SHARE 安藤忠雄の建築を被写体とし、写真家フィリップ・セクリエが撮り下ろした写真作品の展覧会が開催。USMの丸の内のショールームを会場に、作家が9年間にわたって探求した資料やコレクションも展示
- 日程
- 2022年11月1日(火)–11月15日(火)
安藤忠雄の建築を被写体とし、フランス人写真家フィリップ・セクリエが撮り下ろした写真作品の展覧会が開催されます。USMの東京都千代田区丸の内のショールームを会場に、作家が9年間にわたって探求した資料やコレクションも展示されます。会期は2022年11月1日~11月15日です。会場の場所はこちら(Google Map)。【ap・ad】
2021年に刊行された写真集『Atlas Tadao Ando』(Atelier EXB/Prestel)は、元ジャーナリストであるフィリップ・セクリエが、建築と写真への情熱から、建築家安藤忠雄が手掛けた日本はじめ世界中の公共および民間の建造物を9年間にわたって探求し記録した作品集です。
フィリップは、最も象徴的でありながらもなかなか目に触れることができない120棟の安藤忠雄建築をセレクションし、2000枚以上ものモノクロ写真を集成しました。コンクリートとガラスの構造を通して、日本を代表する著名な建築家の卓越した熟考的側面と鋭い美的感覚をとらえたアプローチは、これまでにない独創性を示しています。
丸の内直営ショールームで開催する今回の展覧会では、フィリップの長年に渡る旅の記録を垣間見ることができます。旅に携行した地図や書籍、安藤忠雄に関する書物の個人コレクション、写真集に掲載されている写真の原板など、フィリップが収集した貴重な資料を展示します。
USM ハラーが、建築家フリッツ・ハラーと事業家ポール・シェアラー(USM 三代目経営者)の建築とデザインに対する共通の情熱の産物であるように、この展示では、特別に設計されたハラーのユニットが、フィリップによって選ばれた希少なさまざまな資料を美しく引き立てます。
以下に、パリで行われた際の、同展覧会の会場写真を掲載します。
パリで行われた展覧会の様子
以下の写真はクリックで拡大します
フィリップ・セクリエ Philippe Seclier
写真家、ディレクター、キュレーター。2001 年に「Hôtel Puerto」(Images en Manoeuvre 社)、2005 年にPier Paolo Pasolini 著作の「La longue route de sable」(Xavier Barral 編集)を刊行。2017 年4 月19 日から9 月24 日までパリのカルティエ現代美術館で開催されたオートフォト展(l’exposition Autophoto)をXavier Barral と共同で構想した。また、書籍シリーズ「Des oiseaux」の共同監修をしている。「Atlas Tadao Ando」は、2021 年にAtelier EXB 社よりXavier Barral 編集によるフランス語版が、Prestel 社より英語版が出版された。
■展覧会概要
フィリップ・セクリエ展 – 安藤忠雄の軌跡をたどって
期間:2022年11月1日(火)~11月15日(火) 11:00-19:00 ※期間中無休
場所:USM モジュラーファニチャー ショールーム
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA1・2F