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ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる
photo©Roman Keller

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architecture|feature
スイス事務所チューリッヒ保存関連ギゴン&ゴヤー図面あり
ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる photo©Roman Keller
ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる photo©Roman Keller
ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる photo©Roman Keller
ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる photo©Roman Keller

ギゴン / ゴヤーが設計した、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」です。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われました。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

ローザウ・オフィスビル、チューリッヒ、スイス
ヴィラ・ローザウの改修、チューリッヒ、スイス、

ゴッタルド通りとクラリデン通りの角、トンハレの向かいに建つL字型の新しいオフィスビルは、クラリデン通り沿いの外周ブロックの構造に組み込まれ、湖に向かって幅が細くなっています。ヴィラ・ローザウとその周辺の庭園は、歴史的な構想に忠実です。緑地は、シャンツェングラーベン運河の反対側にあるホテル・バウル・オ・ラックの公園と双子の庭園を形成しています。新館はこの2つの庭園の西の端にあり、その美しい木々はビュルクリプラッツ広場に面しています。

チューリッヒ湖畔のヴィラ・ローザウとホテル・バウル・オ・ラックの公園は、チューリッヒの拡張の歴史を物語る重要な証人となっています。庭園はヴィラと新しい建物を取り囲むように流れており、外周部のブロック開発と公園内の独立したヴィラが一貫したアンサンブルを形成しています。建築と有機的な庭のデザインが融合することで、緑地が異なるゾーンに構成されていることも強調されています。

ローザウ・オフィスビル
5階建ての新しいビルは、国際的な再保険会社のために一流のロケーションを提供します。メインアクセスはクラリデン通りで、1階には広々としたエントランスホールとスタッフレストラン、会議室があります。地上4階にはオープンプランのオフィスがあり、3つの大きな階段で結ばれています。最上階はセットバックしており、両側に十分なテラスを設けています。南端のボードルームからは、湖を見渡すことができます。車寄せは1階と2階を分け、道路から庭への視線を確保しています。通りの角には、パブリックバーとグリルがあります。地下駐車場はゴッタルド通りからアクセスでき、上階には転貸可能なオフィスがあります。シャンツェングラーベンに面した棟の上階には、2戸のアパートメントがあります。構造は、中央に配置されたコンクリートのサーキュレーションコアで支えられた、埋め込み式の柱によるスケルトンフレームです。建築用ブロンズの垂直方向と水平方向のプロファイルが、さまざまなリズムでファサードを構成しています。これは、庭園を囲む既存の錬鉄製のフェンスを、より大きなスケールで、より幾何学的な規則性をもって取り入れたものです。

ヴィラ・ローザウの改修
新社屋プロジェクトの過程で、ヴィラ・ローザウは全面的に改修されました。この歴史的な別荘は、1844年から45年にかけて建築家フェルディナント・シュタドラー(Ferdinand Stadler)によって住宅用として建設されたものです。以前の改築で元の建物の大部分が失われたため、建物の外壁に保存のために努力が集中されました。外壁は徹底的に改修され、ところどころで元の状態に戻されました。さらに、建物には新しい構造基盤が与えられ、かつての空間配置はゼロから作り直されました。この別荘にはクラブ・バウル・オ・ラックがあり、1階はセミパブリックバーとレストラン、2階は会議室、暖炉ラウンジ、オフィスから構成されています。


以下の写真はクリックで拡大します

ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる photo©Roman Keller
ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる photo©Roman Keller
ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる photo©Roman Keller
ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる photo©Roman Keller
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以下、建築家によるテキストです。


Rosau Office Building, Zurich, Switzerland
Refurbishment of Villa Rosau, Zurich, Switzerland

The new L-shaped office building opposite the Tonhalle on the corner of Gotthardstrasse and Claridenstrasse is integrated into the perimeter block structure along Claridenstrasse and tapers in width towards the lake. Villa Rosau and its surrounding gardens remain true to their historical conception. The green area forms a twin garden with the park of the Hotel Baur au Lac on the opposite side of the Schanzengraben canal. The newbuild marks the westerly end of the two gardens, whose beautiful trees border the public square Bürkliplatz.

