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2023.12.27Wed
2023.12.26Tue
2023.12.28Thu
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用
photo©中村絵

SHARE 柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用

architecture|feature
建材(内装・照明)佐賀組・坂井建設特定共同企業体デザインとZO設計室井上健一構造設計事務所stgk杉尾篤照明設計事務所建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり廣岡周平柿木佑介PERSIMMON HILLS architects中村絵岩手コミュニティ施設
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用鳥瞰、左:新設の公民館、右奥:民俗資料館 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用新設の公民館と民俗資料館 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「中土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用ホール photo©中村絵

柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsが設計した、岩手・住田町の「上有住地区公民館」です。
林業が基幹産業の地域での計画です。建築家は、町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案しました。また、木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用しています。施設の場所はこちら(Google Map)。

岩手県気仙郡住田町、公民館の建て替え計画である。
住田町は北上川と岩手県沿岸部に挟まれた山間部にある林業が基幹産業の町であり、町内公共施設を木造で建て替える取り組みを行ってきた。

建築家によるテキストより

公民館の隣には町民から愛されてきた民俗資料館がある。この建築は旧小学校であり、気仙大工と呼ばれる首都圏でも寺社仏閣を手掛けた地元の大工がつくった地域の誇りである。建て替え決定時には住民の要望で曳家・保存が決まったが、曳家された位置は旧公民館の裏側のような場所で、資料館が大事に見えない状況となっており、この資料館の存在を際出せるのが配置計画の始まりとなった。

資料館の配置軸と敷地の地形軸から新公民館の外形は導かれ、資料館の前広場でありつつ、地形と新しい公民館で囲われた広場とも感じられるような屋外空間を生んだ。また、その2軸の交点を半屋外の三角土間とし、エントランスであり、広場での活動を支える空間とした。

建築家によるテキストより

このプロジェクトは4つ目の小中規模木造公共施設事業である。小中規模木造施設の着工数は住宅に比べ未だ少なく、町内の集成材工場は大断面集成材を主力製品にしづらい背景がある。

この建築は「一品物」の大断面集成材ではなく、住宅の延長線上にある部材を多用することで、無理なく中大規模木造の実現可能性を示すものであり、持続可能な木材の循環システムを担保する上で極めて再現性の高いモデルケースである。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用敷地上空から見る。 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用鳥瞰、左:新設の公民館、右奥:民俗資料館 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用鳥瞰、正面:上有住地区公民館、右奥:民俗資料館 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用外観、道路から見る。 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用駐車場からの外観と民俗資料館 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用外観、駐車場から見る。 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「草の広場」からの外観 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用外観 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用新設の公民館と民俗資料館 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「三角土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「三角土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「三角土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「三角土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「三角土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「中土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「中土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用ホール photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用ホールから図書室側を見る。 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用図書室 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用図書室 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用図書室 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用図書室からホール側を見る。 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用ホールからキッチンと「三角土間」を見る。 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用キッチン photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用キッチン photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用和室 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用「机土間」 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用屋根架構の詳細 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用外観、「石の広場」から見る。 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用外観、夕景 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用外観、夕景 photo©中村絵
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用配置図 image©PERSIMMON HILLS architects
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用平面図 image©PERSIMMON HILLS architects
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用断面パース image©PERSIMMON HILLS architects
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用配置ダイアグラム image©PERSIMMON HILLS architects
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、岩手・住田町の「上有住地区公民館」。林業が基幹産業の地域での計画。町の宝の“民俗資料館”を際立たせる在り方を求め、資料館の軸と敷地の軸から導き出した外形を持つ建築を考案。木造での実現可能性の提示も意図し“住宅の延長線上の部材”を多用関係性のリサーチ image©PERSIMMON HILLS architects

以下、建築家によるテキストです。


岩手県気仙郡住田町、公民館の建て替え計画である。
住田町は北上川と岩手県沿岸部に挟まれた山間部にある林業が基幹産業の町であり、町内公共施設を木造で建て替える取り組みを行ってきた。

このプロジェクトは4つ目の小中規模木造公共施設事業である。小中規模木造施設の着工数は住宅に比べ未だ少なく、町内の集成材工場は大断面集成材を主力製品にしづらい背景がある。

この建築は「一品物」の大断面集成材ではなく、住宅の延長線上にある部材を多用することで、無理なく中大規模木造の実現可能性を示すものであり、持続可能な木材の循環システムを担保する上で極めて再現性の高いモデルケースである。

