architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2022.10.14Fri
2022.10.13Thu
2022.10.15Sat
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応
photo©Ossip van Duivenbode

SHARE MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応

architecture|feature
ALL図面あり集合住宅MVRDVフランス
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode

MVRDVとALLが設計した、フランス・レンヌの集合住宅「アセンション・ペイサジェール」です。
中心部から郊外に移り変わる場に計画されました。建築家は、都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案しました。また、全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応させる事が意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳

MVRDVの「アセンション・ペイサジェール」、レンヌの川沿いを活性化し、密度と多様な所得レベルに対応した住居を供給

MVRDVは、共同建築家ALLとともに、不動産開発会社ジボワールグループの為に、フランス・レンヌ西部の2つの川の合流地点に集合住宅アセンション・ペイサジェールを完成させました。12階建て、10,550㎡のこの複合施設は、レンヌの中心部とその外周部の間の重要な移行スペースを占めており、街の外側の成長のコンテクストに伴い必要とされる密度を高め、37ユニットの社会住宅を含む様々なサイズと価格帯の138戸の住宅、商業スペース、緑のある水辺環境の新しい公共スペースを提供します。

2018年、フランスの雑誌『l’Express』はレンヌをフランスで最も住みやすい都市とし、2017年に新しいTGV接続路が登場したことと相まって、この魅力は継続的な人口増加につながっているのです。街の中心部には多くの歴史的建造物があり、この拡張の圧力は外側に移動し、周辺部は田園地帯の外側に成長するか、できれば高密度化という快適なアプローチで上方に成長することが求められているのです。イル川とヴィレーヌ川が合流する地点に正確に位置し、緑の浮遊する公園であるジャルダン・ドゥ・ラ・コンフリュアンスの向かい、現在は歩行者天国となっているフランソワ・ミッテラン通りの端にあるアセンション・ペイザジェールは、非常に目立つ場所にあるため、周辺の高密度化に対して模範となるアプローチが必要でした。

アセンション・ペイサジェールは、地層からインスピレーションを得ています。このプロジェクトは、徐々に傾斜が後退する大小2つの曲線的な建物で構成されています。川沿いや近隣に接近する箇所では、建物を低くし、広大な低層建築のコンテクストを認めています。しかし、それ以外の場所では、そのデザインは、3つのピークに徐々にステップアップし、敷地の中心では最大12階建ての高さに達しています。この緩やかなステップバックが生み出すテラスには、鉢植えの緑が飾られていて、最上階の住戸まで、川沿いの青々とした雰囲気が広がっています。大きなブロックの西側の角、建物の2つの「ピーク」の間には、果樹を含む庭があり、この緑のアプローチが強調しています。

ファサードは、地質学とのつながりを強調しています。それは、5色のグレーを基調としたマットと光沢のあるセラミックパネルが、層状に配置されているのが特徴です。地上付近は暗くてマットな質感、最上部は明るくて光沢のある質感となっています。夜間は、建物上部のセラミックパネルに組み込まれた照明が、その効果をさらに高めています。その結果、この街の一角を大幅に高密度化しながらも、まるで環境そのものが生んだかのような自然なデザインで、真に街に属しているように見えます。。

MVRDVの設立パートナーであるナタリー・デ・フリースは述べています。
「アセンション・ペイサジェールでは、私たちが期待したとおりの、そしてまさにこの場所で必要とされているプロジェクトを実現することができました」「川や公園が向かいにあり、人が住むには素晴らしい立地条件です。その良さを壊さずに、できるだけ多くの人が住めるようにすることがチャレンジでした。そのために、小さな丘のようなシルエットを持つ2つの建物のアンサンブルを作り、テラスやバルコニーで覆い、植物や 木々のための大きな鉢がすでに用意されている素敵な屋外スペースを居住者に提供することにしました」

全てのアパートメントには、テラス、バルコニー、ロッジアのいずれかの屋外スペースが用意されています。それぞれに、自動灌水機能付きの特注の植木鉢と専用の水栓が用意され、居住者が自分たちの景観の一部を管理できるようになっています。テラスは、居住者が上下の隣人に挨拶できるような、村のような雰囲気を作り出しています。地上レベルでは、建物の曲線が一連のパブリックスペースを定義しています。2つのブロックの間には緑の歩行者専用道路があり、水辺の広場は、大きな建物の曲線に抱かれたレストラン兼劇場のル・バッカスに通じています。大きな建物への入り口は、建物を貫く3つの魅力的な木製の通路にあり、広々としたミーティングスペースを作り、劇場兼レストランの後方にある奥まった庭への眺めとアクセスを提供しています。敷地の入り口には、旧税務署を改修した建物が都市計画の中に含まれており、3つの建築的時代が混在する公共広場をつくっています。