The parks of Villa Rosau and Hotel Baur au Lac on Lake Zurich bear important witness to the history of the city’s expansion. The gardens flow around the villa and the new building so that the perimeter block development and the freestanding villa in the park form a coherent ensemble. The convergence of architectural and organic garden design also reinforces the organization of the green space into different zones.

New Rosau Office Building
The new five-storey building provides a prestigious location for an international reinsurance company. Main access is from Claridenstrasse, with a spacious entrance hall and staff restaurant, as well as conference rooms on the ground floor. The four floors above house open plan offices, which are connected by three major staircases. The top floor is set back, creating ample terraces on both sides. At the southern end, the boardroom offers vistas across the lake. The vehicle access divides the ground floor into two separate areas and grants a view from the street to the garden. A public bar and grill are situated at the street corner. The underground parking is accessed from Gotthardstrasse, as are further offices that can be sublet on the upper floors. The upper floors of the wing facing Schanzengraben accommodate two apartments. The structure is a skeleton frame with recessed columns, braced by centrally located concrete circulation cores. Vertical and horizontal profiles of architectural bronze arranged in varying rhythms articulate the façade. They take up, on a larger scale and with greater geometric regularity, the existing ornamental wrought-iron fences surrounding the gardens.

Refurbishment of Villa Rosau
In the course of the project for the new office building, Villa Rosau was completely refurbished. The historical villa was constructed by the architect Ferdinand Stadler in 1844/45 for residential use. As most of its original substance was lost during previous remodelling, conservation efforts were concentrated on the building envelope. It was thoroughly renovated and in places restored to original condition. Furthermore, the building received a new structural foundation, while the former spatial arrangement was rebuilt from scratch. The villa houses the Club Baur au Lac and comprises a semi-public bar and restaurant on the ground floor with meeting rooms, a fireplace lounge and offices on the upper floors.

■建築概要

Rosau Office Building, Zurich
Address: Claridenstrasse 4, 6, 14
Glärnischstrasse 6, 8, 10
CH – 8002 Zürich
Spatial Programme: Office building with 420 workingplaces, staff restaurant, meeting rooms, gastronomie, two apartments, underground parking
Commission: 2008
Planning/Construction: 2008 – 2020
Start of Construction: 05/2016
Gross Floor Area (SIA 416): 17‘810 m2
Client for Basic Fit-out: Villa Rosau AG, Zurich
Client’s Representative: Conarenco AG, Zurich
Client tenant fit-out: Scor Switzerland AG, Zurich
Client’s Representative (tenant fi-out): EBP Schweiz AG, Zurich Planning/Construction:
ARGE Rosau: Gigon/Guyer and b+p baurealisation ag, Zurich
Architecture: Annette Gigon / Mike Guyer, Architects, Zurich
Collaborators:
Planning/ Construction Office Building 2010 – 2020: Christian Maggioni (Team Manager from 11/2012), Mathias Rösner (Project Manager from 2011), Michael Winklmann (Team Manager until 10/2012), Martin Bischofberger (Project Manager until 2010), Marco Cristuzzi, Franzis Gericks, Lilla Kis, Lisa Menje, Roman Vetterli, Rodrigo Jorge, Christoph Lay, Milica Brockmann, Christoph Dober, Brigitte Rüdel, Griet Aesaert
Planning Residential/Office Buiding 2008 – 2009:
Michael Winklmann (Team Manager), Christoph Justies (Project Manager), Mark Zjörjen, Christoph Dober, Cornelia Schmidt, Karin Schultze
Construction Manager: b+p baurealisation ag, Zurich
Landscape Architecture: Vogt Landschaftsarchitekten, Zurich
Structural Engineer: Locher Bauingenieure AG, Zurich
Electrical Engineer: IGB B. Graf AG, St. Gallen
Building Services Engineer: Gruenberg + Partner AG, Zurich
Building Physics Engineer: Kopitsis Bauphysik AG, Wohlen
Fire Engineer: Makiol+Wiederkehr, Beinwil am See
Façade Planning: gkp fassadentechnik ag, Aadorf
Building Automation: Jobst Willers Engineering AG, Zürich
Interior: Tenant fit-out Scor and Apartments: Gigon/Guyer Architekten, Zurich
Scor Furnishing: Ina Rinderknecht Interior Architecture AG, Erlenbach
Grill/Bar: Gigon/Guyer Architekten, Zurich and Atelier Zurich
Signage
(Gate, Villa Rosau):
Trix Wetter, Zurich
Photography: © Roman Keller, Zurich
───
Refurbishment of Villa Rosau, Zurich
Address: Claridenstrasse 10
CH – 8002 Zürich Switzerland
Programme: Club Baur-au-Lac, lounge, restaurant, kitchen, seminar rooms, offices
Commission: 2009
Planning/Construction: 2009 – 2020
Gross Floor Area (SIA 416): 2‘104 m2
Client for Basic Fit-out: Villa Rosau AG, Zurich
Client’s Representative: Conarenco AG, Zurich
Planning/Construction:ARGE Rosau:Gigon/Guyer and b+p baurealisation ag, Zurich
Architecture:Annette Gigon / Mike Guyer, Architects, Zurich
Collaborators: Christian Maggioni (Team Manager from 11/2012), Mathias Rösner, Michael Winklmann (Team Manager until 10/2012), Roman Vetterli, Martin Bischofberger, Christoph Dober,
Karla Pilz, Griet Aesaert, Daniel Friedmann
Construction Manager: b+p baurealisation ag, Zürich
Interior Design,Club Baur-au-Lac: Atelier Zürich GmbH, Zurich
Landscape Architecture: Vogt Landschaftsarchitekten, Zurich
Structural Engineer: Locher Bauingenieure AG, Zurich
Electrical Engineer: IGB B. Graf AG, St. Gallen
Building Services Engineer: Gruenberg + Partner AG, Zurich
Building Physics Engineer: Kopitsis Bauphysik AG, Wohlen
Fire Engineer: Makiol+Wiederkehr, Beinwil am See
Photography: © Roman Keller, Zurich