公民館の隣には町民から愛されてきた民俗資料館がある。この建築は旧小学校であり、気仙大工と呼ばれる首都圏でも寺社仏閣を手掛けた地元の大工がつくった地域の誇りである。建て替え決定時には住民の要望で曳家・保存が決まったが、曳家された位置は旧公民館の裏側のような場所で、資料館が大事に見えない状況となっており、この資料館の存在を際出せるのが配置計画の始まりとなった。

資料館の配置軸と敷地の地形軸から新公民館の外形は導かれ、資料館の前広場でありつつ、地形と新しい公民館で囲われた広場とも感じられるような屋外空間を生んだ。また、その2軸の交点を半屋外の三角土間とし、エントランスであり、広場での活動を支える空間とした。

構造は三角土間とホールの境を棟とした大きな切妻屋根とし、資料館へ下がっていく軒が民俗資料館の象徴性を高めている。緩勾配の屋根は周囲の山並みとも街並みとも呼応した風景を生み出している。

気仙大工からの高い技術力を継手で見せたり、町内の様々な種類の羽目板や、敷地でとれた河原丸石を舗装や壁に使い、内外に多様な地域の技術や素材をまとうことで、町の資源との連関を強めていく在り方を模索した。建築単体を設計する中に様々な関係性を継ぐことを目指している。


週末、こどもの靴を洗うと、汚れ方や入っている砂の量、粒で保育園での5日間どんな遊びをしていたのかが想像できる。
ボール蹴ったのかな、こけたのかな、砂利が変わってるから公園に行ったんだろうか。この小さな靴の中になんと豊かな物語が垣間見えるのだろう。今、目にしているどんな物もあらゆる経緯の中でそこにある。そのひとつひとつの形に思いがあり、技術があり、また物語がある。そうやって建築をはじめ、街はできていくのだ。上有住地区公民館での思考は、建築の設計であり、街を設計することを考えるプロセスだった。

このプロポーザルに取り組む際、要項から隣接する住田町民俗資料館が町の宝であることが強く伝わってきた。このテキストを素直に読めば、新しい公民館がシンボルになるとは思えず、民俗資料館への象徴性がこの公共空間の軸になるべきだ、と提案した。

設計に入ると、当時所属していたY-GSAの乾スタジオでの実践で関係性を図にする取り組みを参照にフィールドワークを行い、関係図を作っていった。ここでポイントにしたのは現時点での関係だけを見るのではなく、過去の関係もマッピングして、時代ごとに関係図をまとめたことだ。そうすると関係の経緯が見えてきた。

例えばこの町の林業が集成材の生産を選ぶのも木炭を作っていたことと遠くない。産業的に皆伐を選ぶということはこの町にとって自然なことだったと思う。この木炭は周辺地域の製鉄で使われていたこともわかる。この民俗資料館の前でたたら製鉄の体験学習が行われるのもそういった経緯と一体的に見える。

木炭も各家庭で作っており、住居を見て回ると養蚕・畜産・砂金拾いと生きていくためにありとあらゆることを家の周りで営んでいた。だからこそ血縁・地縁が強く、地域の縛りを越えて集まれる小学校は子供にとっては都会のような場所だったんじゃないかと想像できる。

またその当時どんな立派な家よりも大きな校舎は子供にとって誇らしかったと思う。その誇りが町の宝物へと今なお扱われることに繋がっていると感じる。この町にはこの町独自の資源の歴史があり、それらを使い倒すことで、ひとつの建築ではあるのだけれど、町と接続する方法だと思えた。

僕らは町の様々な資源を使い倒すことで、現在の民俗資料館とも呼べる建築にしようと考えた。建築全体が民俗資料館の遠近感を強めていく形態で、集成材があらわになった大屋根の下に、ひとつひとつ個性的に仕上げた資源を各面ごとに立ち現れる。

視線が伸びるよう誘導する杉の壁と鉄見切りや、居場所の落ち着きを生むログ調の杉の壁、周囲の石積みと呼応するような石貼りの基礎や壁。まちの資源との関係を感じるものが内外関係なく、日本庭園のようにシークエンスの中で断片的に表れ、特徴的な居場所を感じさせる。

放課後子供クラブとしても使われるこの公民館は、午後を過ぎると帰りのスクールバスやお迎えを待つ子供たちが広場や内部を駆け巡る。彼らの心の中に住田町ってこんな場所だなという思いが育ってほしい。町を設計するなんて大それたことだけれど、見えない思いが将来のまちをつくっていくんだと、僕は思う。
(廣岡周平)

