ツバメアーキテクツが設計した、東京の「目黒川沿いのクリニック」です。
川を見下ろす場にあるMRI検査施設の計画、立地を活かした開放性を目指して風景を取り込み外からの視点にも応える“川面の様に波打つ天井”を考案、全体も天井のリズムに合わせ都市と内装を結び付ける事が意図されました。
MRIの検査を行うクリニックの設計。
施主は目黒川沿いの空中階を選び、立地を活かした開放的なクリニックを要望した。
風景を取り込み、外を歩く人の視界に入ることも考え、川面のように波打つ天井をテーマにデザインを展開した。廊下もその天井のリズムに位置づくように全体をプランニングし、それぞれのヴォールトは検査室前の小さな居場所にも対応する。
川沿いの光が奥まで貫き、都市とインテリアを結びつけることを意識した。
以下の写真はクリックで拡大します
以下、建築家によるテキストです。
川面のような天井で桜並木や風景を映す
MRIの検査を行うクリニックの設計。
施主は目黒川沿いの空中階を選び、立地を活かした開放的なクリニックを要望した。
風景を取り込み、外を歩く人の視界に入ることも考え、川面のように波打つ天井をテーマにデザインを展開した。廊下もその天井のリズムに位置づくように全体をプランニングし、それぞれのヴォールトは検査室前の小さな居場所にも対応する。
川沿いの光が奥まで貫き、都市とインテリアを結びつけることを意識した。
■建築概要
所在地:東京都目黒区
用途:医療画像診断クリニック
施主:医療法人社団 LOCO(施設名称「LOCO SCAN」)
設計:千葉元生、山道拓人、西川日満里、櫻田康太 / ツバメアーキテクツ
協力:遠藤照明 林沙紀(照明シミュレーション)
施工:総合医建
延床面積:150.16㎡
竣工:2022年3月
写真:morinakayasuaki