SHARE 丹下健三と隈研吾の展覧会が、フランスのパリ日本文化会館で開催。二人の建築家が設計した“東京オリンピック”の“競技場”に注目する展示。丹下と隈の軌跡を辿りながら建築の魅力を紹介
- 日程
- 2024年5月2日(木)–6月29日(土)
丹下健三と隈研吾の展覧会「KENZO TANGE – KENGO KUMA. Architectes des Jeux de Tokyo」が、フランスのパリ日本文化会館で開催されます。
二人の建築家が設計した“東京オリンピック”の“競技場”に注目する展示です。そして、丹下と隈の軌跡を辿りながら建築の魅力を紹介します。会場では、大型模型や写真を中心に据え、更に丹下と隈のフランスにおける作品も展示します。また、二人が影響を受けた桂離宮を通してそれぞれの美意識に迫るなど、様々な角度からその建築に迫ります。
展示の開催期間は2024年5月2日(木)から6月29日(土)。入場無料です。パリ日本文化会館のウェブサイトはこちら。【ap・ad】
丹下健三と隈研吾 東京オリンピックのレガシー
東京では1964年と2021年にオリンピックが開催され、多くの競技施設が建設された。特に建築家・丹下健三(1913-2005)が設計した国立代々木競技場は二度のオリンピックで競技会場として活用され、オリンピックレガシーとして世界遺産登録されることが期待されている。
また建築家・隈研吾(1954-)が設計した国立競技場は陸上競技会場のみならず開会式・閉会式会場となったことで21世紀の東京を全世界に知らしめた。また今後、新しいオリンピックレガシーとして活用されることが期待されている。
本展覧会はユネスコ本部があるパリの日本文化会館を会場として、二人の建築家の軌跡に辿りながら国立代々木競技場と新国立競技場の魅力を紹介する。これにより、オリンピックが東京に残したレガシーのあり方や、これからの明治神宮内苑・外苑周辺のアーバンデザインを考える契機としたい。
以下に、写真と詳細な情報を掲載します。
以下の写真はクリックで拡大します
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開催概要
展覧会名:KENZO TANGE – KENGO KUMA. Architectes des Jeux de Tokyo
展覧会名(日本語タイトル):丹下健三と隈研吾展 東京大会の建築家たち
会期:2024年5月2日(木)~6月29日(土)
会場:パリ日本文化会館(101 bis Quai Jacques Chirac, 75015 Paris, フランス)
会場HP:https://www.mcjp.fr/ja
入場料:無料、予約推奨(4月上旬よりパリ日本文化会館HP)
主催:独立行政法人国際交流基金、パリ日本文化会館
共催:一般社団法人国立代々木競技場世界遺産登録推進協議会
助成:公益財団法人大林財団
協賛:株式会社イトーキ、LVMH ウォッチ・ジュエリージャパン株式会社 ショーメ、LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン株式会社、株式会社大林組、鹿島建設株式会社、クリスチャン ディオール合同会社、小松マテーレ株式会社、株式会社佐藤秀、清水建設株式会社、住友林業株式会社、大光電機株式会社、大成建設株式会社、大日本印刷株式会社、太陽工業株式会社、大和ハウス工業株式会社、大和リース株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社丹青社、東急グループ、東急建設株式会社、戸田建設株式会社、一般財団法人日本建築センター、株式会社乃村工藝社、野村不動産株式会社、株式会社長谷工コーポレーション、前田建設工業株式会社、三井不動産株式会社(以上五十音順)
特別協力:内田道子、丹下都市建築設計
協力:隈研吾建築都市設計事務所、高知県立美術館 石元泰博フォトセンター、瀧本幹也写真事務所、TOPPAN株式会社、日本デザインセンター、パリ日本文化会館支援協会
後援:在フランス日本国大使館
キュレーター:豊川斎赫
お問い合わせ:一般社団法人国立代々木競技場世界遺産登録推進協議会 info@gysc.or.jp