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2022.3.05Sat
2022.3.04Fri
2022.3.06Sun
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化

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architecture|design|feature
プロダクトピーター・ズントー
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005

ピーター・ズントーによる家具コレクションです。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化しました。アーキテクチャーフォトでは全プロダクトを豊富な写真で紹介します。

Peter Zumthor collection はスイス人建築家ピーター ・ズントー及びアトリエ・ピーター・ズントーが半世紀以上を掛けて実現させてきた建築プロジェクトのためにデザインし、製作された家具を編集・再構成したものです。そして、日本の家具ブランドであるタイムアンドスタイルが日本の素材と製造技術で製作し、製品化した家具コレクションです。

ピーター ・ズントーは 、家具を建築の一部として製作しており、家具のみをデザインすることはなく、家具の製品化を目的としてデザインすることもありません。故に 、建築と家具の文脈を結びつけてデザインされた家具は 、ズントーの普遍的な建築の断片を切り取ったものでもあるのです。

アトリエ・ピーター・ズントーが手がける建築プロジェクトは設計のプロセスに膨大な時間とエネルギーが注がれ 、妥協を許すことなく進行されます。長いものであれば 10 年以上の歳月を費やしてデザインの考察を繰り返し、形状や構造 、素材の検討を行い、様々なスケールの模型で検証を重ねながら実現へと向かいます。こうした建築物のためにデザインされる家具もまた同様に 、一切の妥協もありません。

タイムアンドスタイルは日本の歴史と文化を背景とした伝統的な素材と技術を用い、Peter Zumthor collectionの家具を製作しました 。永きに渡り日本に受け継がれている伝統を生かしたものづくりは 、ピーター・ズントーが考える、長い時間軸に耐え得る本質的で普遍的な存在となる建築の創造と言う概念との親和性を持ちます。彼が生み出す建築は 、その土地の風景の一部となって遥か先の未来にも存在するように 、時間の概念を内包しています。Peter Zumthor collection もまた普遍的な存在となる未来のパーマネントコレクションと言えるのです。

カタログより

Valserliege – type 1

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ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege – type 1 -Chaise longue

Valserliege – type 2

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ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue + seat cushion2
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Valserliege- type 2 – Chaise longue + seat cushion
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Therme Vals / Vals, Switzerland / 1996

スイスの渓谷ヴァルスの石材を何層にも積み上げて作られた温泉施設「テルメ・ヴァルス」のためにデザインされたシェーズロングである。等間隔に並べられた木の積層材のフレームは 、人の体に馴染むように柔らかなカーブを描く。細身の金属脚は木のフレームを軽やかに持ち上げ、このシェーズロングに横たわると、まるで宙に浮いているような感覚を覚える。

オリジナルのフレームは木の積層材を使っているが、日本で製品化するにあたり、日本の伝統的な無垢材の曲木技術で製作することを試みた 。無垢材を高温で蒸してから金属の型に合わせて曲げる曲木加工は 、100年前から現在に至るまで変わらずに手作業で行われている。木を無駄にしないこの技術は 、現代の社会においてさらに重要な製法となっている。高温の窯から取り出した無垢材を木目に沿って曲げるのだが、蒸された木は窯から出すと5分ほどで硬くなるので、熟練の職人たちが息を合わせながら素早く金属の型にはめていく。そして型に固定されたまま乾燥された木材は 、初めからその形であったかのようなカーブを持つ。無垢の木材を使用することで、メンテナンスをしながら長く、大切に使い続けられるプロダクトになる。

カタログより

Serpentine table

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ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table – Garden table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table – Garden table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table – Garden table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table – Garden table
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table – Garden table

Serpentine stool

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ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table and Serpentine stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine stool – Garden stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine stool – Garden stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine stool – Garden stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine stool – Garden stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine table – Garden table and Serpentine stool – Garden stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine Gallery Pavilion / London, United Kingdom / 2011 photo©Giorgio De Vecchi
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine Gallery Pavilion / London, United Kingdom / 2011 photo©Giorgio De Vecchi
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine Gallery Pavilion / London, United Kingdom / 2011 photo©Giorgio De Vecchi
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Serpentine Gallery Pavilion / London, United Kingdom / 2011 photo©Giorgio De Vecchi

