SHARE 国立西洋美術館、”ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情”展[-2008/12/7]
国立西洋美術館で、”ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情“展が行われている。開催期間は、2008年12月7日まで。
ハンマースホイの絵画は、後ろ姿の女性や室内などごく普通なモチーフを描いたものである。しかし、その絵画をじっくりと眺めてみると絵画の中のピアノの足やドアノブが省略されていたりするなど、見る者を悩ませる不思議で興味深い試みが行われている。
以下、展覧会概要です。
19世紀デンマークを代表する画家ヴィルヘルム・ハンマースホイは、1864年コペンハーゲンに生まれ、同市の美術アカデミーで学んだ後、仲間と分離派を設立し、アカデミーを中心とする美術界とは一線を画して活動する革新的な画家として知られていました。生前、ヨーロッパで高い評価を受けた人物です。しかし没後は、急速にその名は忘れ去られていきました。本展では、センセーショナルな話題となったデビュー作から、謎めいた室内画や女性の後ろ姿の肖像など、日本初公開となる作品を一堂にご紹介。ハンマースホイの謎と魅力に迫ります。日本の展覧会史上、重要なものとして記憶されることは間違いないでしょう。
□展覧会概要
会 期:2008年9月30日(火)~12月7日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(金曜日は午後8時)※入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜休館(ただし、11月24日は開館、111月25日(火)は休館)
会 場:国立西洋美術館
観覧料金:一般 1,500円、大学生 1,100円、高校生 700円
講演会:11月22日(土)14:00~15:30 田辺 欧(大阪大学世界言語研究センター准教授) 「19世紀末デンマーク、黒衣の女性が語るもの」
詳しくはHPをご覧ください。http://www.shizukanaheya.com/