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2024.10.22Tue
2024.10.21Mon
2024.10.23Wed
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する
photo©薄田直樹

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architecture|feature
建材(内装・照明)小谷建築設計薄田直樹一色暁生匠陽建材(外構・床)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)新宿区図面あり住宅東京
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する外観、北側の道路より見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、玄関から居間を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間から2階への階段を見る。 photo©薄田直樹

一色暁生建築設計事務所が設計した、東京・新宿区の「上落合の家」です。
都市部の約10坪の敷地での計画です。建築家は、建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向しました。そして、シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置しました。

初めてこの場所を訪れた時、そこには古い2階建ての家が建っていた。10坪の敷地めいっぱいに建てられたその家は3方を住宅に囲まれ、隣家との間に隙間はほとんどなく、どこからどこまでが一つの家か分かりにくい。周囲を見渡してみると、同じように道の両側には建物がひしめき合っている。まるで岩山のように、多様な形の建物がひと繋がりのかたまりとなって、でこぼこと続いているように見えた。

これを東京にとっての自然の姿(ネイチャー)と捉え、このネイチャーにノミを入れて大きな岩から削り出すように住宅をつくれないだろうか。何かを足して積み上げていくというのではなく、必要なものを削り出していくように。この厳しい敷地条件と限られた予算の中では、そう考えた方がうまくいくんじゃないかと思った。

建築家によるテキストより

その時思い出すのは、インドで見たエローラ遺跡のこと。
さらに言うと16窟のカイラーサ寺院のこと。巨大な一つの岩山をくり抜いて造られたその寺院は、周りにコの字形の空隙を挟みながら、3方を残された岩山に囲われている。その途方もない手仕事の結実を前にして、灼熱の太陽の下、自分が今目の当たりにしているものが果たして現実なのか幻想なのかよく分からなくなった時のことを思い出す。
その当時の技術では材料を積み上げていくより岩をくり抜く方がつくりやすかったのだろうが、こうしてできた寺院は人工物でありながら、同時に自然そのものでもあった。

この家はカイラーサ寺院のようにつくろう。もちろんそれは比喩でしかないのだけれど。実際は、一度更地にして、基礎を造って、躯体を建てて、外壁を張って、と足して足して造っていくのだけれど。でも、建て替えられた新しい家は、都市という岩山を削り出したものであるように意識した。

建築家によるテキストより

そう考えると形態はごくシンプルになる。削り出されたボリュームの内側に空間をつくり、部屋を割り当てていく。室内の随所にアールをつけ、性質の異なる空間が滑らかにつながるようにする。そして、室内から外へ向けて窓を穿っていく。北側の通りから少し東に角度を振った壁面に大きな窓をあけて空への抜けを確保する。南側には、隣家の屋根の上から光が射すように高めの位置に窓を設ける。地面に近い場所、隣家の植木が見える場所には、室内に緑の安らぎと涼やかな風を届ける地窓をつくる。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する外観、北側の道路より見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する外観、北側の道路より玄関側を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する外観、アプローチより玄関を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、玄関から居間側を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、玄関から居間を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、台所から玄関越しに居間側を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、玄関、靴箱の詳細 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、台所から居間を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、台所から居間を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間から玄関側を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間、柱と天井の詳細 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間から靴箱を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間、照明を見上げる。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、階段下の開口部を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間、開口部を見上げる。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間側から台所を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、キッチン、開口部を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、台所から洗面所を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間から2階への階段を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間から2階への階段を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間から2階への階段を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、2階への階段手摺を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階から2階への階段。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階から2階への階段。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、クローゼットから階段側を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、階段手摺の詳細 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、1階の居間を見下ろす。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、1階の居間を見下ろす。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、寝室 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、寝室の詳細 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、寝室の詳細 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、クローゼット photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する2階、クローゼット photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する外観、北側より見る、夜景 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する外観、北側より見る、夜景 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する平面図 image©一色暁生建築設計事務所
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する断面図 image©一色暁生建築設計事務所
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する腰高引戸詳細図 image©一色暁生建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


岩山みたいな都市とエローラ遺跡

こんな小さな家はそうそうない。
10坪の敷地に、建坪は6.5坪、床面積は11坪しかない。外観も小さい。平屋にしては高いけど2階建てにしては少々低い。でも中に入ると天井の高い大きな空間が広がり、思いの外広々としている。1階がリビングとキッチンと水回り、2階は半分吹き抜けの寝室とクローゼットで、水回り以外はひとつながりの大きな空間になっている。

