SHARE 企画・設計・施工に加え運営までをワンストップで手掛ける、“流動商店”によるオンラインセミナー「自律的で持続可能な『商店』で、都市をもっと面白く」が開催。建築士や学生を対象にリビングデザインセンターOZONEの主催で実施
- 日程
- 2023年11月17日(金)
企画・設計・施工に加え運営までをワンストップで手掛ける、“流動商店”によるオンラインセミナー「流動商店~自律的で持続可能な『商店』で、都市をもっと面白く」が開催されます。建築士や学生を対象にリビングデザインセンターOZONEの主催で実施されます。開催日時は、2023年11月17日(金)18:00~19:30。参加費無料。要事前申込(申込み締切:2023年11月15日(水)18:30)。【ap・ad】
流動商店とは
「都市を流動化させる」と標榜し、設計だけでなく自ら手を動かし、施工も手がけるユニット。DIYを取り入れたワークショップも得意で、集まった人々と「空間」「地域の未来」「場を運営する仕組み」「美味しいもの」「おまつり」などを一緒になってつくりあげていく。福井県・東尋坊では、計画地面積17ヘクタールの大型プロジェクトの実施設計が進行中。
都市デザイナー・建築家・事業デザイナーがタッグを組むユニット「流動商店」。
彼らは都市に、自律的で持続可能な仕組みである「商店」をつくることで、まちを活性化しもっと面白くする=「商店でまちを流動化する」ことを目指し、建築設計のみならず、都市スケールの設計やデザイン、店舗の企画・運営まで、多方面で活躍されています。この度、リビングデザインセンターOZONEが開催する建築士や建築を学ぶ学生向けのプロフェッショナルセミナーでは、「流動商店」メンバーの三文字昌也氏(都市デザイナー / 都市計画研究家)と中山陽介氏(建築家)を講師に迎え、流動商店の設立背景や、手掛けたプロジェクト、自治体のアクションプランやグランドビジョンに参画することになった経緯を語っていただきます。また、「流動商店」が目指す将来像についてもお話します。
建築設計・施工にとどまらず、地域に住まう人たちとの場づくりを介して、誰もがまちや商店に楽しみながら関わることのできるヒントを紹介します。
流動商店が手掛けたプロジェクト
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講師のプロフィール
三文字昌也(さんもんじ まさや)
東京大学大学院都市工学専攻修士課程修了。二級建築士。2018年に豊田健(流動商店共同代表)と共に合同会社流動商店を起業し独立。国内外で都市と建築の空間設計、計画策定、建築空間のリノベーション活用等の事業を行いながら、現在も東京大学大学院の博士後期課程で都市計画史の研究を続けている。文京建築会ユースや東京文化資源会議・本郷のキオクの未来PJ・一般社団法人せんとうとまちの立ち上げに参画、銭湯など地域文化資源の記録保全活動も行っている。主な受賞に、2016年第3回都市・まちづくりコンクール最優秀賞、2017年第19回まちの活性化・都市デザイン競技国土交通大臣賞(チーム)、2018年トウキョウ建築コレクション全国修士論文展グランプリ。台湾の都市研究にも携わることから、「マツコの知らない世界 台湾夜市の世界」(TBS、2023年9月19日放送)に出演。
中山陽介(なかやま ようすけ)
千葉工業大学大学院で意匠設計を学び、修了。建築家の遠藤政樹に師事。在学中より「建築学会地球の声デザイン小委員会」に参加し、2019年「地球の声デザイン小委員会展」の会場デザインを担当。自身がベトナムに設計した住宅も出展された。大学院卒業後、能作文徳建築設計事務所を経て独立。環境と建築をデザインするPON Designを設立し、住宅等の設計を行っている。都市スケールから建築を考え、自らも施工も手掛けながら活動している流動商店のコンセプトに共感し、2021年より参加。
リビングデザインセンターOZONEによる流動商店へのインタビュー
流動商店の成り立ちや仕事術をインタビューしました。あわせてご覧ください。