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2022.4.01Fri
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AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる
photo©Syuheiinoue

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建材(内装・天井)梅村陽一郎上山悠二井上秀兵DISKいすみ古材研究所中村塗装工業所シャンティアートワークス泰有社建材(内装・建具)建材(内装・壁)建材(内装・床)神永侑子図面あり住戸神奈川横浜リノベーション
AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる photo©Syuheiinoue
AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる photo©Syuheiinoue
AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる photo©Syuheiinoue

梅村陽一郎+神永侑子 / AKINAI GARDEN STUDIOが設計した、神奈川・横浜市の、住戸改修「洞窟のある家」です。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくりました。

日常の暮らしに感動体験を持ち込んだ、「洞窟」のある家。
「暗がりと明るみ」が共存する、光環境の強弱あるダイナミックな心地よさを計画した。

建築家によるテキストより

日常の中の小さな感動を見過ごさない感性を養うような、刺激的な空間体験が家には必要ではないかと考えた。
そこで、リビングのように機能で呼ばれる部屋は無くして、既存の窓の無い部屋を最大化するように、空っぽで暗い、洞窟と呼ぶ不安定な「暗がり空間」を配置した。その周りを囲むのは正反対に、明るく家らしい設えの異なる3つの部屋である。この強弱ある4つの環境を行き来しながら、どこで働き、どこで食べ、どこでリラックスするか、自分の感性を能動的に活性化し滞在場所を選び取る「環境」としての住処を目指した。

建築家によるテキストより

この物件は築50年程の賃貸マンションの1室である。リフォームのような現状維持的改修ではなく、個人的な暮らしに対する意識から生まれるオリジナリティある空間へのアップデートが行われた。賃貸住宅であるにも関わらず、現状回復なしという不動産価値の定義を大きく揺るがす条件により生まれる個性あふれる住処は、持ち家を所有しない人でもより気軽に、「誰かの暮らし方」に触れ、自分らしい暮らしの本質とは何か考えるきっかけとなることに期待したい。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる photo©Syuheiinoue
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AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる image©梅村陽一郎+梅村侑子 / AKINAI GARDEN STUDIO
AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる image©梅村陽一郎+梅村侑子 / AKINAI GARDEN STUDIO

以下、建築家によるテキストです。


日常の暮らしに感動体験を持ち込んだ、「洞窟」のある家。
「暗がりと明るみ」が共存する、光環境の強弱あるダイナミックな心地よさを計画した。

2020年のコロナ禍において、家で働き、過ごす時間が半ば強制的に増えた。出勤という身にまとう環境をスイッチするきっかけがなくなると、日々団欒を重ねた居心地の良い家もどこか単調で物足りなく思える。改めて人間が生きていく「住処」の役割とは何か思考を巡らせた。 最高に楽しく仲間と笑い合う時間も、落ち込んで悲しい時間も、なんてことない日常こそ人生の時間の大半を占める、欠かせないエネルギーだ。

そんな日常の中の小さな感動を見過ごさない感性を養うような、刺激的な空間体験が家には必要ではないかと考えた。
そこで、リビングのように機能で呼ばれる部屋は無くして、既存の窓の無い部屋を最大化するように、空っぽで暗い、洞窟と呼ぶ不安定な「暗がり空間」を配置した。その周りを囲むのは正反対に、明るく家らしい設えの異なる3つの部屋である。この強弱ある4つの環境を行き来しながら、どこで働き、どこで食べ、どこでリラックスするか、自分の感性を能動的に活性化し滞在場所を選び取る「環境」としての住処を目指した。

また、この物件は築50年程の賃貸マンションの1室である。リフォームのような現状維持的改修ではなく、個人的な暮らしに対する意識から生まれるオリジナリティある空間へのアップデートが行われた。賃貸住宅であるにも関わらず、現状回復なしという不動産価値の定義を大きく揺るがす条件により生まれる個性あふれる住処は、持ち家を所有しない人でもより気軽に、「誰かの暮らし方」に触れ、自分らしい暮らしの本質とは何か考えるきっかけとなることに期待したい。