このプロジェクトでは、持続可能性と社会的責任を確保するために、さまざまなアプローチを採用しています。都市部を高密度化することで、周囲の景観を拡張する必要性が少なくなります。また、パーキングガレージには合計210㎡の駐輪場があり、貨物用自転車専用のスペースや電気充電ステーションなど、より持続可能な交通手段を推奨するための設備が整っています。34戸のアパートメントはパッシブハウス規格に準拠しており、一般的なアパートメントと比較してエネルギー消費量を大幅に削減できる可能性を持っています。多くのアパートメントは、建物の複数の面に窓があるダブルアスペクト、あるいはトリプルアスペクトになっており、室内では相互換気と優れた自然光条件を実現しています。

このプロジェクトでは、ソーシャルレンタル住宅37戸、手頃な価格の住宅として販売する42戸など、多様なタイプのアパートメントが建物全体に配置されており、あらゆる所得レベルや家族規模の人々に対応できるよう配慮されています。建物内の共用スペースは高水準の仕上げが施され、すべての居住者に開放されており、マンションの価格やタイプにかかわらず、すべての居住者が平等に扱われます。緑豊かな環境、水辺のロケーション、美しい屋外空間など、アセンション・ペイサジェールはレンヌの住みやすさをさらに向上させ、現在の住宅需要に対応するためのデモンストレーションの役割を果たすことができます。


以下の写真はクリックで拡大します

MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV
MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 image©MVRDV

以下、建築家によるテキストです。


MVRDV’s Ascension Paysagere activates the riverside in Rennes with density and housing for a variety of income levels

MVRDV, along with co-architects ALL for real estate developer Groupe Giboire, has completed Ascension Paysagere, a residential complex at the confluence of two rivers in the west of Rennes, France. Occupying a crucial transitional space between the Rennes’ centre and its outer reaches, the 12-storey, 10,550-square-metre complex brings much-needed density in the context of the city’s outward growth, providing 138 homes in a variety of sizes and price ranges – including 37 units of social housing – as well as commercial spaces and pleasant new public spaces in a green waterside environment.

In 2018, French magazine l’Express called Rennes the most liveable city in France and, combined with the arrival of a new TGV connection in 2017, this attractiveness has led to a continued population growth. The many heritage buildings in the city’s centre have shifted this expansion pressure outwards, requiring the periphery to grow either outwards into the countryside or – preferably – upwards with a pleasant approach to densification. Positioned precisely where the Ille River joins the Vilaine, across from the green floating park of the Jardin de la Confluence, at the end of the now-pedestrianised thoroughfare of Mail François Mitterrand, Ascension Paysagere’s highly visible location required an exemplary approach to this perimeter densification.

Ascension Paysagere takes inspiration from geological formations. The project comprises two curving buildings, one large and one small, with gradually receding slopes. By the river, and at points where the project approaches its neighbours, the buildings are low, acknowledging the expansive, low-rise context. Elsewhere, however, the design gradually steps up into three peaks, reaching the maximum 12-storey height in the centre of the site. The terraces created by these gradual step-backs are decked with pots filled with greenery, extending the lush atmosphere of the riverbank upwards to the apartments even at the very top of the building. On the western corner of the larger block, in between the building’s two ‘peaks’, a garden including fruit trees emphasises this green approach.

The façade reinforces the connection to geology. It features both matte and glossy ceramic panels in five different tones of grey, arranged into stratified layers: dark and mostly matte near to ground level, and lighter and glossier at the top levels. At night, lighting reinforces this effect, with more lights integrated into the ceramic panels at the top of the building. As a result, the design seems as if it truly belongs – an outgrowth of the environment itself, which feels natural even as it significantly densifies this part of the city.

“In Ascension Paysagere, we have delivered a project just as we hoped it would be, and exactly what is needed in this location”, says MVRDV founding partner Nathalie de Vries. “With the river and the park opposite, the site offers a wonderful location for people to live. The challenge was to allow as many people as possible to live here without destroying those qualities. We do this by creating an ensemble of two buildings with silhouettes like small hills, covered with terraces and balconies to allow the inhabitants nice outdoor spaces that are already provided with large pots for plants and trees.”

