SHARE ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「描くツール」
ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「描くツール」 が公開されています。
ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「描くツール」 が公開されています。
芦沢啓治が代表を務める石巻工房の展覧会「『十』石巻工房の十年展」の会場写真です。震災直後(2011年6月)に発足した工房の10年間の軌跡とクリエーションを紹介しています。会期は2021年8月6日まで(事前予約制)。会場は東京都港区西麻のKarimoku Commons Tokyo。
2011 年に甚大な被害を及ぼした東日本大震災から10 年が経ちました。石巻工房は市民のための公共工房として同年6月に発足し、震災後の復旧・復興、そして地域のクリエイティブのための活動を続けてきました。
現在では” Made in Local プロジェクト” としては、現在イギリス、アメリカ、中国など、国境を超え、世界の10を超える地域で石巻工房の商品がつくられています。
本展では、石巻工房の10 年間の軌跡についての展示と共に、石巻工房の家具でリビングスペースをしつらえ、石巻工房のクリエーションを体感していただけます。
御手洗龍建築設計事務所が設計した、ウインドウディスプレイ「HERMÈS IN MOTION 伊勢丹新宿店メンズ館ウィンドウ GROUND CAVE」です。この作品は2021年8月31日まで閲覧可能です。
エルメス・テンポラリーストア「HERMÈS IN MOTION」が伊勢丹新宿店にてオープン致しました。エルメスの絶え間ない「躍動」を、馬の特徴的な走り方(WALK、TROT、CANTER、GALLOP)を元にそれぞれ空間化しています。全4店舗のうちまずは2店舗がオープンとなり、メンズ館ではウィンドウもデザインしております。
このウィンドウでは4つの店舗と同様に、馬の脚の動きを空間化することで、動的且つ発見的な場を立ち上げ、そこにNarrative (物語)を編み込もうと考えました。
馬の脚の動きから抽出した二つの図形同士を直線で繋いでいくと、立体的なサーフェースが立ち上がります。こうして生まれた洞窟のような空間は、視点が変わる度に内部の見え方がダイナミックに変化していきます。また3Dデータを用いて削り出される硬質発泡ウレタンフォームの表面に、筋状に風化した岩肌の表情を重ねていくことで、さらに奥行きの感じられるものを目指しました。
アラキ+ササキアーキテクツが設計した、神奈川・川崎市の「くすのきほいくえん」です。この敷地環境における保育園のあり方に丁寧に向き合い設計された建築です。
保育園が迷惑施設扱いされるようになって久しい。近隣住民の反対により計画が頓挫することも珍しくない。
残念なことであるが、社会問題として捉える前に、一設計者としてこの保育園のあり方に向き合うこととし、同じ子どもの声でも、騒音ではなく、愛くるしいものに感じられるような建物を目指した。
当敷地は、数件の戸建住宅が並ぶ私道に接道する。向かいには5階建のマンションが建っている。
木造3階建の当建物は、周辺の住宅群から突出した印象にならないように、3階より上の外壁は屋根材で仕上げる。また、耐火構造の仕様規定により壁や柱に強化石膏ボード21mm両面2枚張りが必要となるが、重々しい印象にならないように、外壁サイディングの正面と側面で色を変え、薄いパネルをパタパタと組み立てて作ったような軽い見え方となるようにした。
内部は子どもの居場所の集積として設計している。
北海道下川町のトドマツを使った柔らかい下見板の腰壁で囲まれた各階の保育スペースには、収納を兼ねた「小さな居場所」をつくる。また、階段室には本棚と座れる窓台を設け、子どもたちが階段や窓辺に座って本を読んだり聞いたりできる「集まる居場所」をつくっている。小さな居場所と集まる居場所を複数箇所設けることで、子どもたちがそれぞれに好む過ごし方を選択することができる。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/6/7-6/13)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
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