ロンドンにあるサーペンタイン・ギャラリーでは 、毎年世界的な建築家を招いて、期間限定のパビリオンが設営される。
2011年 、ピーター・ズントーがこのパビリオンの設計を依頼された際に 、建築に合わせてデザインしたのがこのテーブルとスツールである。

このプロダクトは 、過剰に加飾されることなく、作られるプロセスがそのままデザインの重要な要素となっている。テーブルの天板の端部は職人が 1枚ずつ絞り加工によって手作業で折り曲げており、これによって安全性を確保すると共に金属製のテーブルに柔らかな印象を与えている。3本の細い脚はワイヤーで束ねられ 、強度を保ちながらシンプルで明快な構成を表している。

溶融亜鉛メッキ仕上のコレクションは屋外でも使用可能で、スツールは折り畳んで収納ができる構造となっている。屋内の落ち着いた雰囲気にも合うように 、ステンレスのバイブレーション仕上げもバリエーションに加えた 。コンパクトなサイズにまとめられたテーブルとスツールの組合せは 、限られたスペースを有効に活用できる。

カタログより

Atelier Zumthor working table

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ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Round legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Round legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Round legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Round legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Round legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Square legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Square legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Square legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Square legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Atelier Zumthor working table (Square legs)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Peter Zumthor at New atelier / Haldenstein, Switzerland / 2015

スイスのハルデンシュタインにあるピーター ・ズントーの 2つのアトリエと自邸でも愛用されているこのテーブルは 、シンプルでミニマムに成立している。

無垢材を剥ぎ合わせた天板は最小限の意匠に留められ 、4本の無垢材の脚が天板を支えている。この形状は 、テーブルを思い浮かべた時に 、誰もがイメージする普遍的な構成でありながら、天板のサイズと厚み 、脚の位置 、素材と仕上げが美しくバランスを取りながら緊張感を生み 、特別な印象を作り出している。取り外しができる脚は 、丸脚と角脚のバリエーションを用意し、取り付けも非常にシンプルで、天板に脚をねじ込むだけで固定できる。

曖昧なものが一切ない明快な構成は 、素材を際立たせ、木そのものに触れているような感覚を覚える。製作は日本の家具産地である北海道・旭川にあるタイムアンドスタイルファクトリーにて、1 台ずつ職人が手作業で製作している。仕上げは木の風合いを感じられるタイムアンドスタイルオリジナルの鉄水仕上とビーズワックス仕上の2種類とした。

カタログより

Kolumba side table

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ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Kolumba side table (High)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Kolumba side table (High)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Kolumba side table (High)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Kolumba side table (Low)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Kolumba side table (Low)
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Kolumba / Cologne, Germany / 2007 photo©Rasmus Hjortshøj

聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館は 、既存の建築と新しい建築が見事に融合された美術館である。この美術館の読書室で使われているサイドテーブルを日本の素材と技術を用いて製作した。

古くから稲作が行われてきた日本では 、祭事に餅つきをして祝う文化が現代にも残っている。欅の丸太を削り出して作られる臼の製造技術を用いて、純粋な形をしたプロダクトを実現できないかと考えた。

1本の丸太から削り出されたテーブルの側面は欅の美しい木目を持ち、テーブルの天板は鮮やかなカラーで塗装されている。塗装は天板の縁で切り替わり、塗り重ねられた明快な色彩と圧倒的な存在感を持つ丸太の木目を対比させることで、モダンな印象を与えている。天板の鮮やかな 4色のカラーバリエーションは空間に彩りを与え、2種類のサイズバリエーションによってリズムを生む。

長い時間を生きてきた 1 本の木は 、家具として生まれ変わり、人々の生活の中で新しい時間を刻んでいく。時間を経ることで色が変わり、時にはヒビが入り、姿が変化していく様は 、原始的な自然の力強さを人々の感覚に訴えかけてくる。

カタログより

Damenhocker stool

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ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Damenhocker stool
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005
ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化Zumthor House / Haldenstein, Switzerland / 2005

