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2022.10.26Wed
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吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化
photo©太田拓実

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architecture|feature
店舗兼住宅太田拓実医療施設和歌山図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)吉野優輔YYA巧細川組
吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 photo©太田拓実
吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 photo©太田拓実
吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 photo©太田拓実

吉野優輔 / YYAが設計した、和歌山・田辺市の「森の歯科」です。
歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅です。建築家は、患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案しました。そして、経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化する事も意図されました。

兵庫県芦屋で院長を勤めた歯科医が和歌山県白浜からほど近い田辺市に第二の人生を送る為の、歯科医院併設住宅の計画である。

建築家によるテキストより

まず考えたことは患者さんがこの歯科医院を初めて訪れたときに、どういう感じ方をされるかを考えた。患者さんが求めているのは怖くなく、リラックスできて、通いやすいそんなシンプルな環境を整えてあげることが一番ではないかと考えた。


一方施主は芦屋から田辺という環境が全くことなるエリアで一から歯科医院を開業することの意味を考え、患者さんが来やすい環境を整えること、シンプルに痛くない治療を行うなど、普段歯科医が当たり前にしていることを再定義し、それを経営の骨子とした。
また今計画ができることで、歯科医師として地域貢献をしていきたいという施主の思いもあるような計画である。

建築家によるテキストより

作りたい空間を優先し、その中に治療スペースを設けるような解き方ではなく、治療スペースから、その他のものを決めていく演繹法のような解き方をすることで、恣意的な操作を一切排除し、あくまでも患者さんの為の空間を最優先とした建築とすることで、患者さんが来やすく、何度でも通ってもらえるような歯科医院になるのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 photo©太田拓実
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吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 photo©太田拓実
吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 image©YYA
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吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化 image©YYA

以下、建築家によるテキストです。


兵庫県芦屋で院長を勤めた歯科医が和歌山県白浜からほど近い田辺市に第二の人生を送る為の、歯科医院併設住宅の計画である。

敷地は西側に南和歌山医療センターがあり、通り沿いは医療機関が集まっているエリアで、少し南へ行くと、田辺市美術館や新庄総合公園などの自然豊かなエリアが広がっている。
まず考えたことは患者さんがこの歯科医院を初めて訪れたときに、どういう感じ方をされるかを考えた。患者さんが求めているのは怖くなく、リラックスできて、通いやすいそんなシンプルな環境を整えてあげることが一番ではないかと考えた。


一方施主は芦屋から田辺という環境が全くことなるエリアで一から歯科医院を開業することの意味を考え、患者さんが来やすい環境を整えること、シンプルに痛くない治療を行うなど、普段歯科医が当たり前にしていることを再定義し、それを経営の骨子とした。
また今計画ができることで、歯科医師として地域貢献をしていきたいという施主の思いもあるような計画である。

建築の解として、歯科医院の経営理念と建築の解き方を合わせることで、この計画における建築の本質を浮かび上がらせることとした。
 
恣意的操作を排除した設計
怖い気持ちで治療を受けるのではなく、前面に広がる森を見ながらリラックスした気持ちで治療させることを想定とした個室をまずは配置し、森を最大限確保することも同時に考慮し、他の個室も同様に配置していく。残りのスペースを歯科として必要なスペースとしてあてがうような配置検討を行った。二階は住居だが、一階の個室からセットバックさせた形状を二階の住居の外形とした。

作りたい空間を優先し、その中に治療スペースを設けるような解き方ではなく、治療スペースから、その他のものを決めていく演繹法のような解き方をすることで、恣意的な操作を一切排除し、あくまでも患者さんの為の空間を最優先とした建築とすることで、患者さんが来やすく、何度でも通ってもらえるような歯科医院になるのではないかと考えた。
 
コントロールしない自然素材との向き合い方
外壁は杉の木張り無塗装とし、内部は構造用合板の仕上げとした。内外に木を使うことで、自然環境により馴染むような建築となるように配慮した。素材感が強烈に出る構造用合板をあえて使い、表面が一枚一枚異なる素材であるが、それが自然本来の姿として捉え、綺麗すぎない、コントロールしないことが自然の姿だと考え、バラバラであることが自然と捉えた。
 
更新を見越した断面計画
二階は院長の自宅であるものの、将来的には小児治療を中心とした歯科治療を行いたいという要望のため、二重床の納まりとし、将来用の配管振り回しスペースを確保し、今回の工事であらかじめ配管の立ち上げを行い、一階を営業しながらでも将来工事ができるように配慮した。大きなワンルーム空間となるように、構造計画を行い、将来の平面計画のフレキシビリティに配慮した計画としている。
 
患者さんが安心して何度でも訪れて来てもらえるような地域に根差した歯科医院になることを切に願う。

■建築概要

題名:森の歯科
所在地:和歌山県田辺市
主用途:歯科医院併用住宅
設計:株式会社YYA 担当/吉野優輔
施工:巧細川組
階数:地上5階建て、地上1階部分
構造:RC造(既存部)
延床面積:65.7㎡
竣工:2021年8月
撮影:太田拓実

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

シート防水

外装・壁外壁

杉外壁

内装・床床

塩ビタイル

内装・壁壁

構造用合板の上、ウレタン塗装

内装・天井天井

構造用合板

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


This is a plan for a house with an attached dental clinic. The dentist, who has worked as a director in Ashiya, Hyogo Prefecture, intends to lead a second life in the city of Tanabe, not far from Shirahama, in the Wakayama Prefecture.