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    岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる、京都市の、設計者の自邸「森田邸」。将来的に“小商い”を行いたいとの要望に、建物をほぼ中央配置することで敷地内に“余白”を確保、平面計画にも将来を見越した空間を組み込む
    photo©笹の倉舎/笹倉洋平

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    建材(内装・天井)翔工務店アルクRenGREEN SPACE北添建築研究室STUDIO MONAKA建材(外装・その他)建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・壁)建材(外装・床)建材(内装・床)仲本兼一郎森田修平岡山泰士笹倉洋平京都住宅
    岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる、京都市の、設計者の自邸「森田邸」。将来的に“小商い”を行いたいとの要望に、建物をほぼ中央配置することで敷地内に“余白”を確保、平面計画にも将来を見越した空間を組み込む photo©笹の倉舎/笹倉洋平
    岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる、京都市の、設計者の自邸「森田邸」。将来的に“小商い”を行いたいとの要望に、建物をほぼ中央配置することで敷地内に“余白”を確保、平面計画にも将来を見越した空間を組み込む photo©笹の倉舎/笹倉洋平
    岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる、京都市の、設計者の自邸「森田邸」。将来的に“小商い”を行いたいとの要望に、建物をほぼ中央配置することで敷地内に“余白”を確保、平面計画にも将来を見越した空間を組み込む photo©笹の倉舎/笹倉洋平

    岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAが設計した、京都市の、設計者の自邸「森田邸」です。将来的に“小商い”を行いたいとの要望に、建物をほぼ中央配置することで敷地内に“余白”を確保、平面計画にも将来を見越した空間を組み込みました。

    京都市の北東部、比叡山の麓に建つ住宅で共同代表、森田の自邸である。



    求められたのは、必要最低限の諸室のみでただ唯一、将来的に小さなパン屋が出来るようにして欲しいということであった。
    
店舗併用住宅でもなく、単なる家でもない。そこに住む人たちが少しずつ、ゆっくりでも始められる「小商いの場」を設けること、少しの余白を建てる前から計画しておくことに向き合いながら、計画を進めていった。