Every apartment is provided with an outdoor space – either a terrace, a balcony, or a loggia. Each of these comes complete with custom plant pots fitted with automatic irrigation as well as a dedicated water tap to help residents care for their piece of the landscape. The terraces create a village-like atmosphere that allows residents to greet their neighbours above and below. At ground level, the curves of the buildings define a series of public spaces, with a green pedestrian street between the two blocks and a plaza at the water’s edge that leads to Le Bacchus, a restaurant and theatre that is embraced by the curve of the larger building. The entrances to the larger building are found in three inviting, wood-clad passages that punch through the building, creating generous meeting spaces and providing views and access to a secluded garden at the rear of the theatre-restaurant. At the entrance to the site a former renovated tax office is included in the urban plan, making the public square a mix of three architectural periods.

The project uses a variety of approaches to ensure sustainability and social responsibility. Densifying an urban area reduces the city’s need to expand into the surrounding landscape, and the parking garages include a total of 210 square metres for bicycle parking, including dedicated spaces for cargo bicycles and electric charging stations to encourage more sustainable transport options. The 34 apartments in the smaller building are completed to Passivhaus standards, giving them the potential to use dramatically less energy than typical apartments. Many of the apartments are double or even triple aspect, with windows on multiple sides of the building to allow cross ventilation and excellent natural light conditions inside.

A diverse range of apartment types is spread throughout the building, including 37 homes for social rent and 42 for sale as affordable housing, ensuring that the project offers something for people of all income levels and family sizes. The communal spaces in the buildings feature high-standard finishes and are open to all residents, treating every occupant equally regardless of the price or type of their apartment. With the green surroundings, the location on the water, and the beautiful outdoor spaces, Ascension Paysagere is poised to further add to the liveability of Rennes, and can serve as a demonstration of how the city can meet its current housing demand.

■建築概要

Project Name: Ascension Paysagere
Location: Rennes, France
Year: 2022
Client: Groupe Giboire
Size and Programme: 10,550 m2 residential (138 homes – 37 social housing, 42 affordable housing, 59 market rate) + commercial spaces Sustainability certification: Passivhaus (34 apartments)
───
Credits
Architect: MVRDV
Founding Partner in charge: Nathalie de Vries
Partner: Bertrand Schippan
Director MVRDV France: Nicolas Land
Design Team: Catherine Drieux, Antoine Muller, Mickael Pors, Quentin Rihoux, Roxana Aron, Boris Tivarski, Maxime Cunin, Jean-Rémi Houel, Anne-Sereine Tremblay, Marie-Aline Rival, Evguenia Zioga, Javier Cuenca Solana, Nicolas Land, Charlotte Kientz, Sylvain Totaro, Gabrielle Evain, Manon Vajou, Khanh-Duong Pham, Mélanie Rolland
Copyright: MVRDV Winy Maas, Jacob van Rijs, Nathalie de Vries
───
Partners
Co-architects: ALL
Environmental advisor: Franck Boutte
Structural Engineer: SERTCO
MEP: ICOFLUIDES
Contractor: Sogea
Project coordination: OBI INGENIERIE
Cost Calculation: CDLP
Photographs: ©Ossip van Duivenbode

あわせて読みたい

サムネイル:コー・アーキテクチャー・インターナショナルによる、東京都世田谷区のスパ「Aqua Sports & Spa」
コー・アーキテクチャー・インターナショナルによる、東京都世田谷区のスパ「Aqua Sports & Spa」
  • SHARE
ALL図面あり集合住宅MVRDVフランス
2022.10.14 Fri 08:48
0
permalink

