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2024.5.01Wed
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小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す
photo©オジモンカメラ 高橋希

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architecture|feature
建材(外装・壁)高橋希HOLTO藤島木材工業桧森建築コマド意匠設計室柳原まどか小倉大建材(内装・造作家具)建材(外装・建具)建材(内装・その他)建材(内装・家具)建材(外装・屋根)建材(内装・照明)建材(内装・建具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり秋田住宅
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、南側より見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、トラック駐車時の様子。三角形の中庭の様な余白ができる。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、リビング photo©オジモンカメラ 高橋希

小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室が設計した、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」です。
トラックの運転を仕事とする施主の為に計画されました。建築家は、土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案しました。そして、住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出しました。

秋田県北部、北秋田市に建つ住宅の新築計画である。

50代の夫婦が母屋の隣の敷地を購入し、4人家族のための住宅を建てたいという依頼だった。お施主さんは大型トラックの運転手。敷地内に10tトラックを置けるようにすることが課題であった。

建築家によるテキストより

10tトラックの大きさは幅3m×長さ12m×高さ4mほど。また普通自動車2台も置けることと、雪国であるため落雪の余裕と雪を寄せて溜めておくスペースが必要となる。住宅の規模は予算上、30坪程度が望ましいと判断した。
各車のスペースをまとめて確保し、残りのスペースに住宅を配置する方向性も検討したが、窮屈な印象であった。角地であり、花畑に面していて日当たりも良いこの土地を無理なく有意義に利用できる方法はないかと考えた。

建築家によるテキストより

検討の結果、幅2間×長さ7.5間の細長い住宅を、四角い敷地に対して斜めに切るように配置することにした。
北側は普通車2台分の駐車スペースとし、南側はトラックを駐車するスペースとした。トラックが置かれていない時や、旦那さんが普通車で帰宅した際は南側が開けた土地となり、トラックが置かれた時は小さな三角の中庭のような余白のスペースが生まれる。

リビングを東側の先端に配置することで、南側からは明るい日差しを取り入れ、東側の窓からは開けた空と花畑が見ることができる。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、トラック駐車時の様子。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、トラック駐車時の様子。三角形の中庭の様な余白ができる。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、東の道路側より見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、南側より見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、玄関扉を見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、廊下からリビング側を見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、ダイニングからリビングを見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、リビング photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、リビングからダイニングとキッチンを見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、ダイニングから扉を見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、ダイニングテーブルの詳細 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、ダイニングから2階への階段を見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階から2階への階段 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す2階、ホールから廊下側を見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す2階、個室2 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す2階、廊下から主寝室を見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す2階、主寝室から廊下側を見返す。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す階段から玄関を見下ろす。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、洗濯室 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、洗濯室の収納 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、トイレ photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す配置図 image©コマド意匠設計室
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階平面図 image©コマド意匠設計室
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す2階平面図 image©コマド意匠設計室
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す模型写真 photo©コマド意匠設計室
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す模型写真 photo©コマド意匠設計室
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す模型写真 photo©コマド意匠設計室

以下、建築家によるテキストです。


秋田県北部、北秋田市に建つ住宅の新築計画である。

50代の夫婦が母屋の隣の敷地を購入し、4人家族のための住宅を建てたいという依頼だった。お施主さんは大型トラックの運転手。敷地内に10tトラックを置けるようにすることが課題であった。


10tトラックの大きさは幅3m×長さ12m×高さ4mほど。また普通自動車2台も置けることと、雪国であるため落雪の余裕と雪を寄せて溜めておくスペースが必要となる。住宅の規模は予算上、30坪程度が望ましいと判断した。
各車のスペースをまとめて確保し、残りのスペースに住宅を配置する方向性も検討したが、窮屈な印象であった。角地であり、花畑に面していて日当たりも良いこの土地を無理なく有意義に利用できる方法はないかと考えた。


検討の結果、幅2間×長さ7.5間の細長い住宅を、四角い敷地に対して斜めに切るように配置することにした。
北側は普通車2台分の駐車スペースとし、南側はトラックを駐車するスペースとした。トラックが置かれていない時や、旦那さんが普通車で帰宅した際は南側が開けた土地となり、トラックが置かれた時は小さな三角の中庭のような余白のスペースが生まれる。