初めてこの場所を訪れた時、そこには古い2階建ての家が建っていた。10坪の敷地めいっぱいに建てられたその家は3方を住宅に囲まれ、隣家との間に隙間はほとんどなく、どこからどこまでが一つの家か分かりにくい。周囲を見渡してみると、同じように道の両側には建物がひしめき合っている。まるで岩山のように、多様な形の建物がひと繋がりのかたまりとなって、でこぼこと続いているように見えた。

これを東京にとっての自然の姿(ネイチャー)と捉え、このネイチャーにノミを入れて大きな岩から削り出すように住宅をつくれないだろうか。何かを足して積み上げていくというのではなく、必要なものを削り出していくように。この厳しい敷地条件と限られた予算の中では、そう考えた方がうまくいくんじゃないかと思った。

その時思い出すのは、インドで見たエローラ遺跡のこと。
さらに言うと16窟のカイラーサ寺院のこと。巨大な一つの岩山をくり抜いて造られたその寺院は、周りにコの字形の空隙を挟みながら、3方を残された岩山に囲われている。その途方もない手仕事の結実を前にして、灼熱の太陽の下、自分が今目の当たりにしているものが果たして現実なのか幻想なのかよく分からなくなった時のことを思い出す。
その当時の技術では材料を積み上げていくより岩をくり抜く方がつくりやすかったのだろうが、こうしてできた寺院は人工物でありながら、同時に自然そのものでもあった。

この家はカイラーサ寺院のようにつくろう。もちろんそれは比喩でしかないのだけれど。実際は、一度更地にして、基礎を造って、躯体を建てて、外壁を張って、と足して足して造っていくのだけれど。でも、建て替えられた新しい家は、都市という岩山を削り出したものであるように意識した。

そう考えると形態はごくシンプルになる。削り出されたボリュームの内側に空間をつくり、部屋を割り当てていく。室内の随所にアールをつけ、性質の異なる空間が滑らかにつながるようにする。そして、室内から外へ向けて窓を穿っていく。北側の通りから少し東に角度を振った壁面に大きな窓をあけて空への抜けを確保する。南側には、隣家の屋根の上から光が射すように高めの位置に窓を設ける。地面に近い場所、隣家の植木が見える場所には、室内に緑の安らぎと涼やかな風を届ける地窓をつくる。

インドの大地で遠い昔に削り出された寺院には、光と静寂が満ちていた。当時の職人たちが注いだエネルギーからすればほんのちっぽけなものかもしれないけど、私も今、この場所で、東京の自然な姿に寄り添う安息の場所をつくろうと思った。

■建築概要

題名:上落合の家
所在地:東京都新宿区
主用途:住宅
設計:一色暁生建築設計事務所 担当/一色暁生、一色優
施工:匠陽
構造設計:小谷建築設計 担当/小谷竜士、望月陽菜
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:33.70㎡
建築面積:21.46㎡
延床面積:36.70㎡
工事:2023年12月~2024年4月
竣工:2024年4月
写真:薄田直樹

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外構・床床

モルタルたたき仕上げ

外装・壁外壁

ジョリパット JP-100 リシン 指定色(アイカ)

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板 竪ハゼ葺(日鉄鋼板)

内装・床1階 床

複合フローリング ライブナチュラル サペリ 3P(朝日ウッドテック)

内装・床2階 床

ラワン合板 オイルフィニッシュ

内装・壁壁

フェザーフィール 指定色(プラネットジャパン)

内装・天井天井

フェザーフィール 指定色(プラネットジャパン)

内装・キッチンキッチン

プレーンKミディアム W1800(サンワカンパニー)

内装・照明照明

Glo-Ball S1(Flos)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2024.10.22 Tue 06:44
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    黒川智之建築設計事務所による、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」。大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画。多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向。通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させる
  • 2025.3.25Tue
    ULTRA STUDIOによる、東京の「残像の家」。空間への愛着や所有の感覚を主題に計画。心情の源泉を探求し、“個人的なイメージ群の蓄積”に焦点をあて設計。空間を分断する“螺旋階段の黒い筒”を中央に配置し、全体に“装飾的要素としての色彩”を散りばめる
  • 2025.3.12Wed
    藤山敬晃建築設計事務所による、愛媛・東温市の住宅「House of Footpath」。周囲に山並みと田園が広がる敷地。周辺の“小道が交錯する風景”から着想し、散策する様に窓からの風景を楽しめる住宅を志向。内部の建築要素等に“カーブ“を取り入れて“場所毎に視界が異なる“空間を構築
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    【ap job更新】 商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」が、デザイナー(既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」が、デザイナー(既卒・経験者)を募集中