#フランスの関連記事

  • 2024.10.23Wed
    田根剛による、フランスでの建築展「Tsuyoshi Tane: Archaeology of the Future」。“考古学的リサーチ”を掲げる建築家の展覧会。フランス国立建築・遺産博物館を会場として、“エストニア国立博物館”を含む3つの美術館に焦点を当てる内容
  • 2024.7.15Mon
    OMA / レム・コールハース+クリス・ヴァン・ドゥインによる、フランス・ボルドーの「シモーヌ・ヴェイユ橋」。幅44m長さ549mの橋。地域のアイデンティティとなる存在を目指し、全幅の半分以上を“多目的に使える公共空間”とする構成を考案。形式や構造表現への関心を捨ててパフォーマンスにフォーカスして構想
  • 2024.6.26Wed
    モロークスノキ建築設計が設計者として手掛ける、パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画。ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向。2030年の完成を予定
  • 2024.2.27Tue
    吉岡徳仁による、フランス・パリの、イッセイ ミヤケの新旗艦店。19世紀に建てられた歴史的建築を店舗に改修。ブランドのものづくりの哲学と未来へのエネルギーの表現を意図し、“オレンジ色のアルミニウムウォール”を用いた空間を考案。ミニマルで現代的な美学も反映される
  • 2023.7.08Sat
    スノヘッタによる、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」。街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地。利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案。ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図
  • 2023.2.20Mon
    藤本壮介による、フランス・ランスの「ニコラ・ルイナール・パヴィリオン」。世界最古のシャンパンメゾンの創業300年の為に計画。ボトルとシャンパンの泡の丸みからのインスピレーションを得て、地域の採石場のオマージュもする建築を構想。企業理念を尊重して環境を配慮して建てる
  • 2022.11.09Wed
    MVRDVによる、フランス・パリの「ゲテ・モンパルナス」。70年代完成の街区を現代に合わせ改変する計画。既存のオフィスや図書館等の様々な配置を整理と合理化し、幼稚園等の機能も加え高密度化。建築と街の関係を作り変える
  • 2022.10.20Thu
    MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」。70年代に竣工した都心型施設の再生計画。街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向。屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続
  • 2022.10.05Wed
    AMOによる、パリとロンドンの店舗「JACQUEMUS SHOP-IN-SHOP」。南仏に起源をもつブランドの為に計画。単一素材での限界を試すアイデアから始め、形の後に素材を決めるのでなく“最初に素材を決めて、それが空間の形を導いていく”プロセスで設計。パリ店では“枕”で覆われた空間を構想
  • 2022.8.19Fri
    川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、フランスの住宅「Maison L」。築約200年の伝統石造家屋を改修。外壁等を“あるべき”状態へ戻す修復や、内を外に拡張する“ポーチ”の増築を実施。45度振ったグリッドを基礎として計画する事で、既存と新設を“一枚の織物”の様に再構成
  • view all
view all

#MVRDVの関連記事

  • 2025.4.18Fri
    MVRDVとZeccによる、オランダ・ヘールレンの「Heerlen Holy Water」。役目を終えた教会を転用した公共プール。新たな社会的機能を付与し歴史的要素も保存する為、かつての身廊をガラス壁で囲んで“床が上下するプール”とする計画を考案。床高の調整で様々な活動や催しへの対応が可能
  • 2025.4.07Mon
    MVRDVによる、中国・成都の商業施設「LuLa Light Mall」。緑豊かな湖と高層ビル群の狭間の敷地。地域の温暖な気候を活かす建築を目指し、箱を緩やかに積み重ねて屋外テラス等の外部空間を生み出す構成を考案。従来のモールの閉鎖的な形式から離れ“内外一体”の体験を提供
  • 2025.4.01Tue
    MVRDVとEKUOによる、台湾・竹北の「マーケット・キューブ」。市場を中心に飲食や展示などの多様な用途を融合する施設。訪問者の出会いを促す為、天井の高い適応力のある空間を積層して円滑な動線で繋げる構成を考案。シンプルで柔軟性のある造りは将来の改修工事の回避も意図
  • 2025.3.24Mon
    MVRDVによる、オランダ・ロッテルダムの「Portlantis」。街の港に位置するヴィジターセンター兼展示施設。港の役割を啓蒙する施設として、5つの展示空間を回転させ積層させる建築を考案。各階の外部空間を深紅の階段で繋いでパブリックな展望台としても機能させる
  • 2025.2.19Wed
    MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる
  • 2025.2.17Mon
    MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る
  • 2024.12.16Mon
    MVRDVのファサードデザインによる、ドイツ・シュトゥットガルトの、ティファニーの店舗。商業施設の一角での計画。“客を惹きつける”と同時に“周囲に溶け込むような”存在を目指し、色調が段階的に変化する“陶器製ダイヤモンド”のスクリーンを考案。ブランドの遺産を参照して色や形と質感を決める
  • 2024.10.18Fri
    MVRDVによる、オランダの「トリポリス・パーク」。アルド・ファン・アイクの晩年作品の改修と増築。歴史的建築に敬意を払いながら変化した環境への対応も意図し、既存の背後に“ランドスクレイパー”を配置する計画を考案。記念碑的建物の不動産価値も再確立させる
  • 2024.9.20Fri
    MVRDVと華藝設計による、中国・深センのスポーツ施設「The Sweet Spot」。バドミントンをメインに様々なスポーツを行う施設。競技に用いる道具から着想を得て、“240mにわたるラケットヘッドの形をした屋根”を備えた建築を考案。誰もが理解して楽しめるコンセプトでの創造も意識
  • 2024.8.19Mon
    MVRDVによる、中国・香港の「Sotheby’s Maison」。世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗。伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案。上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間とする
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,858
    • Follow
    82,002
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所による「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」。湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画。アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築。様々な要素は廃材も活用して製作
    photo©松尾悟史