リビングを東側の先端に配置することで、南側からは明るい日差しを取り入れ、東側の窓からは開けた空と花畑が見ることができる。


単純な長細い形状の住宅を敷地に対して斜めに配置することにより、この家には確固たる正面が無いような印象にもなった。家族の中でも旦那さんは南側の玄関から出入りし、奥さんはカーポート側の勝手口をメインの玄関として使用しているとのことで、それぞれの正面があるようだ。


建坪15坪の総2階建てのこの家は、予算の関係上、内部の構成もとても単純なものにした。
最小限に必要な収納を設けつつ、各部屋を細長い建物の中に配置している。

家族4人はそれぞれ大人。仕事の都合もあり、LDKを使用する時間もバラバラであることが多いとのことだった。LDKは1人でも広すぎず、家族が集っても窮屈ではない程度の広さが良いと思った。中央には大きな栗材のカウンターを配置している。料理をする人の作業台として、1人でご飯を食べながら外を眺める場所として、また家族で会話をする場所として、このカウンターを中心に生活が行われていく。

仕上げ材やその使い方は特に特別なものではないが、装飾的な要素を省いたり建具の枠や巾木の無い納まりとしている。ひと繋がりに続く床や階段、またLDKのカウンターなどの木材は県産のクリを使用している。1つ1つ豊かな表情を持つ木目がこの家にとっての装飾的な部分と言えるかもしれない。

単純な壁天井と、ひと繋がりな床が、決して広くないそれぞれのスペースを仕切りながら柔らかく繋げることで、意識的に窮屈さをなくしているように思う。

トラックと並存して建つこの家が、将来どのようになっているのか。歳をとって夫婦が仕事を辞め、トラックが置かれなくなるときが来るだろう。そのとき南側の余白は中庭になることはなくなり、正面が曖昧なこの家の余白はどのように使われているのか。それを楽しんで住み続けてもらえてるとうれしい。

■建築概要

題名:10tトラックと並存する家
所在地:秋田県北秋田市
主用途:住宅
設計:コマド意匠設計室
担当:小倉大、柳原まどか
施工:株式会社桧森建築
協力:藤島木材工業株式会社、HOLTO
構造:木造在来工法 2階建て
敷地面積:262.62㎡
建築面積:56.32㎡
延床面積:106.10㎡
設計:2021年3月~2022年4月
工事:2022年5月~2022年9月
竣工:2022年9月
写真:オジモンカメラ 高橋希

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム 鋼板 耐摩カラーSGL(日鉄鋼板)

外装・壁外壁

COOLメモリア(ニチハ)

外装・建具玄関戸

栗挽板木製断熱片引き戸 [制作]

外装・建具開口部

アルミ樹脂複合サッシ サーモスX(LIXIL)

内装・床床

挽板単板張りフローリング 栗 [ウレタン艶なし仕上](藤島木材工業)

内装・壁壁

準不燃クロス VS(TOLI)

内装・天井天井

準不燃クロス VS(TOLI)

内装・建具引手、ノブ

木のつまみ、木のレバーハンドル(戸戸)

内装・照明照明器具

LED電球(Panasonic)+陶器ソケット(青山電陶)

内装・造作家具LDKカウンター

天板:無垢ハギ板材 栗、側板:挽板貼り合板 栗 [オイル仕上](藤島木材工業)

内装・家具リビングちゃぶ台

挽板貼り合板 栗 [オイル仕上](HOLTO)

内装・その他階段

集成材 栗 [ウレタン艶なし仕上](藤島木材工業)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2024.05.01 Wed 08:23
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    住宅兵庫arbol下村康典堤庸策図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・壁)アシタカ建築設計室加藤鷹稔工務店
    arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする外観、竿部分より見る。 photo©下村写真事務所 下村康典
    arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする1階、ホール、夜景 photo©下村写真事務所 下村康典
    arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする1階、ホールよりコートヤードを見る、夜景 photo©加藤鷹

