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世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示
image courtesy of 世田谷美術館

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日程
2024年11月30日(土)
–
2025年2月2日(日)
architecture|exhibition
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示展覧会ポスター image courtesy of 世田谷美術館
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットの抽選への応募はこちらから
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世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化―100年の時を拓く」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介します。また、鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示しています。
会期は、2024年11月30日~2025年2月2日まで。展覧会の公式サイトはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年12月20日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

本展は、「企業と美術シリーズ」の第5回として企画し、開催するものです。
当館ではこれまでに、資生堂(2007)、髙島屋(2013)、東宝スタジオ(2015)、竹中工務店(2016)とタイアップし、この「企業と美術シリーズ」を開催してまいりました。

このシリーズのねらいは、人間の暮らしと密接な関係をもつ企業活動のなかで蓄積された、さまざまな文化的な側面に光をあて、各企業が保管している多種多様な資料を、歴史的、社会的な文化資源としてとらえ、そこから、私たちの日常の変化や展開、また社会の変遷を探ることにあります。

このたび、東急株式会社のご理解とご協力のもと、「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」を開催することとなりました。

世田谷区内には世田谷線、田園都市線、大井町線、目黒線が走り、区内に駅は所在しないものの東横線も世田谷区民にとっては大切な暮らしの路線であり、東急バスの各路線が面的に地域をカバーしています。世田谷区南部のほとんどが、東急各線の沿線地域であるといっても過言ではありません。

東急の鉄道事業は、その多くが宅地開発と結びついており、その草創期は洗足、大岡山、田園調布の開発に根をおろし、戦後は多摩川を越えて、良質で大規模な多摩地域の宅地開発へと結びついています。田園都市線という名が示すとおり、東急は今もなお、田園と人間生活が交わる住環境を醸成し、たんに利便性を追求するのではなく、豊かな暮らしの時を提案しつづけていると言えましょう。

また、本展では、東急沿線に住んだ世田谷の美術家たちの仕事にも目を向け、さらに五島育英会、東急財団、五島プラネタリウム、五島美術館、電車とバスの博物館、Bunkamuraなどの社会的な事業も紹介し、それぞれが相まって、東京という大都市圏における生活基盤の整備に、どのようにコミットしてきたのかを探ります。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。


展示作品の一部

※画像のダウンロードや無断使用と転載等は禁止とさせていただきます

以下の写真はクリックで拡大します

世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示田園調布を視察する人々、1921年、東急株式会社提供 image courtesy of 世田谷美術館
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示丸子駅(現・沼部駅)にて目黒~丸子間開通直前の重役一行(左端が五島慶太)、1923年、東急株式会社提供 image courtesy of 世田谷美術館
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示吉田初三郎画「目黒蒲田電鉄 東京横浜電鉄 沿線名所案内」、目黒蒲田電鉄株式会社・東京横浜電鉄株式会社、1926年、世田谷区立郷土資料館蔵 image courtesy of 世田谷美術館
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示「沿線案内 東京横浜電鉄 目黒蒲田電鉄」、東京横浜電鉄株式会社・目黒蒲田電鉄株式会社、1930年、電車とバスの博物館蔵 image courtesy of 世田谷美術館
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示「東横、目蒲電車沿線案内」、東京横浜電鉄株式会社・目黒蒲田電鉄株式会社、1937年頃、世田谷美術館蔵 image courtesy of 世田谷美術館
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示蒲田駅(1958年当時)再現模型、電車とバスの博物館蔵 image courtesy of 世田谷美術館
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示多摩川台(現在の田園調布)で使われていたマンホール蓋、1923年頃、東急株式会社蔵 image courtesy of 世田谷美術館
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示石川直樹「STREETS ARE MINE」 #003、2020-2021年、世田谷美術館蔵 image courtesy of 世田谷美術館

展示構成

第1章 「暮らしの時を運ぶ」/東急の輸送事業

東急各線にまつわる、さまざまな鉄道関係資料、そしてバス事業関係資料などをご紹介します。鉄道やバスのファンのみならず、東急各線になじみの深い方々にとっては、懐かしい世界もお楽しみいただけます。

第2章 「街の時を拓く」/東急の街づくり

東急の揺籃である田園都市株式会社が1920年代に手がけた住宅地、そして戦後に東急が取り組んだ多摩地域における「現代の田園都市」づくりについて、歴史史料、模型、パンフレット類の資料をとおしてご紹介します。

第3章 「沿線に寄り添う創造」/東急沿線に居住した美術家たち

東急沿線に住んだ世田谷区ゆかりの美術家たちをご紹介します。絵画、彫刻から現代美術まで、総勢40人を超えるバラエティに富んだ表現が一堂に会します。あわせて、文学者の作品や言葉などもご紹介します。

第4章 「文化を拓き、育てる」/東急の文化的社会貢献

天文博物館五島プラネタリウム、学校法人五島育英会、五島美術館、Bunkamura、東急財団(旧・五島記念文化財団)など、東急がこれまでに取り組んできた文化的な社会貢献活動、また、多摩川スピードウェイ、駒沢野球場、田園コロシアムなど、東急とゆかりの深い歴史的な事業も取り上げ、貴重な諸資料を交えつつご紹介します。

リリーステキストより

展覧会の見どころ

1.電車とバスの博物館が全面協力。多彩な鉄道・バス資料を一挙公開!

