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OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信
Photograph by Marco Cappelletti, Courtesy of OMA / AMO and Stone Island

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OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信 Photograph by Marco Cappelletti, Courtesy of OMA / AMO and Stone Island
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OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信 Photograph by Marco Cappelletti, Courtesy of OMA / AMO and Stone Island

OMA / AMO サミール・バンタルが設計した、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」です。
企業のアイデンティティをコンセプト化した店として計画。建築家は、典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発しました。そして、空間を通して思想を地域社会に発信することが意図されました。企業の公式サイトはこちら。

こちらはリリーステキストの翻訳です

OMA / AMO、ストーン・アイランドとのパートナーシップにより新しいリテール・アイデンティティを発表。シカゴに1号店をオープン

シカゴ、2022年10月24日 – OMA / AMOはストーン・アイランドと提携し、イタリアブランドの店舗の新しいアイデンティティをコンセプト化しました。ストーン・アイランドのデザインと製品操作に関する研究と実験が、新しい店舗を定義し、その豊かな経験をコミュニティと共有するスペースにもなっています。

OMA / AMOによる新しいストアコンセプトは、ストーン・アイランドのテクノロジーと開発への献身を強調する祭壇のようなスペースが特徴で、フォロワーたちと共有することができます。ラヴァリーノ本社にあるストーン・アイランドのラボでの長年の実験の成果であるアーカイブ作品やプロトタイプのためのニッチは、プロダクトデザインに関する過去の思考と未来の野心を展示しています。

ショップの営業時間外には、パブリックプレゼンテーション、サロン、ワークショップ、プライベートイベントなどが開催されます。店舗は、ブランドのオンラインでのプレゼンスを補完し、既存および新規顧客のための拠点を形成しています。

ストーン・アイランドは、典型的な素材をユニークなものに変えるというアプローチで、OMA / AMOによる新店舗の建築にインスピレーションを与えています。

実際のコンクリートや石を使わず、特別に加工された既成の素材を使って、石のようなパレットを形成しています。シュレッダー紙と樹脂を高圧で圧縮し、耐久性のある「コンクリートパネル」に仕上げています。ストーンアイランドの店舗の中心的な素材であるコルクは、焼かれ、サンドブラストされ、コーティングされて、吸音性と調湿性を維持しながら、黒く質感のあるものに変化しています。コールゲートスチールパネルにサンドコートを施し、ソフトな表面を獲得しています。天井から吊り下げられた大きなデジタルシャンデリアは、ストーンアイランドの文化を地域コミュニティに発信しています。

この新しいコンセプトは、今後ソウル、ミュンヘン、ストックホルムにオープンする店舗に先駆けて、2022年10月20日(木)にオープンしたシカゴの(同ブランドのこの街で初めての)ストーンアイランドの新しい180㎡の売り場内でデビューを果たしました。

ストーン・アイランド クリエイティブ・ディレクター兼社長カルロ・リヴェッティは言います。
「ストーン・アイランドと AMO は、革新性、機能性、そして情熱という価値観を共有しています。この重要なパートナーシップ、私たちの店舗に新しいビジュアルアプローチを開始し、地域コミュニティに語りかけることができ、とても嬉しく思います。」

AMOディレクターのサミール・バンタルは言います。
「ストーンアイランドの核となるのは、研究と革新です。店舗の空間、素材、プログラムは、ブランドの理念を支え、同じ考えを持つ人々のコミュニティへの帰属意識を強めています。」

このプロジェクトは、サミール・バンタルが、ナタリー・コノペルスキー、ジュリオ・マルゲリ、マテウス・キエルツとともにデザインしています。


以下の写真はクリックで拡大します

OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信 Photograph by Marco Cappelletti, Courtesy of OMA / AMO and Stone Island
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以下、リリーステキストです。


OMA / AMO Announces Partnership with Stone Island for New Retail Identity. First Store Opens in Chicago.

Chicago, 24 October 2022 – OMA / AMO partners with Stone Island to conceptualize a new identity for the Italian brand’s stores. Stone Island’s research and experimentation on design and product manipulation defines the new stores, which are also spaces to share its wealth of experiences with its communities.

The new store concept by OMA / AMO features altar-like spaces highlighting Stone Island’s devotion to technology and development, shared by its followers. Niches for archival pieces and prototypes – results of years of experimentation in Stone Island’s lab in their Ravarino headquarters – showcase past thinking and future ambitions about product design.

Beyond shop opening hours, the space will host public presentations, salons, workshops, and private events. The stores form a base for current and new customers, complementing the brand’s online presence.

