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2023.11.30Thu
2023.11.29Wed
2023.12.01Fri
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る
photo©浅川敏

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architecture|feature
住宅北海道浅川敏清正崇図面あり建材(内装・床)建材(外装・壁)建材(内装・キッチン)建材(内装・浴室)馬場貴志構造設計事務所若井和典リ、ファインアクトLapin建築設備工房
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る外観、葡萄畑より見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る外観、玄関側を見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、リビングダイニング photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、リビングダイニングから葡萄畑を見る。 photo©浅川敏

清正崇建築設計スタジオと若井和典が設計した、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」です。
施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地に計画されました。建築家は、周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案しました。そして、自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る事も意図されました。

北海道で葡萄畑及びワイナリーを営む若い夫婦のための住宅です。

建築家によるテキストより

浮遊するボリュームが大自然と心地よい対比を生み出し、ここにしかない風景となっています。
外壁はコールテン鋼です。年月をかけて安定し風合いが増していくこの外壁は、ワインのように熟成する楽しさを持ち、時を過ごす嬉しさを与えます。

建築家によるテキストより

内部は緩やかに領域分けされたワンルームです。浮かぶスラブに対し、中央のキッチンレベルを下げることで、空間に動きを与えています。冷蔵庫やレンジフードのレベルも下がり、ワンルームの連続性を阻害しないキッチンです。

リビングは畑に向かって広い開口を持ち、日常の畑作業よりも少し高い視線から畑を眺められます。畑の中に住まいながらも、畑を客観的に感じられ、日々の作業から距離がとれる寛げる場所です。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る外観、葡萄畑より見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る葡萄畑側の外観 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る葡萄畑側の外観 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る外観、ヴォリュームは地面から持ち上げられている photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る外観、コールテン鋼の仕上げを見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る葡萄畑と外壁 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る外観、玄関側を見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る外観、玄関ポーチを見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作るポーチ、玄関ドアを見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、玄関 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、廊下 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、廊下 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、リビングダイニング photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、リビングダイニングから葡萄畑を見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、リビングダイニングからキッチンを見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、キッチンからリビングダイニングを見る。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、ワークスペース photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、寝室 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、寝室 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、浴室 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る1階、リビングダイニング、夕景 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る既存のワイナリー、左奥に住宅が見える。 photo©浅川敏
清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る平面図 image©清正崇建築設計スタジオと若井和典

以下、建築家によるテキストです。


北海道で葡萄畑及びワイナリーを営む若い夫婦のための住宅です。

浮遊するボリュームが大自然と心地よい対比を生み出し、ここにしかない風景となっています。
外壁はコールテン鋼です。年月をかけて安定し風合いが増していくこの外壁は、ワインのように熟成する楽しさを持ち、時を過ごす嬉しさを与えます。

5年前に我々がデザインした、古い納屋を改修したワイナリーとの素材の対比も楽しめます。

内部は緩やかに領域分けされたワンルームです。浮かぶスラブに対し、中央のキッチンレベルを下げることで、空間に動きを与えています。冷蔵庫やレンジフードのレベルも下がり、ワンルームの連続性を阻害しないキッチンです。

リビングは畑に向かって広い開口を持ち、日常の畑作業よりも少し高い視線から畑を眺められます。畑の中に住まいながらも、畑を客観的に感じられ、日々の作業から距離がとれる寛げる場所です。

寝室に柔らかい光を取り込むガラスブロックは、旧家のものを一つずつ手作業で解体し再利用しました。

仁木町で3軒目となるこのプロジェクトは、これまでのプロジェクトと同様に、建築とぶどう畑・大自然がお互い高め合う、仁木町ならではの場所を作り出しています。

■建築概要
タイトル:Niki-K
所在地:北海道余市郡仁木町
用途:一戸建て住宅
設計:清正崇 / 清正崇建築設計スタジオ+若井和典
施工:鯰江聖一 / リ、ファインアクト
構造:馬場貴志 / 馬場貴志構造設計事務所
設備:高橋計之 / Lapin建築設備工房
竣工:2022年12月
建築面積:110.56㎡
延床面積:113.72㎡
写真:浅川敏

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

コールテン鋼(千曲鋼材)

内装・床フローリング床

カンヌグリ(IOC)
プロヴァンスグレース(IOC)

内装・床タイル床

FCM-5(SWAN TILE)

内装・キッチンキッチン

業務用キッチン(タニコー)

内装・浴室浴槽

バルカ(サンワカンパニー)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


This house is for a young couple who run a vineyard and winery in Hokkaido.
The floating volume has generated a pleasant contrast with the natural surroundings. So, it has created a unique landscape.
The exterior walls are made of Corten steel. This material, which becomes more stable and improves texture over the years, has the joy of maturing like wine, and gives the pleasure of spending time with it.
The contrast of materials between this house and the winery converted from an old barn we designed five years ago is also enjoyable.

The interior is a single room that is gently divided into areas. Floor level of kitchen located centrally is lowered against the floating slab to add movement to the space. The installation levels of the refrigerator and the range hood is also lowered, so that the kitchen does not interrupt the continuity of the one-room space.
The living room has a wide opening toward the field, allowing the view of the field from a slightly higher vantage point than the daily work in the field. It is a relaxing place where one can feel the field objectively and distance oneself from the daily work, even though one lives in the field.
The glass blocks that let in soft light into the bedrooms were removed and reused from the old house one by one.

This is the third project for us in Niki. As in previous our projects, we are generating a unique place in Niki where architecture and the vineyard/nature enhance each other.

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住宅北海道浅川敏清正崇図面あり建材(内装・床)建材(外装・壁)建材(内装・キッチン)建材(内装・浴室)馬場貴志構造設計事務所若井和典リ、ファインアクトLapin建築設備工房
2023.11.30 Thu 07:05
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    萬代基介による、東京・港区の「WALL_alternative」。古いビルの一室を改修した“オルタナティブスペース”。積み重なった塗装の剥離から計画を始め、壁や柱の研磨等で“自然が持つ不均質さ”をまとった空間を創出。既存の段差を削り出して岩の様な質感の“崖”も作るギャラリー1からギャラリー2を見る。 photo©河内彩

    萬代基介が設計した、東京・港区の「WALL_alternative」です。
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    東京の西麻布にある古いビルの一室をナイトギャラリーやバーといった機能を持つオルタナティブスペースにする計画。

    建築家によるテキストより

    この設計は年月をかけて地層のように積み重なった塗装を一枚ずつ剥がしていくことから始まった。
    かつてのナイトクラブやラウンジの痕跡を追跡するように様々なテクスチャーを発掘していく。塗装をヘラで少しずつ剥がし、コンクリート面を研磨し、仕上げを剥がし隠れていた不思議な模様を露出させる。人工的なビルではあるが、自然が持っているザラザラとした不均質さが現れ、自然の中にいるような新しい開放性を感じた。

    建築家によるテキストより

    この空間の中心には段差があったので、2つの空間を緩やかにつなぐように「崖」をつくることにした。コンクリートを人の手でひたすら削り出していく。砕かれたコンクリートは岩のような質感になる。

    人工的な都市の中にある時間の蓄積を逆再生して空間化していき、自然に近づける実験である。

    建築家によるテキストより
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    河内彩港区店舗東京展示施設萬代基介
    2023.11.30 Thu 13:01
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