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MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進

866.08MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進

architecture|feature
MVRDVオランダ図面あり集合住宅高層ビル
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Emmely van Mierlo
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Daria Scagliola
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Daria Scagliola
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Emmely van Mierlo

MVRDVが設計した、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅「グロティウス・タワーズ」です。
都市の中央駅前にある高さ100mを超える建築です。建築家による、頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供しています。また、居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進します。

こちらはリリーステキストの翻訳です

ハーグに新たな2つの王冠が誕生。MVRDVのグロティウス・タワーズは、印象的なスカイラインを形成し、中央駅周辺の高密度化を促進します

MVRDVがデベロッパーのプロヴァストのために設計した2つの住居タワーが、ハーグに完成しました。高さ120mと100mのグロティウス・タワーズは、中央駅からほど近いグロティウス広場に位置し、オランダ王立図書館と並んでいます。このタワーは、アパートメントを積み重ねた印象的な王冠を持ち、公共交通機関のハブが目の前にある街のまさに中心部に、手頃な価格の賃貸住宅を提供します。655戸のうち、114戸がソーシャル賃貸、295戸がミッドマーケット向け賃貸となっています。

グロティウス・タワーズの最上階は、セットバックとテラスのあるランドスケープへと伸びています。このタワーは遠くからでも見ることができ、ハーグのスカイラインに人目を引く新たなアクセントを加えています。面積の隅々まで賢く使わなければならないこの地域で、MVRDVは延べ床面積61,800㎡の2棟の集合住宅を設計しました。タワーの建築面積を巧みに配置することで、デザインチームは、通りを維持しながら新しい広場を作り出し、新しい視点から見た際に微妙に形が変わって見える2棟の建物を開発することに成功したのです。

この設計では、タワーの最上部に特に注意を払いました。最上部を非対称に「崩す」ことで、南側が北側よりも多く、テラスが積み重なったような特徴的な景観を生み出しています。また、テラスとファサードにサステナブルな竹の複合材を使用し、色と素材を変えることで、王冠にさらなるアクセントを与えています。また、タワーの基部には、上層部がベージュ、下層部がアンスラサイトグレーと色のグラデーションがなされており、地上へのソフトランディングを実現しています。

グロティウス・タワーのアパートメントは、家賃も広さもさまざまですが、最も小さな角部屋でも、各部屋に実現された大きな窓から美しい景色を眺めることができます。居住者一人ひとりに、屋外スペースが与えられています。上層部では、居住者はクラウンのテラスに出ることができ、タワーの他の部分では一部が突出し、また一部がロッジアとしてアパートメントにセットバックするバルコニーになっています。

MVRDVの設立パートナーであるヴィニー・マースは言います。
「このデザインによって、すでに賑やかなこのエリアに新しい空間を作り出しました」
「タワーは細く見えますが、大きな床面積を持ち、様々な住宅が混在しています。最上部の “ヴィレッジ”は、文字通りこのデザインの頂点に位置しています。眺望だけでなく、このテラスの積み重ねによって、居住者同士が簡単に出会えるようになります。まるで1階に住んでいるかのように、気軽にワインや食事に誘い合うことができるのです。」

天然石とサステナブルな複合竹を使ったファサード、ガスを使わない住宅、約1500台の駐輪場(自動車用244台のほかに)など、グロティウス・タワーズはサステナビリティにも配慮しています。設計にあたっては、断熱材や熱回収システムなど、エネルギー効率に配慮しています。また、タワーは賃貸住宅だけでなく、1階にはレストランやカフェ、サービスなどさまざまな施設がある多機能なものです。また、居住者専用のアプリを開発し、スポーツや食事の約束など、居住者同士が連絡を取り合うことで、社会的な結束を高めることができます。