■建築概要

題名:上有住地区公民館
所在地:岩手県気仙郡住田町上有住山脈地15-1
主用途:公民館・図書館
設計:PERSIMMON HILLS architects 担当/柿木佑介、廣岡周平 
構造設計:井上健一構造設計事務所
設備設計:ZO設計室一級建築士事務所
ランドスケープデザイン:stgk
サイン計画:デザインと
照明設計:杉尾篤照明設計事務所
施工:佐賀組・坂井建設特定共同企業体
屋根:及留板金工業 
プレカット:けせんプレカット
大工:菊悦工務店
木材仕上:森谷材木店
左官・石張:八興
牡蠣殻入りモルタル左官:よねガーデン
内部木製建具:松田木工
外部木製建具:キマド
塗装:大田中塗装店
電気:佐藤デンキ店
機械:八木又商店
外構:越田土建
構造:木造在来軸組構法
階数:地上1階
敷地面積:3796.16㎡
建築面積:670.75㎡
延床面積:521.67㎡
設計:2019年10月~2020年3月
工事:2020年7月~2021年3月
竣工:2021年3月
写真:中村絵

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板 t=0.5 縦ハゼ葺き

外装・壁外壁

住田町産 杉羽目板 / 焼杉 / 杉下見板調パネル(森谷材木店)+オスモ外装用クリアープラス(オスモ&エーデル)
漆喰:牡蠣殼入りモルタル 
河原石:貼り付け

外装・建具建具

木製サッシ建具(キマド)
アルミサッシ建具:マディオj(三協アルミ)

内装・床床

住田町産杉、カラマツ、赤松フローリング(森谷材木店)+木材保護塗料フロアカラーナチュラル(オスモ&エーデル)

内装・壁壁

住田町産杉羽目板(森谷材木店)+木材保護塗料フロアカラーナチュラル(オスモ&エーデル)
クロス(サンゲツ)

内装・天井天井

岩手県産カラマツ集成材梁+住田町産杉ルーバー+木材保護塗料フロアカラーナチュラル(オスモ&エーデル)
クロス(サンゲツ)

内装・キッチンキッチン

調理型実習台:ESSBCR219QW109N(LIXIL)

内装・照明照明

ライン照明:SCF-LED-APD(DNライティング)
ダウンライト(Panasonic)
スポットライト(Panasonic)

外構・床外構

コンクリート洗い出し舗装
アスファルト舗装
河原石舗装
芝生
土 [畑]
砂利敷

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2023.12.27 Wed 07:03
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    富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする
  • 2024.5.28Tue
    田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、東京の「水道橋のオフィス」。都心の駅前の賃貸事務所ビル。“効率”と“快適”の両立を目指し、執務空間の前に“機能を拡張”する“三角形のワークテラス”を設ける構成を考案。都市の中で“人々の働く姿”が外観となる在り方も意図
  • 2024.1.30Tue
    加藤渓一 / スタジオピースによる、東京・八王子市の店舗「TOKYO FARM VILLAGE」。地域循環にも取り組む牧場に計画された店。施主の理念への応答も意図し、自然や動物が持つ“操作できない”要素を取り込む設計を志向。地域住民を巻き込んだ“土壁”や地域産の端材を使った“野地板”を建築に導入
  • 2023.4.10Mon
    鈴木岳彦建築設計事務所による、東京・世田谷区の「M邸」。線路沿いの延床10坪の建築。厳しい条件下で“動線空間を最小限”とする為、建物全体を貫く“らせん階段”に各空間が直接つながる構成を考案。階段と諸室が融合した様な“一室空間的な住まい”を作る
  • 2022.12.19Mon
    加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・あきる野市の住宅「道と門型と雑木林」。緑豊かな林に面する敷地。環境が“そのまま立ち現れた”空間を求め、敷地内に林へ抜ける道を通して“門型フレーム”を架ける建築を考案。少ない手数で“素材の味を活かした美味しい料理”の様に作る
  • 2022.8.24Wed
    伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能
  • 2022.1.25Tue
    中本剛志+田中裕一 / STUDIO YYによる、千葉市の「丘の幼稚園」。団地内の敷地で隣接する緑地を手掛かりに設計、地面まで延びる“片流れ屋根の丘”を構想し遊びの場の創出と共に通風等の快適な室内環境を実現、在来工法の採用で短工期の条件もクリア
  • 2020.11.16Mon
    加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」
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    【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中

