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岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す
photo©Nacasa & Partners

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architecture|feature
東京店舗ナカサ&パートナーズ岡田宰図面あり渋谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)2id Architects博展
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners

岡田宰 / 2id Architectsが設計した、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」です。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援が目指されました。店舗の紹介ページはこちら。

本計画は、誰でも簡単にネットショップが作成できるWebサービス「BASE(ベイス)」が運営するリアル店舗スペースの内装デザイン計画である。

建築家によるテキストより

「SHIBUYA BASE」は、2021年9月現在160万を超えるネットショップオーナーに対し、リアル店舗を持つ機会を提供する場として計画された。出店するネットショップは、取扱商品も違えば、客層、ブランドイメージは多種多様である。その上でどのネットショップが出店しても、展示がしやすく、お店の世界観を壊さない空間。かつ仮設的な空間ではなく、リアル店舗としての完成度も求められた。

建築家によるテキストより

『アノニマス × アイコニック』
匿名的であり、象徴的である空間。

これら相反する二つの要素を同居させることで、あらゆるネットショップに対応できるフレキシビリティーを保ちつつ、ただの仮設店舗やイベント出店ではできない、「リアルな店舗を持つ」という体験を「BASE」を利用してネットショップを運営している方に対して提供できないかと考えた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す photo©Nacasa & Partners
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す image©2id Architects
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・渋谷区の店舗「SHIBUYA BASE」。ネットショップ作成サービス利用者に実店舗の機会を提供する場で、多様な商品の陳列を想定し“匿名的”かつ“象徴的”な空間を意識し設計、リアルだからこその購買体験の支援を目指す image©2id Architects

以下、建築家によるテキストです。


本計画は、誰でも簡単にネットショップが作成できるWebサービス「BASE(ベイス)」が運営するリアル店舗スペースの内装デザイン計画である。

「SHIBUYA BASE」は、2021年9月現在160万を超えるネットショップオーナーに対し、リアル店舗を持つ機会を提供する場として計画された。出店するネットショップは、取扱商品も違えば、客層、ブランドイメージは多種多様である。その上でどのネットショップが出店しても、展示がしやすく、お店の世界観を壊さない空間。かつ仮設的な空間ではなく、リアル店舗としての完成度も求められた。

『アノニマス × アイコニック』
匿名的であり、象徴的である空間。

これら相反する二つの要素を同居させることで、あらゆるネットショップに対応できるフレキシビリティーを保ちつつ、ただの仮設店舗やイベント出店ではできない、「リアルな店舗を持つ」という体験を「BASE」を利用してネットショップを運営している方に対して提供できないかと考えた。

ゾーニングは、細長い区画に3つの機能「フードスペース」「物販スペース」「コミュニケーションスペース」を配置した。空間全体のマテリアルは、ニュートラルな白・ライトグレーを基調に、フラットなデザインとすることで、空間の匿名性を確保した。一方で、ルーバー状の壁面什器を、空間全体を繋げ店舗全体に大きく設置することで、リアル店舗としての象徴的な存在とした。また、壁面什器・可動什器ともに、誰でも簡単にディスプレイができる、自由で柔軟な什器システムとしてデザインした。

この店舗は「出店者の想いを支える、ヒト・モノ・ショップが繋がる空間」を目指している。

出店者は、渋谷の一等地にリアル店舗を持つことにワクワクするだろうし、同時にリアル店舗として成立させるために、どう空間を作り込めば良いのか不安になると思う。そういった出店者の想いを内装デザインを通して支えている。ネットショップの顧客(ファン)も、いつもはオンラインのみだった購買体験が、リアルの場で出来る喜び、出店者と直接交流ができる喜びが生まれるだろう。そういった喜びを、購買体験の記憶として残る場所にしたいと思っている。


「SHIBUYA BASE」は、通常の店舗とは少し違う、ネット店舗とリアル店舗のコミュケーションが混じり合う、新しい購買体験が出来る場所になっているのではないだろうか。

■建築概要

名称:SHIBUYA BASE
所在地:東京都渋谷
ディレクション:博展
内装設計:2id Architects / 岡田宰、荒井隆太郎
施⼯:博展
用途:店舗
延床面積:74.7㎡
竣工:2021年4月
撮影者:Nacasa & Partners

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

モルタル金コテ押さえ+防塵塗装

内装・壁壁

St 角パイプ [素地]
EP塗装

内装・天井天井

既存天井

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    2022.02.16 Wed 17:11
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    平居直設計スタジオによる、茨城・水戸市の店舗「JINS水戸元吉田店」。徒歩客も想定できるロードサイドの敷地に計画、周囲の高い建物との対比と環境を考慮し軒の低い片流れ屋根の外観を考案、加えて開口の操作を行い外部を反映した開放的な空間を目指す
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    平居直設計スタジオによる、茨城・水戸市の店舗「JINS水戸元吉田店」。徒歩客も想定できるロードサイドの敷地に計画、周囲の高い建物との対比と環境を考慮し軒の低い片流れ屋根の外観を考案、加えて開口の操作を行い外部を反映した開放的な空間を目指す photo©阿野太一,楠瀬友将