The site has the Minami Wakayama Medical Centre on the west side, and the area along the street is home to medical institutions, while a little further south  a nature-rich area with the Tanabe City Museum of Art and Shinjo General Park can be found.


The first thing we thought was how the dental clinic patients would feel when on their first visit. We thought it would be best to create a simple and relaxing environment stripped of stress and fear, an easy place for patients to visit.



The client, on the other hand, considered what would mean opening a dental clinic from scratch in Tanabe, an area with a completely different environment from Ashiya, and how it could redefine the things that dentists usually take for granted, such as creating an environment that makes it easy for patients to come by providing simple, painless treatment, and make these its business framework.



It is also the client’s desire to contribute to the community as a dentist by being able to create this project.

As an architectural project, the essence of this design emerged by combining the management philosophy of the dental clinic with the architectural solution.

 


Design without arbitrary manipulation


The private rooms were first arranged assuming the patients would not be threatened by a fearful feeling, but instead with a relaxed environment as they look at the forest in front of them. The rest of the space are allocated as necessary to support the dentistry functions. The second floor has a residential function, and its shape has a set back from the private rooms on the ground floor.



The solution was not to prioritize a wide space but we had a desire to create a space for treatment within it. To solve the problem in a deductive way, design started from the treatment space and then passed to deciding on other elements, thereby eliminating any arbitrary operations and making the space for the patients the first priority. The idea was to create a dental clinic that would be easy for patients to come to, and that they would return to again and again.

 


Dealing with natural materials without control


The exterior walls are made of unpainted cedar wood cladding, while the interior is finished with structural plywood. By using wood inside and out, the building was designed to blend in with the natural environment. We dared to use structural plywood, which has a strong sense of materiality, and although the surface of each piece of material differs from each other it is due to its natural origin, its true form so the thought of it not being too cleaned or controlled was again, more natural, in this way, it was evident to use different materials as a reference to nature.

 



Cross-sectional planning in anticipation of renewal


Although the second floor is the client’s home, he wanted to use it for dental treatment in the future, mainly for children, so a double floor was used and a space was secured for pipes to be swung around for future use. The structure was planned to be a large one-room space, with consideration given to the flexibility of future floor plans and ideas.

 



We sincerely hope that this will become a community-based space and a dental clinic where patients can visit and come back again and again with peace of mind.

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    日程
    2022年10月5日(水)
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    architecture|exhibition|feature
    会場構成中村竜治図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)&Form京都市
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    中村竜治建築設計事務所が設計した、京都市の、デザイン展の会場構成「FormSWISS展示設計」です。
    ビジュアル作品等を展示する計画です。建築家は、限られたスペースを活かす為に、壁と床を“画鋲”を用いた“200mmグリッド”で覆って磁石で固定する仕組みを考案しました。そして、均質な空間に不均質な作品群が重なり合う場を作る事が意図されました。
    京都dddギャラリーで開催され、会期は2022年11月20日まで。東京で行われた展示の会場構成も中村竜治建築設計事務所が手掛けており、アーキテクチャーフォトでは、特集記事として紹介しています。展覧会の公式サイトはこちら。

    京都dddギャラリーでのFormSWISS展の展示設計です。
    展示内容はスイスのビジュアルコミュニケーションデザインに関する作品群とFormSWISSの企画者である丸山新さんによるデザイナー達への取材記録です。

    建築家によるテキストより

    東京、神戸に続く3度目の展示となりますが、東京や神戸の会場とは異なり展示可能な壁面の割合が多くかつコンパクトな会場だったので、前回までの床のみを使ったコンクリートブロックによるグリッドではなく、壁と床の両方を使った画鋲+磁石によるグリッドを用意しました。95m2ほどの四角い部屋に画鋲を200mmピッチで壁と床に設置しグリッドをつくり、それを利用し磁石で展示物を固定するという仕組の空間となっています。

    建築家によるテキストより

    丸山さんによる展示物のレイアウトは、それらを3つの文化圏(ドイツ語圏、フランス語圏、イタリア語圏)に区分しつつ、グリッドとは対象的に地形のような不均質な輪郭を形成するように配置するというものです。作品はケースに入れられることなく裸で展示され、また、限られたスペースでより多くの作品を紹介するため床に重ねて置かれ途中何度か入替もされます。そのような作品に対するラフで流動的な扱いは、デザイナー達のアトリエでのふるまいを意識したものでもあります。