スイスのハルデンシュタインにあるピーター・ズントーの自宅兼アトリエは 、1980 年代に建てられた木造アトリエのすぐ近くにある。この自宅の音楽室やアトリエ 、ピーター・ズントーが設計した貸別荘ライス・ハウスで使われている4本脚のスツールは 、シンプルで座り心地が良く、鮮やかなベロア生地で張られている。Damenhocker(女性のスツール)と名付けられたそのスツールは 、クラシックで洗練された雰囲気の中に優しさや可愛らしさ、さらには凛々しい佇まいを
持ち、1脚でも存在感があり、並べたりランダムに置いても成立する。

丸く削り出された木脚は地面に向かって細く絞られ 、柔らかく膨らんだ丸い座面を軽やかに持ち上げている。黒色の突板で仕上げられた座裏は脚の表情と対比させることで、座面との構成がより明確になる。

座面にはスイスのクリスチャン・フィッシュバッハ社の発色の良いベロア生地5色の中から空間に合わせて選ぶことができる。生地は座裏の木部にパイピングで留め、目に触れない部分も丁寧に仕上げている。

カタログより

また、ピーター・ズントーへのインタビュー動画も公開されています(こちらのページには日本語テキストでのインタビューが掲載)。

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サムネイル:長坂常+なかむらしゅうへいによる新作フラットテーブル
長坂常+なかむらしゅうへいによる新作フラットテーブル
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    長坂常 / スキーマ建築計画がHyundaiの為にデザインしたモバイルハウス「旅する住まい」をレポート。自動車の蓄電池から都市生活を持ちだすアイデアを構想、木と布を素材とし出来るだけ軽くつくり、気楽に出かけられる事も意図
    photo©architecturephoto

    SHARE 長坂常 / スキーマ建築計画がHyundaiの為にデザインしたモバイルハウス「旅する住まい」をレポート。自動車の蓄電池から都市生活を持ちだすアイデアを構想、木と布を素材とし出来るだけ軽くつくり、気楽に出かけられる事も意図

    architecture|design|exhibition|feature
    プロダクト長坂常スキーマ建築計画
    長坂常 / スキーマ建築計画がHyundaiの為にデザインしたモバイルハウス「旅する住まい」をレポート。自動車の蓄電池から都市生活を持ちだすアイデアを構想、木と布を素材とし出来るだけ軽くつくり、気楽に出かけられる事も意図IONIQ 5とモバイルハウス「旅する住まい」 photo©architecturephoto
    長坂常 / スキーマ建築計画がHyundaiの為にデザインしたモバイルハウス「旅する住まい」をレポート。自動車の蓄電池から都市生活を持ちだすアイデアを構想、木と布を素材とし出来るだけ軽くつくり、気楽に出かけられる事も意図 photo©architecturephoto
    長坂常 / スキーマ建築計画がHyundaiの為にデザインしたモバイルハウス「旅する住まい」をレポート。自動車の蓄電池から都市生活を持ちだすアイデアを構想、木と布を素材とし出来るだけ軽くつくり、気楽に出かけられる事も意図 photo©architecturephoto

    長坂常 / スキーマ建築計画がHyundaiの為にデザインしたモバイルハウス「旅する住まい」をレポートします。自動車の蓄電池から都市生活を持ちだすアイデアを構想、木と布を素材とし出来るだけ軽くつくり、気楽に出かけられる事も意図されました。東京・原宿のHyundai House Harajukuにて展示されています。長坂の展示の会期は2022年3月8日まで(同企画は別の建築家やデザイナー達により2022年5月28日まで続く)。

    こちらは会場レポートです

    建築家でスキーマ建築計画を主宰する長坂常と自動車メーカーHyundaiとコラボレーションしたモバイルハウス「旅する住まい」が公開中だ。この展示で、長坂はHyundaiのIONIQ 5で牽引するモバイルハウスをデザインした。

    長坂は、Hyundai のバッテリー式電気自動車IONIQ 5の特徴である2日分の蓄電池を保有していることが構想の出発点になっているのだと言う。蓄電池があれば、週末に都市生活をそのまま持ちだす事が出来ると考えこの作品を構想したのだ。

    そして、会場でも公開されているインタビューで語られているのだが、このモバイルハウスは、木で骨格をつくりナイロンの布地を張り、そこに薄く樹脂を塗布することで出来ている。より詳しく構法について聞くと、木製の骨格に、ナイロンの布地を水に浸透させて骨組みに張り、乾燥すると布地が縮んでピンと張れる水張りという方法を採用しているとのこと。それによって、たわみないが布の特徴でもある光の透過性、柔らかさ、軽さを実現させたのだそうだ。