    平居直設計スタジオが設計した、茨城・水戸市の店舗「JINS水戸元吉田店」です。徒歩客も想定できるロードサイドの敷地に計画、周囲の高い建物との対比と環境を考慮し軒の低い片流れ屋根の外観を考案、加えて開口の操作を行い外部を反映した開放的な空間が目指されました。店舗の公式ページはこちら。

    敷地は大店立地法に基づいて計画された大規模商業エリアの一角に位置し、周囲には大型の店舗が立ち並ぶ。
    所謂ロードサイド店舗という括りにはなるが、通過交通が多い幹線道路沿いではないため、比較的ゆっくりとした車の動きや広大な青空駐車場からの徒歩客の絵が想像できる場所である。

    建築家によるテキストより

    周囲の店舗は平屋ながらも7,8m級の高さの建物が想定されるなかで、近接する建物に埋没せず、且つ上述のような車・人のスピードに寄り添うような形態として、片流れ屋根をベースにしたデザインとした。

    建築家によるテキストより

    片流れの妻面をファサードとし、ヒューマンなスケールに近づく水下側を店内への入口に、水上側に出てくる建物内外を貫通する大きな壁面は光や季節の移ろいを感じられるような面とした。ネットショップでもショッピングセンター内でもなく、ロードサイド店である存在意義の1つには、外部の環境を反映できる器であることと考えている。

    建築家によるテキストより
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    建材(外装・壁)伊藤智幸杉江崇Cloud10 designスギエタカシ建築研究所橋本一郎平居直緑演舎楠瀬友将エス・キューブ・アソシエイツ建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)茨城阿野太一店舗
    2022.02.16 Wed 16:35
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    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、パリの「ザ・アール・サー二・コレクション ミュージアムスペース」。18世紀築の歴史的建物内のギャラリー空間で、5千年以上の時間に及ぶコレクションを有する財団の為に設計、マニフェスト“未来の考古学”に基づいたリサーチにより“時空を超えた対話”を目指す
    photo©Takuji Shimmura

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    architecture|art|culture|feature
    リノベーション美術館・博物館田根剛図面ありAtelier Tsuyoshi Tane Architects
    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、パリの「ザ・アール・サー二・コレクション ミュージアムスペース」。18世紀築の歴史的建物内のギャラリー空間で、5千年以上の時間に及ぶコレクションを有する財団の為に設計、マニフェスト“未来の考古学”に基づいたリサーチにより“時空を超えた対話”を目指す photo©Takuji Shimmura
    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、パリの「ザ・アール・サー二・コレクション ミュージアムスペース」。18世紀築の歴史的建物内のギャラリー空間で、5千年以上の時間に及ぶコレクションを有する財団の為に設計、マニフェスト“未来の考古学”に基づいたリサーチにより“時空を超えた対話”を目指す photo©Takuji Shimmura
    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、パリの「ザ・アール・サー二・コレクション ミュージアムスペース」。18世紀築の歴史的建物内のギャラリー空間で、5千年以上の時間に及ぶコレクションを有する財団の為に設計、マニフェスト“未来の考古学”に基づいたリサーチにより“時空を超えた対話”を目指す photo©Takuji Shimmura
    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、パリの「ザ・アール・サー二・コレクション ミュージアムスペース」。18世紀築の歴史的建物内のギャラリー空間で、5千年以上の時間に及ぶコレクションを有する財団の為に設計、マニフェスト“未来の考古学”に基づいたリサーチにより“時空を超えた対話”を目指す photo©Takuji Shimmura

    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが設計した、フランス・パリの「ザ・アール・サー二・コレクション ミュージアムスペース」です。18世紀築の歴史的建物内“オテル・ドゥ・ラ・マリン”内のギャラリー空間で、5千年以上の時間に及ぶコレクションを有する財団の為に設計、マニフェスト“未来の考古学”に基づいたリサーチにより“時空を超えた対話”を目指しました。

    オテル・ドゥ・ラ・マリンは18世紀にルイ15世の命により、王室主任建築家であったアンジュ=ジャック・ガブリエルによって設計されました。パリの中心コンコルド広場の正面に位置しフランス王室のコレクションを保管するために建てられた歴史的建造物です。

    建築家によるテキストより

    ザ・アール・サー二・コレクションは、世界の多様な文明や文化、古代の神々、人類の知恵、自然への賛美など、5,000年以上の遠い時間に及ぶ世界最大級のコレクションを有しています。彼らは、「普遍的な美」と「21世紀の美術館」を融合させた新しいギャラリー空間の設計を、ATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architectsに委ねました。

    建築家によるテキストより

    ATTAのマニフェスト「未来の考古学」に基づき、リサーチはオテル・ドゥ・ラ・マリンの記憶の発掘から始まり、ヴェルサイユの床パターンやロカイユ様式の装飾など、歴史に埋もれた発明物語を掘り起こし、未来のアイデアへと変換していったのです。

    18世紀のフランスの歴史、古代人の創造物、21世紀と未来、それらを超越した記憶の重ね合わせによって、このプロジェクトのコンセプトはシームレスな「時空を超えた対話」となったのです。

    建築家によるテキストより
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    リノベーション美術館・博物館田根剛図面ありAtelier Tsuyoshi Tane Architects
    2022.02.16 Wed 06:50
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