鉄道とバスの車両模型、昭和期の手描きの車両図面、歴代の記念乗車券の数々に加え、改札鋏や切符発券台など、懐かしい鉄道アイテムも展示します。

2.レールやマンホール蓋… おどろきの資料も展示!

渋谷駅再開発工事で発見され話題となった旧玉川線の遺構レールや、田園調布のマンホール蓋といった実物資料をはじめ、五島プラネタリウムや、多摩川スピードウェイなど、普段目にすることのできない貴重な資料群をご紹介します。どうぞお楽しみに!

3.バラエティ豊かな美術家たちを紹介!

竹久夢二や岡本太郎、河原温など、総勢40名を超える東急沿線に住んだ美術家たちをはじめ、五島記念文化賞を受賞した石田尚志や堀江栞といった現代アーティストまで、幅広い世代とジャンルの表現を一堂に集めます。

4.ミュージアムショップには東急グッズも!

ミュージアムショップでは、鉄道ファンならずとも、思わず手に取ってしまうような東急グッズも多数展開します。どうぞお楽しみに!

リリーステキストより

以下の写真はクリックで拡大します

世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示展覧会ポスター image courtesy of 世田谷美術館

■展覧会概要

会期:2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)
会場:世田谷美術館 1階展示室
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日 ※1月13日(月・祝)は開館、1月14日(火)は休館、年末年始(2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金))
観覧料:一般 1400(1200)円/65歳以上 1200(1000)円/大高生 800(600)円/中小生 500(300)円
※()内は20名以上の団体料金。事前に電話でお問い合わせください。
※障害者の方は500円。ただし小中高大専門学校生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料(予約不要)
※未就学児は無料(予約不要)
※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください
主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
特別協力:東急株式会社


世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化―100年の時を拓く」の入場チケットの抽選への応募はこちらから
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    2024.12.05 Thu 17:34
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    axonometricとNKS2 architectsの建築設計による、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”。“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案。周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行う
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    axonometricとNKS2 architectsの建築設計による、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”。“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案。周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行う外観、北側の公園より見る。 photo©小島康敬
    axonometricとNKS2 architectsの建築設計による、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”。“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案。周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行う外観、北側より見上げる。 photo©小島康敬
    axonometricとNKS2 architectsの建築設計による、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”。“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案。周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行う3階、客室「+RETREAT」 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
    axonometricとNKS2 architectsの建築設計による、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”。“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案。周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行う2階、客室「+CHEF」、バルコニー photo©YASHIRO PHOTO OFFICE

    佐々木慧 / axonometricと佐藤寛之 / NKS2 architectsが建築設計を手掛けた、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」です。
    インテリアデザインは、乃村工藝社A.N.D.が担当しました。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”の計画です。建築家は、“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案しました。また、周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行いました。施設の場所はこちら(Google Map)。

    福岡県福岡市の中心部、閑静な住宅街に建つ分譲型ホテルの計画。

    ホテルにも別荘にも利用形態を自由に変更できる、最新技術を導入したホテルであり、利用者は各地に散らばる同ブランドのホテルを相互利用することができる。「旅するように生活する」ことをコンセプトにした新しい形のプログラムである。新しいライフスタイルに対応する建築が求められた。

    建築家によるテキストより

    現代の多様な暮らし方に対応するため、大きなデスクがあってワークスペースに特化した部屋や、シェフを呼んで食事を楽しむことに特化した部屋など、それぞれ異なるコンセプトを持った客室が8室積み重なっている。計画要件をヒアリングした当初から、多様な人々が住むそれぞれ異なる家が積み重なってできた、立体的な街のような空間をイメージしていた。

    建築家によるテキストより

    敷地は公園と神社に隣接し、客室からは近くの川、小学校がのぞむ。周辺の喧騒や視線に配慮しながらも、前面の緑に対しては開放的な環境を設えたいと考えた。また、周辺には庭付き戸建住宅の街並みが広がっているため、大きなボリュームが新たに立ち上がることに違和感があり、戸建住宅のスケールまでボリュームを細分化する検討を重ねた。


    各客室は一つ一つ形と用途が異なるテラスと植栽に囲まれている。また、各テラスには周辺からの視線を切るように、角度を適宜振りながら壁が立ち上がっている。それらが前面の公園に影を落とさないようにセットバックしているため、結果的に、⼀つの小さな山とも立体的な街並みともいえるようなファサードとなった。

    建築家によるテキストより
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    2024.12.05 Thu 06:33
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    2024.12.04Wed
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