    堤庸策 / arbolと加藤鷹 / アシタカ建築設計室が設計した、兵庫・西宮市の「夙川の家」です。
    四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画です。建築家は、外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向しました。そして、閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にしています。

    立地は兵庫県西宮市。周辺は自然が豊かで古くからの邸宅街が広がる夙川沿岸の閑静なエリア。地価が高く坪単価も比較的高いため、土地が細分化され密集しているエリアも多くみられる。

    敷地は、そのような旗竿型のコンパクトな土地であり四方を2階建て隣家に囲まれ、決して条件が良い方ではなかった。しかしながら、クライアントは周辺環境の良さと幼い頃から慣れ親しんだ地域であるという点を重視し、この土地を購入された。

    建築家によるテキストより

    プライバシー確保に対し、外側に開くことが難しい敷地条件であったため、家の中にクライアントのための独立した世界をつくることを目指した。共有していただいた好みのインテリアイメージにはヨーロッパの空気感を感じるものが多く、意匠にもそれらの要素を取り入れることにした。

    建築家によるテキストより

    敷地に対して可能な限り大きく建物のフットプリントを設定し、外に閉じた箱型の計画とした。内部でも自然や四季を感じ取れるよう、比較的採光が確保しやすい北側の角に中庭を配置。その周りにホール(リビングダイニング)やキッチンなどのアクティブスペースを設けた。寝室や浴室といった個人の休息スペースは、必要最小限の大きさにして2階に配置した。(寝室の収納家具は、部屋割りの変化に対応できるよう可動式となっている)

    この住まいの最大の特徴であるホールは、外に閉じた住まいの中で窮屈さを感じることなく、家族や親しい人達との時間を優しく包み込むことができるような空間を目指した。団欒を生む適度に求心性のある平面と、人が集まっても居心地の良さを担保できるドーム状の大きな気積によって空間に包容力を持たせた。

    建築家によるテキストより
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    2024.05.01 Wed 17:59
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    アーキテクチャーフォトで、2024年4月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。