    SHARE 芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所による「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」。湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画。アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築。様々な要素は廃材も活用して製作

    architecture|feature
    大阪トラフ建築設計事務所芦沢啓治鈴野浩一禿真哉建材(外構・家具)建材(外構・造作家具)ジャクエツTRANSIT BRANDING STUDIOクレバー松尾悟史
    芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所による「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」。湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画。アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築。様々な要素は廃材も活用して製作 photo©松尾悟史
    芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所による「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」。湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画。アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築。様々な要素は廃材も活用して製作 photo©松尾悟史
    芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所による「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」。湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画。アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築。様々な要素は廃材も活用して製作 photo©松尾悟史

    芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所が設計した「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」です。
    湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画されました。建築家は、アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築しました。また、様々な要素は廃材も活用して製作されています。施設の公式サイトはこちら。

    大阪湾岸にオープンした、カフェやホテルを併設する大阪北港マリーナHULL。
    その敷地内に、アップサイクルをテーマにしたエディテイメント型公園「PARK HULL」を手掛けた。自由な発想で遊び、海辺の環境から未来への想像力を育むことを目的とし、大人も子供も楽しめ、好奇心を掻き立てられる新たな公園のかたちが求められた。

    建築家によるテキストより

    より自由度の高い遊びを受容できる場として、全体を一つのランドスケープのように感じられる公園を提案した。
    円形のグラフィックは、点在する遊具や家具をランドスケープの一部としてつなぎ留める。子供たちの遊具としても機能するグラフィックは、その同心円に置かれた家具も遊具の一部のようにも見せている。青は海と空を、冬場にはファイヤープレイスとなるサークルベンチや砂場の赤は火や土をイメージしている。遊具もそれぞれの色に塗り一体化させ、大きなスケール感に対応した。

    建築家によるテキストより

    自由な発想で遊べる遊具「PLAYRING」は、体力やバランス感覚とともに、判断力も養える。廃材を活かしたすべり台は、遊具であると同時に、アップサイクルされたオブジェでもある。もともと廃棄されていたポリエチレン発泡体の端材をカットし、束ねることで作られた「もこもこソファ」はひと時の休憩の場となる。

    建築家によるテキストより
    • 残り17枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    大阪トラフ建築設計事務所芦沢啓治鈴野浩一禿真哉建材(外構・家具)建材(外構・造作家具)ジャクエツTRANSIT BRANDING STUDIOクレバー松尾悟史
    2022.10.14 Fri 16:02
    0
    permalink
    noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る
    photo©高木康広

    SHARE noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る

    architecture|feature
    建材(内装・床)WhateverKESIKI岡本健デザイン事務所建材(内装・造作家具)建材(内装・その他)建材(内装・建具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)千代田区noiz高木康広丹青社事務所東京
    noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る photo©高木康広
    noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る photo©高木康広
    noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る photo©高木康広

    noizが設計した、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」です。
    事務所内のオープンスペースです。建築家は、柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築しました。そして、建築と最新技術の可能性が融合した場を作る事も意図されました。施設の公式サイトはこちら。

    NTTグループ内外の組織・分野の垣根を超えた自由なコミュニケーションと柔軟な発想を促し、新しい事業コンセプトの創造と社会実装を目指す活動拠点として、大手町にあるNTTコミュニケーションズ本社内に設けられた、次世代に向けたオープンスペースの内装設計です。

    建築家によるテキストより

    この施設自体が、企画やデジタルクリエーション、グラフィックデザインなど、多くの外部クリエイターチームとNTTコミュニケーション内部の企画チームとの密な協働の結果でもあり、典型的な大規模オフィスビルの中にありながらも、外部への発信力やアイデンティティを強く持つことが求められました。