この2つのタワーは、ハーグ中央駅の東側に位置する地域の再開発の出発点となります。ユトレヒトセバンの高速道路を部分的に覆い、ベズイデンホウト地区方面へ歩行者専用道路を延長する予定です。グロティウス・タワーズは、この地域の公共空間に新たな次元を与え、ハーグのこの地域におけるさらなる高密度化と緑化のスタートとなるものです。


以下の写真はクリックで拡大します

MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Emmely van Mierlo
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Daria Scagliola
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Daria Scagliola
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Daria Scagliola
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MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Daria Scagliola
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MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Daria Scagliola
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Emmely van Mierlo
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 photo©Emmely van Mierlo
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進タワー1の基準階平面図 image©MVRDV
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進タワー2の基準階平面図 image©MVRDV
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進タワー2のソーシャルハウジング部分の平面図 image©MVRDV
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進住戸平面図1 image©MVRDV
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進住戸平面図3 image©MVRDV
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MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 image©MVRDV
MVRDVによる、オランダ・ハーグの二棟の高層集合住宅。中央駅前にある高さ100mを超える建築。頭頂部のテラスが積み重なった“王冠”の様なデザインが、都市に対して特徴的な景観を提供。居住者用の交流アプリでも社会的結束を促進 image©MVRDV

以下、リリーステキストです。


Two new crowns for The Hague: MVRDV’s Grotius Towers make a striking skyline addition and begin densification around Central Station

Two residential towers designed by MVRDV for developer Provast have been completed in The Hague. The Grotius Towers, which are 120 and 100 metres tall, are located on Grotiusplaats, a stone’s throw from the city’s Central Station and alongside the Royal Library of the Netherlands. With their striking crowns of stacked apartments, the towers add affordable rental housing at the very centre of the city, with a public transport hub on the doorstep. Of the 655 apartments in the complex, 114 are intended for social rent, with a further 295 targeted at the mid-market rental sector.

At their tops, the Grotius Towers extend upwards into a landscape of setbacks and terraces. These crowns are visible from afar, making an eye-catching new addition to the skyline of The Hague. In an area where every square metre has to be used intelligently, MVRDV designed two apartment buildings with a total floor area of 61,800 square metres. By cleverly shaping the footprints of the towers, the design team was able to preserve through-streets, create new squares, and develop a duo of buildings that appear to subtly change shape when viewed from new perspectives.

The design gives particular attention to the top of the towers: by allowing them to ‘crumble’ asymmetrically at the uppermost levels, the characteristic landscape of stacked terraces is created, with more terraces on the south side than on the north side. A change in colour and material gives the crowns an extra accent, with a sustainable bamboo composite on the terraces and the façades. At the base of the towers, a colour gradient – from beige above to anthracite grey on the bottom floors – also ensures a soft landing on the ground level.

While the apartments in the Grotius Towers vary in rent and size, even the smallest corner apartment offers beautiful views, with large windows realised in each apartment. Each resident is given an outdoor space; at the upper levels, residents can step out onto the terraces of the crown, while on the rest of the tower are balconies that partly protrude, and partly set back into the apartment as a loggia.

“With this design, we have created a new space within this already busy area,” says MVRDV founding partner Winy Maas. “Although the towers appear narrow, they contain a large floor area and a mix of homes. The ‘village’ at the top literally crowns the design. In addition to the view, this stack of terraces also allows easy encounters between residents. The design makes your neighbours more approachable; tenants will soon feel as if they live on the ground floor, casually inviting each other for a glass of wine or dinner.”

With façades of natural stone and sustainable composite bamboo, gas-free homes, and approximately 1,500 bicycle parking spaces (in addition to 244 for cars), the Grotius Towers are also sustainable. In the design, attention was paid to energy efficiency in the form of good insulation and heat recovery systems. The towers are also multifunctional: as well as rental housing, there are a variety of facilities on the ground floor, from restaurants and cafes to services. An app has been developed especially for residents with which they can get in touch with each other for sports or dining appointments, which will promote social cohesion.