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    【ap job更新】 商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」が、デザイナー(既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」が、デザイナー(既卒・経験者)を募集中SUGOMORI
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」の、デザイナー(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    国内外のプロジェクトを手掛けるノンスケール株式会社が、デザイナー、シニアデザイナーを募集中

    デザインが好きでデザインから実装までこだわる仲間を募集します。

    誰もが利用でき人々が集う商業施設を中心に、まちづくり、オフィス、ホテル、集合住宅などの幅広い分野において、国内および海外で事業を展開する設計事務所。 「コミュニティが新しい価値と出逢うために」をミッションにデザインを探求し、あたらしい建築と空間をプロデュースする。東京本社のほか、台湾にオフィスがあり、台湾、マレーシアといった海外での案件にも携わっています。

    ノンスケールという事務所名には、設計アプローチ、表現方法、デザインに至るまで、一般的な尺度にとらわれず、自由な発想で考えることが出来るような事務所にしたい、という思いが込められています。また国内外のコンペにも積極的に参加しており、ロンドンで行われた国際コンペや、東京メトロ主催の駅デザインコンペなどで最優秀賞を受賞しました。パビリオンのサイズから大型商業施設まで、スケールを問わず設計しています。

    自分の仕事はこれだという枠を設けることなく、積極的にさまざまな業務に関わり、自ら学ぶことのできる、明るく好奇心旺盛な方々のご応募をお待ちしております。

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    建築求人情報
    2024.10.22 Tue 13:55
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    【ap job更新】 味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
    【ap job更新】 味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中8.5ハウス
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    DOG一級建築士事務所では設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集しています。

    DOGではこれまで、味わい深く人が使いこなせる「良い塩梅」な建築・都市の設計を目指し、新しい事象、過去の知識を常に意識し、日々更新していく設計集団として活動してきました。

    現在は、住宅(東京 / 神奈川 / 宮城)をはじめ、長屋(東京)、保育園(栃木 / 鳥取)、幼稚園(宮城)、福祉施設(神奈川 / 鹿児島)、オフィスビル(宮城)など、さまざまなプロジェクトが進行中です。

    この度、事務所の業務拡大に伴い新たなメンバーを募集します。
    経験年数によらず、能力と熱意に応じて担当を決めていくので、能動的に実務を学びやすい環境で働けるかと思います。またプロポーザルにも積極的に取り組みますので、意欲のある明るい方のご応募をお待ちしております。

    【代表/齋藤隆太郎】
    1984 東京都生まれ
    2006 東京理科大学工学部建築学科卒業
    2008 東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻修了
    2008-2014 株式会社竹中工務店設計部
    2014 株式会社DOG一級建築士事務所設立
    2015-2022 日本工学院非常勤講師
    2021 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士後期課程修了 博士(工学)
    2021-2022 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 特任研究員
    2022-2024 東北工業大学建築学部建築学科 講師
    2022-2024 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 客員研究員
    2024- 東北工業大学建築学部建築学科 准教授

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    • ap job
    建築求人情報
    2024.10.22 Tue 11:32
    0
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    2024.10.21Mon
    • 【ap job更新】 万博のプロジェクト等を手掛け、様々なアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
    • 石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」。小さな集落の教会に隣接する敷地。維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案。島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図する
    • 北村直也建築設計事務所による、岐阜・瑞穂市の「穂積の住宅」。“住宅街”の中の“田園”にも隣接する敷地。環境を大らかに受入れる存在を目指し、3つの量塊を“雁行型”に配置して空間同士の柔らかな関係を構築。視線が建築を“貫通”するように開口を配して両方の風景も繋ぐ
    • 最も注目を集めたトピックス[期間:2024/10/14-10/20]
    2024.10.23Wed
    • 【ap job更新】 “ローカリティと先端技術の融合”を掲げ、所属者の才能をいかした活動を心掛ける「高池葉子建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
    • 田根剛による、フランスでの建築展「Tsuyoshi Tane: Archaeology of the Future」。“考古学的リサーチ”を掲げる建築家の展覧会。フランス国立建築・遺産博物館を会場として、“エストニア国立博物館”を含む3つの美術館に焦点を当てる内容
    • キー・オペレーションとパーク・コーポレーションによる、富山市の「十全化学本社社屋」。医薬関係の製造企業の新社屋。自由な交流の尊重を意図し、“集中”と“交流”の切替が可能となるゾーニングの建築を考案。四周のバルコニーは環境調整や気分転換の役割に加えて“陰影のあるファサード”も生み出す

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