最後に、このプロジェクトでは建築的な価値説明に加え、人が使い始めてこそ発揮する住空間に流れる空気の質や時間価値など、体験的な実感を伝えたいと考えた。

竣工写真に含まれる、暮らしの時間を切り取ったスナップショットや、空間のコンセプトmovieを見て、竣工写真や図面、テキストだけでは捉えきれない総体的な空間の質を感じてもらえたら嬉しい。

■建築概要

所在地:神奈川県横浜市
用途:住居(賃貸マンションリノベーション)
クライアント:株式会社泰有社
施工:シャンティアートワークス
天板施工:中村塗装工業所
天板協働:いすみ古材研究所
延床面積:60.62㎡
設計期間:2021年11月~2021年3月
施工期間:2021年4月~2021年5月
MovieDir:YUJI KAMIYAMA
MovieSound:DISK
写真:Syuheiinoue

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床キッチン他床

オークフリーリング

内装・壁キッチン他壁

シルクプラスター(ヤマチコーポレーション)

内装・壁洞窟壁

ラワン合板の上WP

内装・天井洞窟天井

THE BLACK PAINT[イマジンウォールペイント]

内装・建具キッチン他

ラワン合板
ラワン積層合板

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2022.04.01 Fri 08:44
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    若年層向けのこれからの働き方とくらしの提案をテーマに、2020年秋に大阪府住宅供給公社が開催した第6回公開コンペにより選定された。

    2住戸を1住戸にする「ニコイチプロジェクト」として2プラン、45平米のリノベーション「リノベ45」として1プランが実現した。
    ニコイチプロジェクトでは2部屋を横に繋ぐ「ヨコニコイチ」、上下階を外階段でつなぐ「タテニコイチ」、リノベ45では庭と住戸を繋ぐ「リノベ45庭付き」を改修した(タテニコイチ・リノベ45庭付きの実現は初)。

    建築家によるテキストより

    過去のニコイチ入居者アンケートでは、部屋が広くて使い方がわからない、セカンドルームを使いこなせず自転車を置いている、という声があった。既存のプランは「田の字型」で生活の制約が強く、その改善のため広いLDKや余白を設けたことが、逆に想像が及ばず住みこなし方がわからない、ということだと思う。そこで田の字ならぬロの字プランを提案。45平米の住戸の中央にロの字の壁を建て、その内外でシーンを想定した。

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    建築家によるテキストより

    ロの字外は部屋の細分化に注目し、なるべく住み手が知っている寸法で部屋の用途を考えられるようにしたかった。この広さなら今は収納だけど、将来は机が入りそうだから子供の勉強部屋になるな、など想像のしやすさを意識した。ここ数年で働くと暮らすの関係が変わり、また今後も変わっていくであろうそのスタイルや家族関係に柔軟に対応できることが大切だ。

    建築家によるテキストより
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    1986年に創業した一級建築士事務所で、東京都新宿区のワークライフバランス推進認定企業です。

    2000年に日本では介護保険法が成立し、高齢化社会への対応を求められる時代に突入しました。2009年に弊社が開発した高齢者住宅のシステムが国土交通省『第1回 高齢者居住安定化モデル事業』にシステム選定され、高齢者住宅の開発、設計に特化する設計事務所としてスタイルを変化させ、現在は、BIMで設計した建物を引渡した実績も出てきています。

    2014年にサービス付き高齢者住宅・保育園を運営する学研ココファングループに参画。設計をはじめ省エネ法に関わる申請や計算、補助金申請の代行業務など、お客様のニーズにトータルでサポートしています。

    そこに住む方や関わるすべての人に誇りある人生の背景を提供できるよう、これまで培ってきたスキルとノウハウを活かし、取り組みを進めています。

    すべてのスタッフがワンフロアで顔を合わせ仲間を尊敬、尊重し、提案し、お互いの成長を願い、認めあう組織であることが私たちの強みで、建築士資格所有率は75%。スキルアップに適した環境です。全スタッフ数は35名で男女比は1:1。20歳代から60歳代まで幅広い年齢層のスタッフが活躍しています。

    提供する建築やサービスを通して「すべての人に幸せになってほしい」という裏方としての私たちの想いに共感し、ホスピタリティを追求し、また、設計の仕事を長く続けたいと考える仲間を募集します。

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