    建築家によるテキストより

    約80坪と比較的ゆったりとした敷地に対して、建物を一方に寄せることはせず、敷地のほぼ中央の位置に配した。家を取り囲むように出来た外部空間には、南側に駐車スペース、南西部にまたがるように庭を設け、その間をすり抜けていくようにアプローチを配置した。元ある木々たちは生き生きと植わり、道を行き交う人たちとの距離感を絶妙に調整してくれていたので、それらを活かし、新たに設けた樹木と掛け合わせることでこの家の顔として設えた。北側は境界から建物を3mほど離し、小さなパン小屋を建てる余白とした。いわゆるこの家の「小商いの場」である。

    建築家によるテキストより

    

建物は、非常にシンプルな構成としている。

    家の中央に1階水廻り、2階寝室のコアを配置し、その周囲に玄関、LDK、将来パン屋厨房、和室としている。和室上部にのみバルコニーとしているが、その他の上部は全て吹抜けとし、切妻ボリュームの中に四角いコアが挿入されている形としている。1階コア部分の周囲はぐるりと回遊出来る計画とし、将来小商いを始めたときの使い方も想定している。


    建築家によるテキストより
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    建材(内装・天井)翔工務店アルクRenGREEN SPACE北添建築研究室STUDIO MONAKA建材(外装・その他)建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・壁)建材(外装・床)建材(内装・床)仲本兼一郎森田修平岡山泰士笹倉洋平京都住宅
    2021.12.24 Fri 15:35
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    TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図
    photo©太田拓実

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    architecture|feature
    宮城事務所TAKT PROJECT仙台太田拓実吉泉聡建材(内装・家具)建材(内装・その他)建材(内装・植栽)建材(内装・造作家具)
    TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
    TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
    TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
    TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実

    TAKT PROJECTが設計した、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」です。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことが意図されました。

    東京のスタジオはそのままに、仙台にサテライトラボをつくった。
    打ち合わせやバックオフィス業務のためではなく、「つくり」そして「考える」事に専念し、未知の「何か」にアプローチするための空間である。

    建築家によるテキストより

    天井を見上げ、木目の柄やシミを”顔”や”雲”に見立てた幼い頃の記憶のように…、
    それぞれの想像を誘うような状況を空間に求めることはできるだろうか?
    それは、一般的なオフィスが期待する「予定」された目的のための空間とは異なる。
    そこにある設えの目的の外側にある「何か」に誘い、人が抱く予定調和の思考から、しばし脱線させるきっかけに溢れた空間である。

    建築家によるテキストより

    そのような仮説から、限りなく「素」なオブジェクトを、天井のシミの如く空間に配置する構成とした。
    全てのオブジェクトは一見素な状態ではあるが、例えばテーブル、棚、椅子のように、しっかりと目的を持っている。
    しかし、素材への手の介入を最小限にすることで、それらが単なる素材なのか?目的を持った物なのか?その境界線上にゆらゆらと存在するような状態を作り出している。
    そんな不安定な存在との対峙が想像の呼び水となり、天井を見上げ、様々な想いを馳せたあの頃の体験のように、それぞれの見立てを引き出していく。

    建築家によるテキストより
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    宮城事務所TAKT PROJECT仙台太田拓実吉泉聡建材(内装・家具)建材(内装・その他)建材(内装・植栽)建材(内装・造作家具)
    2021.12.24 Fri 08:56
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    【ap job更新】 BIG・隈研吾事務所出⾝の神⾕修平 率いる「カミヤアーキテクツ」が、社員および有給インターンを募集中

    ap job 【ap job更新】 BIG・隈研吾事務所出⾝の神⾕修平 率いる「カミヤアーキテクツ」が、社員および有給インターンを募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 BIG・隈研吾事務所出⾝の神⾕修平 率いる「カミヤアーキテクツ」が、社員および有給インターンを募集中
    【ap job更新】 BIG・隈研吾事務所出⾝の神⾕修平 率いる「カミヤアーキテクツ」が、社員および有給インターンを募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    BIG・隈研吾事務所出身の神谷修平 率いる「カミヤアーキテクツ」の、社員および有給インターン募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    0 はじめに
    CHANGE YOUR LIFE BY DESIGN!
    都心の真ん中の明るくクリエイティブな環境で、人生の新たな一歩を一緒に踏み出しましょう!KAでは会社の成長に伴い新たなパートナーを募集しています。

