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2022.12.02Fri
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ツバメアーキテクツによる、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」。美術作家と研究者の為の住宅。周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向。作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る
photo©中村絵

SHARE ツバメアーキテクツによる、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」。美術作家と研究者の為の住宅。周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向。作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る

architecture|feature
住宅コミュニティ施設アトリエツバメアーキテクツ岡山建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)木下洋介構造計画ホーム
ツバメアーキテクツによる、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」。美術作家と研究者の為の住宅。周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向。作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」。美術作家と研究者の為の住宅。周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向。作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」。美術作家と研究者の為の住宅。周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向。作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」。美術作家と研究者の為の住宅。周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向。作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る photo©中村絵

ツバメアーキテクツが設計した、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」です。
美術作家と研究者の為の住宅です。建築家は、周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向しました。そして、作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る事が意図されました。

この家にふたつのテーマを重ねようとしている。

建築家によるテキストより

ひとつは町家。辺りには古い町家が残るが伝統的建造物群保存地区には指定されておらず、ゆっくりと町家が消失している。そこで「リノベーションされて生きながらえた町家」というものを想像し建てることで、地域の町家群がこれから辿る未来に新しい世界線を切り開くことから考えた。

建築家によるテキストより

もうひとつは公民館。このエリアは、公共の公民館や、住宅を改造した学童などの私設公民館的な建築がたくさんある。建主夫婦の妻の弘子氏はESD(持続可能な開発のための教育)研究者。市民活動が溢れるこの地が引っ越し先として選ばれた。その要望は「コンヴィヴィアルな家」。部屋と機能は一対一対応させず、常に自分達の力で考えて生きていくための器としてほしいという。複数の異なる使い方を同時に実現しつつも部屋としては固定しない、というあり方を実現すべく、町家型の断面シルエットの中にさまざまな質を連続的に配置していった。

建築家によるテキストより

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ツバメアーキテクツによる、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」。美術作家と研究者の為の住宅。周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向。作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る photo©中村絵
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以下、建築家によるテキストです。


町家と、公民館を重ねる

この家にふたつのテーマを重ねようとしている。
ひとつは町家。辺りには古い町家が残るが伝統的建造物群保存地区には指定されておらず、ゆっくりと町家が消失している。そこで「リノベーションされて生きながらえた町家」というものを想像し建てることで、地域の町家群がこれから辿る未来に新しい世界線を切り開くことから考えた。

町家型の構えを持ちつつも、駐車スペースを確保するべく曳家していて(新築だけれども)、中には天高の高いアトリエ空間をもち、即興的につくられた(ように見える)パーゴラの架かる中庭と、その先には作業場や収蔵庫に転用されて使われる蔵がある。周辺の町家は、ちょっとした物置場やガレージなどで拡張されていて、そういった一手間加えられた状態も参照している。

建主夫婦の夫は、現代美術家の柴川敏之氏。代表作は、身近なプロダクトに、丹念に絵の具、灰、錆などを20層塗り重ね41世紀に出土した状態をつくるシリーズ。1層100年で20層重ねることで20世紀分の時間が経過する。氏の製作工程を参考し、全体をシルバーで汚したり、古材を磨いただけで床材に使用した。柴川氏の作品が喚起する未来であり太古であるイメージと、新しい町家の空間が共鳴することを狙っている。

もうひとつは公民館。このエリアは、公共の公民館や、住宅を改造した学童などの私設公民館的な建築がたくさんある。建主夫婦の妻の弘子氏はESD(持続可能な開発のための教育)研究者。市民活動が溢れるこの地が引っ越し先として選ばれた。その要望は「コンヴィヴィアルな家」。部屋と機能は一対一対応させず、常に自分達の力で考えて生きていくための器としてほしいという。複数の異なる使い方を同時に実現しつつも部屋としては固定しない、というあり方を実現すべく、町家型の断面シルエットの中にさまざまな質を連続的に配置していった。

丸カンなど仕切りを止めつけられるきっかけを利用して奥行きを調整する。夫が奥で展示をし、手前で妻がワークショップを開催する、そしてその中を子供が駆け巡る、といった陣取り合戦を日々楽しもうとしている。

前者は過去と想像された未来を繋ぎ込もうとするいわば垂直の時間。後者は、まち全体で人びとが呼吸するようにあちこちでタイミングを合わせて離合集散する活動のための水平な時間。2種類の時間が流れ、建主の生き方がそれぞれ投影された公民館町家とでもいえるような家となった。

■建築概要

所在地:岡山市
用途:住居+私設公民館+ギャラリー+アトリエ
規模:木造 地上2階
設計:山道拓人、千葉元生、西川日満里、廣瀬雄士郎 / ツバメアーキテクツ
構造:木下洋介構造計画 担当 / 木下洋介 上村紘一
施工:ホーム株式会社 担当 / 坂本雅紀
延床面積:149.31㎡
竣工:2022年8月
写真:中村絵、Tsubame architects

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根母屋 屋根

ガルバリウム鋼板竪はぜ葺き

外装・壁母屋 外壁

ガルバリウム鋼板 小波板

内装・床母屋 1階床

足場板 t=35mm サンダー掛け UC塗装

内装・壁母屋 1階壁

ラーチ合板t=12mm シルバー塗装

内装・天井母屋 1階天井

ラーチ合板t=12mm シルバー塗装

内装・床母屋 2階床

畳 t=30

内装・壁母屋 2階天井

ラワン合板 t=12 オスモ塗装

内装・天井母屋 2階天井

ラワン合板 t=12 オスモ塗装

外装・屋根蔵 屋根

ガルバリウム鋼板竪はぜ葺き

外装・壁蔵 外壁

ガルバリウム鋼板 小波板

内装・床蔵 1階床

土間コンクリート金ゴテ仕上げ 防塵塗装

内装・壁蔵 1階壁

構造用合板t=12mm表し

内装・天井蔵 1階天井

構造用合板t=12mm表し

内装・床蔵 2階床

足場板 t=35mm サンダー掛け UC塗装

内装・壁蔵 2階壁

構造用合板t=12mm表し

内装・天井蔵 2階天井

構造用合板t=12mm表し

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    建築家によるテキストより

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    建築家によるテキストより

    元々敷地北面にあった石積みの擁壁を2/3程取壊し、開放的な斜面となった部分にこの敷地にあった庭石や植木を再利用した庭をつくった。まちに対して大きく開き緑を加えることで、開放的な庭をつくり出しまちと庭を共有している。

    建築家によるテキストより
    • 残り38枚の写真と建築家によるテキスト
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