知久設備計画研究所
照明:岡安泉照明設計事務所
家具:848Design
VI・サイン:6D
テキスタイル:VAN HONGO
ランドスケープ:スタジオテラ
選書アドバイザー:BACH
———
施工 
建築:石川・生駒・万特定建設工事共同企業体
電気設備:前田・那須特定建設工事共同企業体
機械設備:小出・エルコア特定建設工事共同企業体
———
所在地:栃木県那須塩原市本町1-1
主要用途:図書館
クライアント:那須塩原市
敷地面積:4,011.49m2
建築面積:3,078,21m2
延床面積:4,967.69m2
階数:地上2階
構造:鉄骨造
工期:2017年12月 〜 2020年1月

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁1

樹脂モルタル仕上げ t=3.0 吸水防止剤塗布 特殊粉末樹脂入り既調合セメント系下地調整材 t=5.0

外装・壁外壁2

押出成形セメント板 t=60 フラットパネル 縦張り 研削素地吸水防止剤仕様

外装・屋根屋根

高耐候性塩ビシート t=1.2[機械的固定方法]、イソシアーヌレートボード t=50(元旦ビューティ工業)

内装・床1階床

コンクリート金ゴテ 浸透性表面強化剤 シールハード(ウィルビー)

内装・床曲線大階段

コンクリート研ぎ出し 大谷石骨材(テラサキ)

内装・壁1階壁

PB t=9.5+12.5 EP

内装・天井1階天井

軽量鉄骨天井下地 素地 現し 一部 ガラスクロス巻きグラスウール t=50

内装・床2階床

タイルカーペット t=8.0(東リ)

内装・壁2階壁

PB t=9.5+12.5 EP

内装・天井2階天井

単板積層材LVL t=15[準不燃加工] OSUC(キーテック)

内装・建具オリジナルカーテン

(川島織物セルコン)(トーソー)

内装・造作家具造作家具

放射状本棚(天童木工)
製作家具(岡村製作所)
スチール本棚(日本ファイリング)
集密書架(金剛)

内装・その他製作サイン

(E&F DESIGN)(カンコー)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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サムネイル:吉岡徳仁によるカルテルのインスタレーション
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2021.01.13 Wed 06:54
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    2021.01.13 Wed 19:26
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    中村竜治建築設計事務所による、兵庫の「神戸市役所1号館1階市民ロビー改装」
    photo©阿野太一

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    日程
    2021年1月29日(金)
    architecture|exhibition|feature
    リノベーション神戸中村竜治兵庫阿野太一行政施設図面あり建材(内装・家具)ムラヤマアートワークスシェアウッズ
    中村竜治建築設計事務所による、兵庫の「神戸市役所1号館1階市民ロビー改装」 photo©阿野太一
    中村竜治建築設計事務所による、兵庫の「神戸市役所1号館1階市民ロビー改装」 photo©中村竜治
    中村竜治建築設計事務所による、兵庫の「神戸市役所1号館1階市民ロビー改装」 photo©中村竜治

    中村竜治建築設計事務所が設計した、兵庫・神戸市の「神戸市役所1号館1階市民ロビー改装」です。
    また、2021年1月29日に、中村も参加する、こちらの空間をテーマにしたオンライントークセッションが開催されます(詳細は末尾に掲載します)。

    神戸市役所の市民ロビーの改装である。待合、打合せ、休憩、喫茶席などの機能をもつ。大きな庁舎のほんの一部の改装ではあるが、意欲的で丁寧なコンペが行われ出来上がった。

    建築家によるテキストより

    ロビーは閉じた部屋ではなくエントランスホールなど他の空間とずるずるとつながっている上、あまり傷んでもいなかったため、建物には手をつけず、機能的にどうしても必要となる家具(椅子と机)の集合によって、輪郭が曖昧な場所をつくるのが良いのではないかと考えた。

    建築家によるテキストより

    水面に漂う木の葉の様に、床から一定の高さに浮いた木製の板が、くっ付いたり離れたりしながら不均質に散らばっているような状態を思い描いた。座板あるいは天板の高さを同じにし椅子と机の区別をなくし、平面形を長方形と楕円形の中間ぐらいの角のない形にし方向性を曖昧にした。茶屋の縁台のように、ベンチのようでもありテーブルのようでもあるこの家具をベンチテーブルと呼ぶことにした。使う人の状況や解釈次第で椅子にも机にもなり、使う人の創造力を掻き立てる。

    建築家によるテキストより
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    リノベーション神戸中村竜治兵庫阿野太一行政施設図面あり建材(内装・家具)ムラヤマアートワークスシェアウッズ
    2021.01.13 Wed 17:37
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    現在、働き方がどんどん加速していく中で、
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    これが我々のミッションです、

    我々の特徴はチームで仕事をする意識がとにかく強い!ということ。
    現在のコロナ禍においても即テレワークに切り替えました。

    その中で出た課題も多くありますが、即、議論し改善を繰り替えしより良く働ける場を考える会社です。

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    年齢性別など関係ありません。
    ポストもがら空きです。

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    2021.01.13 Wed 16:40
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    フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、北海道・磯谷郡の住宅「森の中の家」
    photos©Florian Busch Architects

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    北海道フロリアン・ブッシュ図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)オーク構造設計脇坂工務店
    フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、北海道・磯谷郡の住宅「森の中の家」 photos©Florian Busch Architects
    フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、北海道・磯谷郡の住宅「森の中の家」 photos©Florian Busch Architects