    建築家によるテキストより
    • 残り16枚の写真と建築家によるテキスト
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    会場構成中村竜治図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)&Form京都市
    2022.10.26 Wed 17:23
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    関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型を公開

    SHARE 関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型を公開

    日程
    2022年11月3日(木)
    –
    11月27日(日)
    architecture|exhibition|promotion
    関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型を公開
    関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催されます
    www.adan.or.jp

    関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催されます。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型が公開されます。会期は、2022年11月3日~2022年11月27日。会場は、兵庫県立美術館ギャラリー棟3ギャラリーです。【ap・ad】

    2022年は、六甲山東端の甲山の南斜面に位置する目神山町に自邸を構え、関西の建築界を牽引してきた建築家・石井修の生誕100年となります。「建築に外観はいらない」と語った石井は、自然の地形を最大限に生かし、樹木や周辺環境と共存した建築を多く手がけました。今回、石井修の生誕100年を記念し、代表的な作品の図面・写真・模型を展示する展覧会を開催します。また、シンポジウムを開催するとともに、全作品をアーカイブした作品集の出版も行います。本展は、多様な展示資料を通して建築家・石井修の建築・理念・活動を多くの人々に知っていただくことを目的としています。

    adan.or.jp

    以下に、キュレーションを手掛けた倉方俊輔のテキストも掲載します。

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    2022.10.26 Wed 12:10
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    ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」。サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容。試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計。換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う
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    ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」。サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容。試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計。換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う image©BrickVisual

    ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」です。
    サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容する建築です。建築家は、試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計しました。また、換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う事も計画されています。

    こちらはリリーステキストの翻訳

    ザハ・ハディド・アーキテクツが杭州国際スポーツセンター建設へ
    中国・杭州

    ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)は、新しい杭州国際スポーツセンターの設計コンペに勝利しました。

    杭州国際スポーツセンターは、6万人収容のサッカースタジアムと練習場、1万9000人収容の屋内競技場、50mプール2面を備えたアクアティクスセンターを含む設計となっています。杭州市の未来科学技術文化地区内に位置するこのスポーツセンターには、新しいリバーフロントパークと公共広場が設けられ、拡大する市内の地下鉄網の3号線と5号線に直接アクセスできるようになっています。

    世界有数の電子商取引の中心地のひとつである杭州には、中国最大のテクノロジー企業が数多くあり、それらが、IT専門家や起業家を引き付け、全国から集まり、この街で生活や仕事をするようになりました。杭州の人口増加に対応するため、国際スポーツセンターは、草の根のプレーヤーからプロのアスリートまで、さまざまな施設を提供できるよう設計されています。各会場はコンパクトに設計され、その方向性や構成と共に、敷地のほぼ半分を街の新しい公共空間として生まれ変わらせることができます。街の都市計画や川沿いの自然景観と一体化したこのセンターには、イベントやレクリエーション、リラクゼーションのための新しい公園や集会場が組み込まれています。

    センター内で最大の施設として、13万5,000㎡のサッカースタジアムが、新しい公園の東側に位置し、街に面しています。スタジアムの西側と南側には、インドアアリーナとアクアティクスセンターがあり、敷地内を縫うように配置された基壇によってスタジアムに接続されています。

    杭州の丘陵地帯に広がる茶畑の段々畑をイメージした縞模様の45,000㎡の基壇には、トレーニング、フィットネスホール、ロッカールーム、オフィス、ショップ、レストラン、カフェなどのスポーツセンターの付帯設備があり、基壇の中庭とテラスを見渡すことができます。

    多くのスタジアムの強固なファサードとは異なり、杭州国際スポーツセンターのスタジアムのファサードは、ルーバーで外部に開放されており、保護されたテラスには様々な飲食店が入っていて、街のパノラマビューを楽しむことができます。FFIFA規格に基づき設計されたスタジアムの客席は、観客がプレイフィールドとできるだけ近くなるように構成されており、どの席からも最高の眺望をもたらします。そして、スタジアム全体を通して、ピッチ上の選手とスタジアムの座席に座るファンのために、マッチデーの雰囲気を盛り上げます。これらのプログラム要件は、ルーバーのファサードの起伏として表現されるジオメトリを定義しています。

    スタジアムのルーバーファサードは、内部と外部の境界を曖昧にしています。ルーバーの素材感やディテールは、近くから見ると、スタジアムが地層的な固まりであるかのように見えます。遠くから見ると、ルーバーのファサードは透明になり、スタジアムの客席の下にある公共空間と都市をつなぎます。

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    スタジアムザハ・ハディド中国スポーツ施設
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