Stone Island’s approach in transforming materials from typical into unique inspires and informs the new stores’ architecture by OMA / AMO.

The stone-like palette of the spaces is formed with specially treated off-the-shelf materials – without actual concrete or stone. Shredded paper and resins are compressed under high pressure to become durable “concrete panels”. Cork – the central material to the Stone Island stores – is burnt, sandblasted and coated, turning dark and textured, while maintaining its sound-absorbing, humidity-controlling features. Corrugated steel panels, sand-coated, acquire a soft surface. A large digital chandelier, suspended from the ceiling, broadcasts Stone Island’s culture to its community.

The new concept debuted within a new, 180-square meter retail space for Stone Island in Chicago – the brand’s first in the city – which opened on Thursday, October 20, 2022, ahead of the future opening of locations in Seoul, Munich and Stockholm.

Stone Island Creative Director and President Carlo Rivetti: “Stone Island and AMO share values of innovation, functionality, and passion. I am very happy to begin this important partnership, a new visual approach for our stores, to speak to our communities.”

AMO Director Samir Bantal: “Research and innovation are at the core of Stone Island. The space, materiality, and program of the stores underpin the brand’s ethos, and reinforce a sense of belonging of its community of like-minded people.”

The project is designed by Samir Bantal, with Natalie Konopelski, Giulio Margheri and Mateusz Kiercz.

■建築概要

STONE ISLAND GLOBAL STORES
──
Status: Completed
Client: Stone Island
Location: Chicago
Program: Retail AMO Director: Samir Bantal
Project Leaders: Natalie Konopelski, Giulio Margheri, Mateusz Kiercz
──
TEAM
Concept: Samir Bantal, Marina Bonet, Valerio Di Festa, Kael Fineout, Camille Filbien, Giulio Margheri, Mateusz Kiercz, Natalie Konopelski, Adam Kouki, Andrea Masini
Stores: Samir Bantal, Kael Fineout, Mateusz Kiercz, Andrea Masini, Giovanni Nembrini, Caterina Solini
──
COLLABORATORS
Tim Hooijmans
Tim Teven Studio
Elvis Wesley Studio
Corkhino

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    photo©西川公朗

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    吉川・宮島特定建設工事共同企業体ワンブロックプライムブランディングデザインseventh-code木構堂成瀬・猪熊建築設計事務所宿泊施設岐阜猪熊純成瀬友梨西川公朗
    成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」。木材の企業が地域活性の為に計画。地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案。客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す photo©西川公朗
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    成瀬・猪熊建築設計事務所が設計した、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」です。
    木材の企業が地域活性の為に計画しました。建築家は、地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案しました。また、客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す事が意図されました。施設の公式サイトはこちら。

    このホテルは、中津川で木材関係事業を中心に展開する丸山木材ホールディングス株式会社が、地域を盛り上げるべく計画した建築だ。

    中津川は岐阜県東部に位置し、古くから信仰の対象であった恵那山の裾野の北側に、かつての中山道の宿場町中津川宿として栄えた地域である。古くから木曽檜の産地の一つでもあり、丸山木材ホールディングスもこの地で約100年、森林経営を行い続けてきた企業である。

    建築家によるテキストより

    敷地はこうした中津川の中心的な場所である、旧中山道沿いの一角にある。
    残念ながら当時の宿場町の面影を残す場所は、敷地から少し離れており、周囲は昭和の商店街の空気感を漂わせている。一方で地形は恵那山にむけて緩やかな勾配となっており、この地が恵那山の裾野に発展してきた街であることを今に伝えている。

    そこで今回私たちは、この地形とヒノキを設計の出発点とし、少し人通りが少なくなった旧中山道に新たな刺激を与える建築を作ることにした。

    建築家によるテキストより

    まず行ったのは、1階共用部を地形と連続させることである。1F部分を上層部よりインセットし、ピロティ状の空間を作り、さらにコンクリートの壁や格天井などのエレメントを、内外に貫通させ、連続感を高めた。内部では複数のレベルの床を地形に沿って階段やスロープで繋ぎ、恵那山へ登る地形を再現している。

    ヒノキについては、鉄骨を支える木構造の柱(燃エンウッド)・前述の格天井・なぐり加工の床・飲食スペースの腰壁・レジンで固めた受付カウンター・製材所の雰囲気を再現したアートワーク・大浴場の衝立など、さまざまな要素をこの地形の中に散りばめ、山の斜面にヒノキを植林するようなイメージで空間を構成した。

    建築家によるテキストより
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