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    【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中湧泉の宿 ゆあむ 客室「かわみ」
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    企画段階から計画に関わり、ビルディングタイプに縛られない建築をつくる「to-ripple」の、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    建築とインテリアの設計スタッフを募集します。

    to-rippleでは、今まで以上に丁寧にものごとを進めるため、またデザイン精度を高めていくためにスタッフの募集をします。

    【to-rippleの特徴】
    to-rippleは建築やインテリアの企画から設計、監理、家具のデザインまで一気通貫でプロジェクトを行うことが特徴です。ビルディングタイプはホテル、グランピング施設、商業施設、オフィス、マンションなど多岐に渡ります。

    またスケールも20,000㎡を超えるものから50㎡程度のコンパクトなものまであります。これらの案件を個人のスキルや将来のビジョンに応じて担当してもらいます。

    与件の整理からコンセプト立案まで行う企画設計、
    建築の形や詳細を詰めていく基本設計、
    つくれる形状に納め、全体統合する実施設計、
    コミュニケーション能力と判断力を必要とする現場監理、
    手に触れるためミリ単位の調整をする家具デザイン、

    フェーズによって行うことは変わりますが、その都度プロジェクトをより良くするには何ができるのかを考え、ベストな提案をしていきます。

    建築家の職能が拡張し、ユーザーのライフスタイルがシームレスになってきたいま、ビルディングタイプに縛られない生き生きとした建築を一緒につくることができる環境があると考えています。

    【to-rippleの業務範囲】
    建築設計・インテリアデザインはもちろん、建築企画、プロダクトデザイン、グラフィックデザインと業務の幅はとても広いです。クライアントの事業を成功させるためにベストな回答は何かを、ワクワクしながら一緒に探れる方だと、自分の可能性を大きく拡張できる環境だと思います。

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    2023.12.27 Wed 19:10
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    【ap job更新】 幾何学的な空間操作で建築を都市や自然に開く「T2P Architects office」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)、CAD/3Dオペレーター、アルバイトを募集中

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    【ap job更新】 幾何学的な空間操作で建築を都市や自然に開く「T2P Architects office」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)、CAD/3Dオペレーター、アルバイトを募集中
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    幾何学的な空間操作で建築を都市や自然に開く「T2P Architects office」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)、CAD/3Dオペレーター、アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    TOKYO・OSAKA・SEOULを拠点として活動するT2P Architects officeでは、一緒に新たな空間的価値を追求する、情熱的に設計に取り組む仲間を募集します。

    共同代表である小野・三浦・ヤンは安藤忠雄のもとで長年学び、幾何学的な空間操作により建築を都市や自然に開くことをテーマとして、住宅・商業施設・オフィス・宿泊施設・研究施設など、様々な用途とスケールのプロジェクトを現在手掛けています。

    業務拡大にともない、東京事務所と大阪事務所で数名の募集をします。 

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    建築求人情報
    2023.12.27 Wed 16:05
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    甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案
    photo©甘粕敦彦

    SHARE 甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案

    architecture|feature
    東京店舗図面あり渋谷区建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・水廻り)建材(内装・造作家具)甘粕敦彦簾藤麻木春秋社nenlinアクアビルドジャパン
    甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案店舗が入るビルの外観。 photo©甘粕敦彦
    甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案エレベーター前から客室を見る。 photo©甘粕敦彦
    甘粕敦彦と簾藤麻木による、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」。表参道に面したビルの中での計画。食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向。外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案レジカウンターから開口部側を見る。 photo©甘粕敦彦

    甘粕敦彦 / 甘粕建築設計事務所と簾藤麻木 / nenlinが設計した、東京・原宿の飲食店「ヴィーガンビストロ じゃんがら」です。
    表参道に面したビルの中での計画です。建築家は、食と空間のテーマの共鳴を求め、“植物性由来の料理”から着想して“自然資源を生かした”設計を志向しました。そして、外の木々を享受する平面と複数の緑色を組合せた配色を特徴とする空間を考案しました。店舗の公式ページはこちら。

    1984年創業のとんこつラーメン店が、新業態として立ち上げたヴィーガン料理専門店(植物性由来のみの料理)の内装改修です。
    場所はJR原宿駅近くの表参道に面した複合ビルの2階です。この店舗は1986年にオープンし、とんこつラーメンブームの火付け役として長く親しまれてきました。現在でも、1階ではとんこつラーメン店を営業しています。