    建築家によるテキストより

    COVID-19の影響でリモートワークが普及し、リアルなワークスペースの意味が逆説的に問われる中で、ワークスペースの常識を問い直すことをテーマとして設計を行いました。施設全体を一つの生態系としてあつかい、その中で多様な対立項、例えばリアルとヴァーチャル、モノと情報、多様性と均質性、静と動、遊ぶことと働くこととなど、相反した概念・機能をあえてあいまいな形で混ぜあわせ、さらにはNon-Human Agentやスマート環境などを人と対等なコラボレーターとして取り込むことで、次世代の共創環境で多様な人が集まること、新しいアイディアを発想し、試し、技術を創り出す環境的触媒の意味とあり方に、一つの解を与えることを試みています。

    建築家によるテキストより
    • 残り12枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    建材(内装・床)WhateverKESIKI岡本健デザイン事務所建材(内装・造作家具)建材(内装・その他)建材(内装・建具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)千代田区noiz高木康広丹青社事務所東京
    2022.10.14 Fri 10:18
    0
    permalink
    【ap job更新】 土木景観とランドスケープを中心に、構想から詳細設計までを行う「株式会社Tetor」が、社員もしくは契約社員(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 土木景観とランドスケープを中心に、構想から詳細設計までを行う「株式会社Tetor」が、社員もしくは契約社員(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 土木景観とランドスケープを中心に、構想から詳細設計までを行う「株式会社Tetor」が、社員もしくは契約社員(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 土木景観とランドスケープを中心に、構想から詳細設計までを行う「株式会社Tetor」が、社員もしくは契約社員(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中奈義町多世代交流広場ナギテラス (©︎Hideki Okura)
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    土木景観とランドスケープを中心に、構想から詳細設計までを行う「株式会社Tetor」の、社員もしくは契約社員(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    株式会社Tetor(テトー)は社員及び契約社員を募集します。

    Tetorは土木景観、ランドスケープデザインを中心とした設計事務所です。

    Tetorとは手と人を大事にするという理念のもと設立された事務所です。現在は全国の公園・橋梁・河川等のデザインに構想から詳細設計まで幅広くデザイン業務を行っています。Inclusive Design 誰も排除しないデザイン・Reusable Design 再利用する再利用可能なデザイン・Interface Design多様な利用を促すデザインの3つの柱をもとに、デザインに携わっています。

    弊社は少人数精鋭によるプロフェッショナル集団を目指し、デザイナー・エンジニアの両方の側面を持った人材を募集いたします。
    また、長期的に会社に貢献して頂ける方を歓迎しています。

    これまでのプロジェクトとしては岡山県奈義町のナギテラス 、国葬の一般献花会場となった九段坂公園などがあり、グッドデザイン賞、土木学会デザイン賞など多数の賞を受賞しています。

    公園や橋梁、道路などの土木デザインやランドスケープデザインから、サインやストリートファニチャーまでのプロダクトデザイン等、設計対象は大小多岐にわたります。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2022.10.14 Fri 09:19
    0
    permalink
    2022.10.13Thu
    • 【ap job更新】 集団の力での創造を目指す「ゼロ・アーキテクツ プラス コンサルティング」が、建築設計職(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
    • 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・品川区の住宅「ESPACE」。住宅密集地に建つ木造建築。プライバシーに配慮した広がりのある空間を目指し、フルワイド窓で中庭と高窓から採光する構成を考案。ラーメン構造を採用し“門型フレーム”を作る事で実現
    • 麻殖生龍哉 / マイオ建築研究所による、東京の「杉並の家」。住宅街の南に開けた敷地。場の特性を生かす開放的な建築を求め、“南”の恩恵の享受とネガティブ要素の排除を叶える可動式巨大ルーバーを考案。衣服の様に環境を適正化し公私を柔らかく隔てる
    2022.10.15Sat
    • SANAAの妹島和世と西沢立衛のインタビュー動画。自身が設計しているロシアのガレージ美術館の「ヘキサゴン・パヴィリオン」について語る(日本語)
    • SANAAによる、オーストラリアの美術館増築「シドニー・モダン・プロジェクト」の、2022年9月までの建設現場のタイムラプス動画
    • 【ap job更新】 海外を拠点に、日本や世界の建築の構造設計を手掛ける「yasuhirokaneda STRUCTURE」が、日本勤務(リモート可)のスタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とプレスを募集中

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,858
    • Follow
    82,002
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white