    ■働き方と建築デザイン
    「人材・ヒューマンリソースがクリエイティブ組織の唯一であり最高の武器」
    とはKA代表・神谷が師であるビヤルケインゲルスbjarke ingels (1974-)から、デンマークでの修行時代に教えられたことです。KAでは、デザインチームと労務、管理チームが有機的にコミュニケーションをとりながら、働き方をデザインしています。

    ■学生の皆さんへ
    お仕事は、課題に真剣に向き合って頑張っている人にとっては、大きな違いはありません怖がることはありません。
    実務とは、より大きな関係の輪の中で自分のパフォーマンスを発揮することです。
    ヨーロッパで経験を積んで見てきたからこそわかる欧米との圧倒的な学生のレベル差を、日本にいながら短期間で埋めてあげたい、と神谷は感じています。

    ■中途採用希望者の方へ
    設計、デザインという職業は、自分がいる環境によっても大きくやりがいが変わってしまいます。
    新卒ではご縁のあった職場を選ぶことにしたと思いますが、そこが現在のあなたのポテンシャルを発揮するのにベストな場所であり続けるとは限りません。
    より充実した毎日を送るため、いままでの固定観念に縛られずプライベート、家族のありかた、仕事の仕方を自らデザインしていきましょう。

    1 KA(カミヤアーキテクツ)の重要視する価値
    ◼︎EDUCATION /SALARY(教育/給与)
    社員に対して、実務や社内イベントを通して個人適正に合った教育を提供し、より高いクリエイティビティ・生産性を育む。業界でも高水準で見通しの立ちやすい給与体系。

    ◼︎MENTAL AND PHYSICAL HEALTH (物心両面の健康)
    社員が心身ともに健康でいられる労務環境整備。オンとオフ両方の充実。キャリアアップかプライベートどちらを優先するかを選択可能な、フレキシブルな雇用契約。

    ◼︎GLOBAL(国際基準)
    日本から、世界に向けて発信できるデザインの創出。海外案件(欧米)と国内案件を同等に扱えるキャパシティ。日本と北欧ノルディックの高品質なデザインを融合させます。

    ◼︎DELIVARY(品質の高いサービス)
    顧客に対して、高い作業スピードと高品質なデザインサービスを提供する。

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    建築求人情報
    2021.12.24 Fri 08:10
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    2021.12.23Thu
    • 藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画
    • 【ap job更新】 “居心地が良く静けさのある空間”を心がける「遊空間設計室」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
    • ギゴン / ゴヤーによる、スイス・キュスナハトの集合住宅。1階に商業テナント上4層に住戸という構成で、施主の要望に応える突き出たバルコニーを外観の特徴とする、旧建物のキャラクターを反映したアルミニウム波板ファサードの建築
    • スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く
    2021.12.25Sat
    • 【ap job更新】 設計事務所の出身者が集まる「創造系不動産」が、‟建築と不動産のあいだを追究する”新たなメンバー(建築不動産コンサルタント)を募集中
    • エットレ・ソットサスの、ポンピドー・センターでの回顧展「Ettore Sottsass, the magical object」の会場動画
    • 倉俣史朗が1988年に完成させた作品で、香港の美術館“M+”がコレクションした寿司店「きよ友」の移築過程を収録した動画。磯崎新など関係者のコメントも紹介される
    • 松川昌平による講演「植物を育てるように建築を育てることは可能か?」の動画
    • リチャード・ロジャースが生前最後に行った講演の動画。2018年11月にArchitects not Architecture主催で行われたもので、建築ではなく自身について語られる内容

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