SHARE 藤本壮介・永山祐子・成瀬友梨が審査する、ケイミュー主催のアワード「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」が応募作品を募集中。ケイミュー商品使用物件を対象に“未来に残していきたい外装デザイン”を選定し表彰。受賞者には永山作品の“東急歌舞伎町タワー”での表彰式と“総額185万”の商品券を用意
藤本壮介・永山祐子・成瀬友梨が審査する、ケイミュー主催のアワード「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」が応募作品を募集しています。ケイミュー商品を使用した物件を対象に“未来に残していきたい外装デザイン”を選定し表彰します。受賞者には永山作品の“東急歌舞伎町タワー”での表彰式と“総額185万”の商品券が用意されています。応募受付期間は2024年7月31日まで。WEB応募ページはこちら【ap・ad】
企画の背景
当社は昨年設立20周年を機に、商品をつくるだけでなく、街並みをつくり、都市をつくり、この社会の未来をつくっていく企業となることを目指し、施工事例コンテストも「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」として、業界を代表するコンテストとなれるよう、装いも新たにスタートさせました。
コンセプトは「未来へ繋ぐ建築を発掘する」とし、デザイン的な美しさはもちろん、街並みや景観に対する心配り、設計面のこだわりなど、建物としてのクオリティの高さを総合的に評価します。
なお、初回の昨年度は530点の応募があり、その中から各賞11点を選出。本年度は昨年に引き続き3名の審査員を迎え、2回目の開催となります。
作品募集・審査
「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」は、2023年9月1日~2024年7月31日までに完工し、当社商品(カタログ掲載品)を使用した物件を対象に、2024年7月31日まで募集します。
審査基準は①建築デザインとしての美しさ・新しさが感じられること②街並みや景観に対して配慮された作品であること、の2点で、施工写真や設計要旨から総合的に判断します。
審査員は、昨年度に引き続き、国内外で活躍されている建築家 藤本壮介氏、ドバイ国際博覧会日本館を手掛けた永山祐子氏、店舗・集合住宅などの設計を広く手掛ける成瀬友梨氏ら、建築家のトップランナー3名に、お引き受けいただきました。
なお、本年度の表彰式は東京都新宿区「東急歌舞伎町タワー」で開催予定。「建築を未来に残す」という「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」のコンセプトの一環として選定しました。
当社では、こうした活動をさらに広げ、街や社会の美しい未来に貢献できるよう努めていく考えです。
より詳しい情報は以下に掲載します。
「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」 開催概要
●応募期間
2024年4月26日~7月31日●対象物件
2023年9月1日~2024年7月31日までに完工した物件、ケイミュー商品(カタログ掲載品)を使用した物件●審査基準
建築デザインとして美しさ・新しさが感じられること。街並みや景観に対して配慮された作品であること。施工写真や設計要旨から総合的に判断し審査●予定している各賞
○最優秀賞1件50万円(商品券)
○優秀賞5件各20万円(商品券)
○特別賞2件各10万円(商品券)
○ケイミュー賞3件各5万円(商品券)●表彰式
2024年11月中旬または下旬。「東急歌舞伎町タワー」にて開催予定
審査員プロフィール
藤本 壮介(フジモト ソウスケ/Sou Fujimoto)
1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。
2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。国内では、2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーに就任。2021年には飛騨市のCo-Innovation University(仮称)キャンパスの設計者に選定される。主な作品に、ブダペストのHouse of Music(2021年)、マルホンまきあーとテラス 石巻市複合文化施設(2021年)、白井屋ホテル(2020年)、L’Arbre Blanc(2019年)、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013(2013年)、House NA(2011年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館(2010年)、House N(2008年)等がある。
永山 祐子(ナガヤマ ユウコ/Yuko Nagayama)
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998年青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。
主な仕事、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」「豊島横尾館」「ドバイ国際博覧会日本館」「JINS PARK」「膜屋根のいえ」「東急歌舞伎町タワー」など。JIA新人賞(2014)、World Architecture Festival 2022 Highly Commended(2022)、iF Design Award 2023 Winner(2023)など。現在、2025年大阪・関西万博にて、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」と「ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier」(2025)、東京駅前常盤橋プロジェクト「TOKYO TORCH」などの計画が進行中。
成瀬 友梨(ナルセ ユリ/Yuri Naruse)
1979年愛知県生まれ。2007年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 博士課程単位取得退学。2007年猪熊純氏とともに成瀬・猪熊建築設計事務所設立。
主な作品に「お宿Onn 中津川」「LT城西」「Dance of light」。主な受賞に、2015年日本建築学会作品選集新人賞、第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 出展 特別表彰、大韓民国公共デザイン大賞 国務総理賞、AACA賞2023 優秀賞。主な著書に、『シェア空間の設計手法』、『子育てしながら建築を仕事にする』