    建築家によるテキストより

    クライアントは、社会の多様化、健康意識の高まり、環境問題、今後の食糧不足など社会を取り巻く多くの課題に目を向け、自分たちの役割を改めて考えました。そしてたどり着いたのが、ヴィーガン料理の可能性でした。日本ではまだ店舗も少なく、食べる人が限定的な料理を、かつてとんこつラーメンを広く社会に浸透できたように、親しまれる食文化の一つにしようと計画がはじまりました。

    私たちは、植物性由来のみの料理に着想を得て、空間も同じく自然資源を生かしたものにすることで、食と空間のテーマが共鳴するのではないかと考えました。

    建築家によるテキストより

    恵まれたことに、店内からは表参道のケヤキ並木が見ることができました。ちょうど、目線の高さは、ケヤキの太い幹と樹幹の中間にあり、開かれた視界と木漏れ日が両方感じられます。さらに視線の先には、明治神宮と代々木公園の深い森も見ることができます。

    テナントビルという限られた空間でも、都市の希少な自然を身近に感じながら快適な食事ができる場にするため、いかに外部の環境を内部に染みこませることができるかを試みました。

    建築家によるテキストより
    • 残り21枚の写真と建築家によるテキスト
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    東京店舗図面あり渋谷区建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・水廻り)建材(内装・造作家具)甘粕敦彦簾藤麻木春秋社nenlinアクアビルドジャパン
    2023.12.27 Wed 15:07
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    【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中

    ap job 【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中

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    【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中
    【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)と学生アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    HUNE Architectsでは業務拡大の為、設計スタッフを募集します。

    弊社は伊東豊雄建築設計事務所出身の玉木浩太とJulia Liそして林盛による設計事務所です。

    私たちはこれまでのプロジェクトにおいて、新たな建築の可能性を模索し、実験的な建設プロセスや越境的なデザインスタディによって新しい建築や場所のあり方を提案してきました。これまでの建築よりも柔軟で軽やかな建築を目指しています。

    現在、首都圏での戸建て住宅、集合住宅、オフィスビルの設計監理、シェアハウスのデザイン監修、関西の展示施設、国外でのSOHOの設計など複数のプロジェクトが進行中です。
    事務所は3人の共同代表と6名のスタッフのほか、国内外の協力事務所やコラボレーターと一緒にプロジェクトを進めています。

    今回の募集では、新卒の方から中途採用まで正社員を広く募集しますが、特に基本設計から実施設計を経験され、一人で図面を作成できる方を優遇したいと考えております。勤務形態は週休完全二日制で基本的に事務所に出勤いただきますが、個々の事情に配慮いたしますので、まずは希望をご相談ください。

    また、合わせて模型・CG制作のアルバイトも募集しておりますので、ぜひご応募ください。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2023.12.27 Wed 10:20
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    2023.12.26Tue
    • 【ap job更新】 駅や広場から住宅まで、様々な規模と用途を手掛ける「sinato」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 【ap job更新】 万博のプロジェクト等を手掛け、若手建築家のアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric株式会社」が、意匠設計スタッフ(既卒・経験者)と総務職を募集中
    • 【ap job更新】 坂茂建築設計が、東京事務所での 建築設計・インテリアデザイン・事務のスタッフを募集中
    • NANKAによる、東京の店舗「アトモス ピンク フラッグシップ 原宿店」。女性用のスニーカーとアパレルを扱う店。ネット普及時代の実店舗を“思い出を作りに行く場所”と捉え、ダンススタジオを併設する空間を考案。内装は歩道からの人々を迎え入れる為に外から内へ連続するように作る
    • 相坂研介設計アトリエによる、東京・世田谷区の「代田の住宅」。間口が狭く隣地から見下ろされる敷地。明るさや広さの最大化を求め、反射光を呼込む“ライトコート”を含む“大小4つの外部空間”を援用する建築を考案。植栽や屋根の形状等で周囲の視線からプライバシーも守る
    • ほか
    2023.12.28Thu
    • 【ap job更新】 多くのアトリエ事務所との協働実績があり、常に新しい物作りに挑戦する「有限会社 工藤工務店」が、施工管理職(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 【ap job更新】 吉祥寺に新社屋が完成した「佐久間徹設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    • 馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・武蔵小金井市の店舗「高架下のベーカリー」。高架下整備の一環として細長い敷地に計画。長大な文脈全体を対象とした創造を目指し、高架と付帯物の関係性と同様の“質”を備えた建築を志向。一般建材が“場当たり的”に貼り付いている様な外観を意図的に作る

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