    1. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    2. 石上純也建築設計事務所による、韓国・大邱広域市寿城区の、橋設計コンペ「Suseongmot Lake Bridge(Skywalk) Development」の勝利案
    3. 内藤廣建築設計事務所が内装設計を手掛けた、東京・銀座の店舗「TORAYA GINZA」がオープン。吹抜テラスを特徴とし、壁は瓦タイルを用いて空間の音にもこだわる
    4. 隈研吾建築都市設計事務所による、クリスチャン・ディオールの新店舗が、麻布台ヒルズにオープン
    5. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の実施設計概要が公開。平面図・立面図・パースなどを掲載
    6. 丹下健三の生涯を描いた漫画『丹下健三 ~世界のタンゲと呼ばれた建築家~』のオンライン版が公開。愛媛県今治市の制作で無料閲覧が可能
    7. 平田晃久建築設計事務所のデザイン監修で、原宿駅旧駅舎跡地に商業施設が建設。旧駅舎の外観の再現も実施。2026年冬の竣工を予定
    8. 2024年日本建築学会賞が発表。作品は、石上純也の「House & Restaurant」、向山徹の「岩国のアトリエ」、山﨑健太郎の「52間の縁側」が受賞
    9. 安藤忠雄が設計して、熊本県に寄贈した「こども本の森 熊本」が、2024年4月8日に開館
    10. VUILDによる、東京・小金井市の「学ぶ、学び舎」。次世代の学びを促す為の教育施設。教材にもなる“実験的な”存在を目指し、“5軸CNC加工機”で“3次元切削”した型枠で作る大スパンの建築を考案。利用者自身が拡張していく“オープンエンド”な場として作る
    11. 長野県小諸市立芦原中学校区再編設計プロポで、渡邉健介建築設計事務所が契約候補者に特定
    12. 21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」の入場チケットをプレゼント。先端技術に形を与えた“プロトタイプ”を中心とした展示。様々な専門領域のクリエイターと研究者とのコラボレーションによる作品も紹介
    13. 建築の“構造デザイン”に注目した、WHAT MUSEUMでの建築展「 感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで – 」の入場チケットをプレゼント。木材を用いた建築に焦点を当て、伝統的な木造建築から最先端の建築までを紹介。内藤廣やo+hの建築を含む100点以上の模型を展示
    14. ニコ設計室 と なわけんジムによる、東京・中野区の「商店街のツリーハウス」。賑やかな商店街の狭小地での計画。昼夜人々が行交う状況に“自然の森”との類似性を見出し、森での安心できる場所である“樹上”と“洞穴”のような建築を志向。柱を“肥大化”させて都市スケールとの同化も意図
    15. NHKのテレビ番組“すこぶるアガるビル”が、村野藤吾が1957年に完成させた「読売会館」を特集
    16. 中村拓志&NAP建築設計事務所による、埼玉・所沢市の「狭山樹林葬地」。霊園内に計画された墓地。地域の自然環境を背景とした“循環の死生観”のもとに、森に還った故人を偲び“対話できる”ような建築を志向。放物面として設計された礼拝所は60m先にある森からの音を祈る人に届ける
    17. 石上純也による“水庭”が鑑賞できる宿泊施設「那須 無垢の音」が、2024年4月1日に開業
    18. 妹島和世が監修するパヴィリオンなども公開される、イベント「PERPETUAL MOMENT − 自然の中の時間」が東京都庭園美術館で開催。日本ロレックスの主催で行われ、妹島も参加するシンポジウムや、名和晃平・目/me・小牟田悠介による作品展示も実施
    19. 丹下健三と隈研吾の展覧会が、フランスのパリ日本文化会館で開催。二人の建築家が設計した“東京オリンピック”の“競技場”に注目する展示。丹下と隈の軌跡を辿りながら建築の魅力を紹介
    20. 山下貴成建築設計事務所による、埼玉・新座市の「森のクリニック」。小児専門の歯科医院。緑の生い茂る土地という与件に対し、敷地内の木々と“緩やかに混ざり合う”建築を志向。折れ曲がり連続する屋根は、内部では“部屋の分節を希薄”にして外部では“周囲の家並み”と呼応する
    21. 坂茂建築設計の設計で、愛知・豊田市にて、環境配慮型オフィスのプロジェクトが進行中
    22. 遠野未来建築事務所による、埼玉・三芳町の「トイレトワ」。廃棄物の再資源化を行う企業が保全する森の中に計画。“循環と再生”を主題とし、廃棄物中の土砂を原料とする“再生土”を用いた版築壁の建築を考案。“建築伝統技術の循環”も意図して“手刻み”等で造り上げる
    23. 倉林貴彦+富永大毅+藤間弥恵による、東京の「稲城のペアハウス」。農業にも携わる施主の為の住宅。梨畑の中に住宅が入り混じる環境に対し、かつての“農家の屋敷”の様な“構えの大きな屋根”を持つ建築を志向。9尺ベースの“合理的な架構”を最初に想定して費用を抑え質も確保
    24. テレビ番組“情熱大陸”が、建築家でイチバンセンを主宰する川西康之を特集。鉄道車両や駅舎などのデザインも手掛ける
    25. 中村浩士建築設計事務所による、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」。過去の名残で水田が残る地域。のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案。90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージ
    26. UID前田圭介・原浩二・高坂敦信が審査した、中国電力主催の建築アワード「エネルギア住宅作品コンテスト」の入賞作品を公開。第27回目の開催となり、新築住宅・リフォーム住宅・学生の3部門で応募を募り、“計12作品”が選出
    27. 藤本壮介+東畑建築事務所+梓設計による、2025年大阪・関西万博の「大屋根(リング)」。外側高さ約20mで内径約615mの世界最大級の木造建築。会場の主動線として交通空間であると共に、雨風等を遮る快適な滞留空間としても機能。屋上には緑の丘が広がり瀬戸内海の景観を眺望
    28. 藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする
    29. 2024年日本建築学会賞(作品)を受賞した、石上純也による「House & Restaurant」のメイキング動画
    30. 石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる
    31. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の基本設計概要が公開。花弁を想起させるテラスの連なりが特徴的な建築。テラスからの新しい鑑賞体験や壁面を活用した映像発信も計画。“ホールの新たなあり方”や街に開き人を引き込む事も追求
    32. ザハ・ハディド・アーキテクツが改修を手掛ける、モナコの「Le Schuylkill Tower」。築約60年の高層集合住宅の改修計画。既存の遺産の保持と居住性の向上を目指し、居住空間の再構成に加えて共用機能の新設も構想。新たなファサードシステムはタワーの外観を再定義すると共に機能性も備える
    33. 山下貴成建築設計事務所による、静岡・御殿場市の「高嶺の森のレセプション」。宿泊施設のレセプション棟の計画。環境に加えて宿泊棟の集まりも“ひとつの風景”として捉え、全体が調和して“群”となる設計を志向。家型のコテージとも呼応する“緩やかなカーブを描く”屋根を持つ建築を造る
    34. 長坂常 / スキーマ建築計画による、香川・小豆島の温泉施設「島湯」がオープン。既存ホテル内の温浴施設を“引き算”のデザインで改修。黄金湯と狛江湯に続く長坂が手掛ける温浴施設
    35. NHKのテレビ番組“すこぶるアガるビル”が、丹下健三が1964年に完成させた「国立代々木競技場」を特集
    36. 塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、東京・杉並区の住戸改修「ポールダンサーの部屋」。築古住戸の価値向上を目指した計画。ポールダンサー入居の想定に対し、新設の“コンクリートの列柱”を挟んでステージと住まいの機能を並列させる構成を考案。列柱の身体性でダンサーの精神に見合う秩序を作り出す
    37. 古谷デザイン建築設計事務所による、プリズミックギャラリーでの建築展「親密な建築を目指して」。“みどり”のデザインも手掛ける建築家の展覧会。人々が愛着を持ち“場所の風景となる建築”を目指して活動。代表作や進行中のプロジェクト等の模型や図面を公開する内容
    38. 古谷デザイン建築設計事務所による、長野・下高井郡の宿泊施設「GONDOLA HOUSE」。吉阪隆正設計の宿泊施設に並んで計画された新館。既存への“アンサーソング”として、吉阪建築の“親密さを増長し共鳴する”設計を志向。特徴的な形態を踏襲しつつ対比的な“白い外壁”で雪景色とも同化させる
    39. 二俣公一 / ケース・リアルによる、福岡市の「ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ」。“大通り”と“神社の境内”に面する区画。街と神社を繋ぐ“結節点”となる存在を目指し、機能を中央集約して通りから参道へと“視線が抜ける”構成を考案。既存レベル差も活かして其々の側で客席の雰囲気を変える
    40. 高塚陽介 / TYdo architectsによる、静岡・磐田市の「久保町の住宅」。様々な“異なる性格”の土地に面した敷地。生活リズムが不規則な施主の為に、夜中でも気を遣わず“不自由のない日常”を送れる建築を志向。隣接状況と呼応するように距離・機能配置・開口部を操作して建築を造る

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    • ファラによる、ポルトガル・ポルトの「waves of glass and clouds of metal」。建物の店舗部分を住戸に改修する計画。“ガラスブロックの波”で内部の公と私に緩やかに分離し、“金属メッシュの雲”で伝統的な家の境界線を溶解。其々の操作は伊東豊雄や長谷川逸子の建築での実験を想起させる
    2024.5.02Thu
    • 【ap job更新】 建築家たちと協働し、家具等の設計・製造・調達管理を一気通貫で行う「seventh-code株式会社」が、家具設計者を募集中
    • studio36による、愛知・岡崎市の「NEKKO OKAZAKI」。幅の広い緑道に面する区画に計画された飲食店と貸スペース等の複合施設。環境との連続性を求め、緑道の特徴を参照した“抑揚のある”空間を志向。其々のスペースを“緑道に点在する店舗群”に“見立て”設計する
    • 【ap job更新】 仲建築設計スタジオが、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 東京建築士会が主催する「住宅建築賞2024」の結果が発表

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