The two towers are not the end of the story for this neighbourhood: they form the starting point for the makeover of the area east of The Hague’s Central Station. This will involve partially covering the Utrechtsebaan highway and extending the pedestrian route in the direction of the Bezuidenhout neighbourhood. The Grotius Towers give the public space here a new dimension, serving as the start of further densification and greening in this part of The Hague.

■建築概要

Project Name: Grotius Towers (Branding name: The Roofs)
Location: The Hague, the Netherlands
Year: 2022
Client: Provast
Size and Programme: 61,800m2 residential (655 apartments including 114 for social rent and 295 for mid-market rental)
───
Credits
Architect: MVRDV
Founding Partner in charge: Winy Maas
Partner: Jeroen Zuidgeest Director: Gideon Maasland Design Team: Sanne van Manen, Teodora Cirjan, Urszula Kuczma, Guido Boeters, Francis Liesting, Rik Lambers, Roxana Aron, Mikel Vazquez, Pietro Bergamini, Laurens Veth, Katarzyna Fuszara
Copyright: MVRDV Winy Maas, Jacob van Rijs, Nathalie de Vries
───
Partners
Investor: a.s.r. real estate, CBRE Investment Management
Contractor: JP van Eesteren, Besix
Structural Engineer: IMD Raadgevende Ingenieurs
MEP: Ingenieursburo Linssen
Cost Calculation: BBN
Building Physics: Peutz
Building Engineering: Inbo
Photography: ©Daria Scagliola, ©Emmely van Mierlo

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MVRDVオランダ図面あり集合住宅高層ビル
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    architecture|competition
    ヴェネチア・ビエンナーレ原田真宏原田麻魚大西麻貴杉本博司田根剛腰原幹雄西牧厚子

    大西麻貴が選定された、2023年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館のキュレーター指名コンペティションの、最終候補者の提案書と講評が公開されています。

    国際交流基金(JF)は、第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館キュレーターを選出するため、指名コンペティションを行いました。6名の候補者の方にご参加いただき、選考委員会において審査を行った結果、このたび大西麻貴氏がキュレーターに選出されましたので、お知らせします。選考の経過などは、以下のリンクの資料をご参照ください。

    jpf.go.jp

    以下は、公開された提案書のデータへの直接リンクです。

    • 大西麻貴による「愛される建築を目指して」(PDF)
    • 腰原幹雄による「大工と構造家」(PDF)
    • 杉本博司による「白井晟一 原爆堂」(PDF)
    • 田根剛による「LOST MODERN:近代の喪失 ―建築はこの先、生き残れるかー」(PDF)
    • 西牧厚子による「アーカイブを駆動せよ 建築雑誌100 年から浮かび上がるコンステレーション」(PDF)
    • 原田真宏 / 原田麻魚による「大きさについて | m3:kg」(PDF)

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    ヴェネチア・ビエンナーレ原田真宏原田麻魚大西麻貴杉本博司田根剛腰原幹雄西牧厚子
    2022.07.23 Sat 17:36
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    2022.7.22Fri
    • スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriによる、ベルギーのインフォメーションセンター。大戦の過去を持つ自然保護区に計画。ランドマークでエリアの動線の明確化や展示と集いも担う建築の要望に、構造ユニットが微細にずれながら連続する構成を考案。奥行の変化が軒下に動線であり広場でもある空間を作る
    • 元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区の、期間限定のショールーム「WABARA LABORATORY TOKYO」。滋賀が拠点のバラ園の為に計画。バラの存在の“ドレスダウン”と新たな面の提示を目指して、工業製品を極力“無加工”で組み合わせた什器による空間を考案。コスト面や会期後の移動や再利用も考慮
    2022.7.24Sun
    • 谷口建築設計研究所による、清掃工場「広島市環境局中工場(2004)」を紹介する国際交流基金が作成した動画
    • 象設計集団+アトリエ・モビルによる、沖縄の「名護市庁舎(1981)」を紹介する国際交流基金が作成した動画

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