    フロリアン・ブッシュ建築設計事務所が設計した、北海道・磯谷郡の住宅「森の中の家」です。

    同プロジェクトは約3ヘクタールの手つかずの森から始まった。

    建築家によるテキストより

    この敷地は一辺160メートルのほぼ完璧な正方形で、背の高い松の木が茂っている。敷地周辺の土地が盛り上がっており、近づいても外からの視線は遮られる。唯一のアクセスは、何年も前に敷かれた、一段下がった場所に走る北側の境界線に沿った小さな道だ。
この「小山」を乗り越えると、樹木に囲まれた敷地に入る。緩やかな下り斜面が南に向かって100メートルほど続き、急な坂道に差し掛かる手前で南側境界に突き当たる。中程に、西側境界に向かって拓けた空き地がある。

    建築家によるテキストより

    建物は水平方向に枝分かれする。家の中を歩けば、森の中を散策しているような錯覚に陥る。目前の森から彼方の森へ。森はここで、手に取って触れられる存在であると同時に遠い背景でもある。
枝分かれした先は、切り取られ、開かれている。枝の先に向かって進むにつれ森へと誘い込まれる。壁によって内と外が分けられ、家によって守られているという物理的な安心感とは裏腹に、森に向かって開かれた窓を通して森との関わりが凝縮され、鮮明になる。我々は森の中に座っている。
家の背骨とも言える中心部では、先端部での凝縮された景色に代わり、瞬時に多面的景色を見ることが出来る。様々な森の景色を取り込んだこの家の中では、この森に初めて足を踏み入れた時の体験がいつも存在している。

    建築家によるテキストより
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    北海道フロリアン・ブッシュ図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)オーク構造設計脇坂工務店
    2021.01.13 Wed 14:41
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    杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第8回「ブレゲンツ再考 / 光の霧」

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    architecture|feature
    杉山幸一郎ピーター・ズントー論考For The Architectural Innocent
    杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第8回「ブレゲンツ再考 / 光の霧」

     
    ※このエッセイは、杉山幸一郎個人の見解を記すもので、ピーター・ズントー事務所のオフィシャルブログという位置づけではありません。

     


     
    ブレゲンツ再考 / 光の霧

    text:杉山幸一郎

    以下の写真はクリックで拡大します

    杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第8回「ブレゲンツ再考 / 光の霧」 photo©杉山幸一郎

    ブレゲンツ美術館(1997年竣工)に初めて訪れたのは今から10年も前のこと。
    実を言えば当時、ガラスに包まれた外観とそのすべすべとした質感を見て、«なんだか古い»という第一印象を持ちました。

    乳白ガラスに包まれた建物。展示空間のガラス天井とテカテカしたその支持金具。それらがどういうわけか、少し古めかしく思えたのです。
    僕が初めて訪れた2010年頃には、同じように乳白ないし曇りガラスでファサードを形成している建築が多かったから、見慣れすぎていたからゆえの印象だったのかもしれません。

    そんなブレゲンツ美術館へは、僕の住んでいるスイスのクール市から電車で1時間半ほど。また、展示内容がいつも興味をそそられることもあって、それから何度も訪れています。

    そうやって建築をある程度の時間スパンを通して何度も経験していくと、自身の建築の捉え方にも変化が起きてきます、そして、はじめに抱いていた印象はどんどん書き換えられていく。つまり過去は現在によって常に上書き更新されながら、新たな発見と認識をしていくことになるのです。

     
    話は少しそれますが、ズントー事務所に送られてくるポートフォリオでは、よく見かける建築タイプがいくつかあります。

    そのタイプの一つが、木造軸組で仮設構築物のようなものを作り、Zinc Mine Museumのように機能の入った空間(box)を挿入しているもの、またはWitch Trial Memorialのように一直線の細長い空間を作り上げたものです。

    そして、ブレゲンツ美術館に見られるような乳白(ないし曇り)ガラスのファサードで光を吸収、拡散することで室内に柔らかな光を取り込むことを意図したタイプがあります。

    いずれのタイプもシンプルでありながら、設計者の意図が建築の形にダイレクトに現れてくるのでインパクトがあり、構法や機能がユニークでわかりやすく、理解しやすいデザインであると言えます。

    ただ、ここで単に、これらの建築タイプをズントー建築のオマージュと言って片付けてはいけません。そもそもこうしたタイプは全く新しく創造されたものではない。少しでも歴史を振り返れば、既に存在していたものだと思うのです。
    ズントーが日常的に見つけることのできる形式をごく自然に取り出して、洗練させた状態で実現させた結果、ユニークな建築として多くの人のインスピレーションを喚起している、と言えるのではないでしょうか。

    ズントー建築は一見、それぞれの国や文化が持つ建築史の延長線上とは少し離れたところに、孤高の島としてあるようにも思われがちです。
    しかしよく考えてみれば、(ヨーロッパ)建築の歴史というやや格式ばったものではなく、身の回りに既に存在していた事柄の上に作り上げられている。
    それをズントー自身が意図しているか否かにかかわらず、多くの人に共感される«強さ»になっていると僕は捉えています。

     
    今回は、その“わかりやすい”ブレゲンツ美術館の形式を噛み砕いて、僕が今考えるその建築を(設計者であるズントーの意図も含めながら)、いくつかの建築的特徴を拾いながら再考していきたいと思います。

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    杉山幸一郎ピーター・ズントー論考For The Architectural Innocent
    2021.01.13 Wed 07:50
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