    長坂は、出かけることの気軽さを実現するために、物理的な“軽さ”にもこだわったのだと説明する。
    実際にこのモバイルハウスを目の前にしても、非常に軽い構築物と言った印象を覚える。

    筆者が、この会場を訪れて実物を見て気づいたことは、このモバイルハウス「旅する住まい」がキャンプにおけるテントとキャンピングカーの中間に位置するような存在であるということだ。テントは折り畳みが出来てコンパクトに持ち運びが可能であるが、「旅する住まい」のような環境から守られている感覚はないだろう。またキャンピングカーには様々な設備が整っているが、「旅する住まい」のような軽さは持ち合わせていない。

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    プロダクト長坂常スキーマ建築計画
    2022.03.05 Sat 18:13
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    末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTO・ギャラリー間での建築展「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」
    photo©Shinkenchiku-sha

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    日程
    2022年6月8日(水)
    –
    9月11日(日)
    architecture|exhibition
    SUEP.TOTOギャラリー・間建築展末光弘和末光陽子
    末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTO・ギャラリー間での建築展「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」淡路島の住宅 兵庫県(2018年) photo©Shinkenchiku-sha

    末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTO・ギャラリー間での建築展「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」が開催されます。建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、自然環境の働きをシミュレーションして設計の起点とし、建築を媒介した資源の循環システムを構築する活動を行う設計事務所です。

    TOTOギャラリー・間では、末光弘和+末光陽子 / SUEP.(スープ)の展覧会「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」を開催します。

    SUEP.の特徴は、建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけようとする思想にあります。

    彼らは地勢、水脈、植生、生態系などに着目し、自然環境にある風・熱・水などの働きをシミュレーションして設計の起点とすることで、建築を媒介した資源の循環システムを構築しています。自然に対して建築が寛容なアプローチをすることで、自然の恵みを得るとともに、それが持続できる社会を目指しています。また建物の居住性能を上げるという機能面はもちろん、住まう人、使う人たち、地域の人たちが、その循環の一員として参加する喜びを分かち合えることも大切にしています。

    本展のタイトル「Harvest in Architecture」には、私たちが日々地球の恵みを受け取れることへの感謝と、それを継続するために行う努力への決意が込められています。展覧会では、彼らが行ってきたリサーチや検証と、それらがどのようなかたちで建築の循環システムに結実してきたかが明かされます。

    彼らの取り組みは、建築が地球とつながり、未来を拓くためのチャレンジの連続といえます。人間が地球の恵みを一方的に搾取するのではなく、自然との共生により豊かな恵みが続いていく、そのために建築家として果たすべき役割は何か。本展覧会を通して、彼らの思考と試行の全貌をご覧いただきます。
    (TOTOギャラリー・間)

    リリーステキストより
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    SUEP.TOTOギャラリー・間建築展末光弘和末光陽子
    2022.03.05 Sat 07:26
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    2022.3.04Fri
    • 【ap job更新】 坂茂建築設計が、インテリアデザイン専門スタッフ(契約社員・パート)を募集中
    • 中野晋治建築研究室による、福岡・福津市の住宅「川沿いの家」。海に近く川と道に挟まれた敷地に計画、周辺環境を調整できる柔軟な建築を目指し大型開き戸を考案、開閉により視線や通風等を制御でき住み手がその時々に必要な状態をつくる
    • 田中亮平 / G ARCHITECTS STUDIOによる、埼玉の住戸改修「アイランドキッチンの家」。コロナ禍で都心から近郊外にUターンし在宅勤務する施主で、既存の小割平面を繋げた上で用途に合わせ仕上げ等を様々に展開、中央にキッチンを計画し家族の“集まり住まう”を後押し
    • 隈研吾建築都市設計事務所による、スイス・ジュネーブの宿舎「Student dormitory Grand Morillon」の写真
    • 隈研吾建築都市設計事務所による、静岡・小山町の「足柄駅・足柄駅交流センター」の写真
    • ほか
    2022.3.06Sun
    • ドルテ・マンドラップに、計画を進めている「EXILMUSEUM」について聞いているインタビュー。ナチス政権の間に逃亡した人々の物語を伝える新しい博物館

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