architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2024.12.18Wed
2024.12.17Tue
2024.12.19Thu
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案
photo©ONIBUS TAIWAN

SHARE トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案

architecture|feature
店舗トラフ建築設計事務所鈴野浩一禿真哉図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)BRANCH LIGHTING DESIGNCHALKBOYGOOD HOUSE CONSTRUCTIONTAIWAN ZENIYA INTERIOR DESIGNONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案エントランスからバリスタカウンター越しにカフェスペースを見る。 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案カフェスペースからバリスタカウンター側を見る。 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案カフェスペースからバリスタカウンターを見る。 photo©ONIBUS TAIWAN

トラフ建築設計事務所と園田慎二建築設計事務所による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」です。
多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画です。建築家は、ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向しました。そして、地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案しました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

スペシャルティコーヒーを提供するコーヒーショップONIBUS COFFEEの台湾2号店となる台中店を手掛けた。
商業・文化施設が多くある華やかなエリアの緑道沿いが敷地となった。

建築家によるテキストより

コーヒーづくりに欠かせない土は、鉱物の他、様々な微生物を含有し、それらの相互関係で成り立っている。多様性と融合を尊重するONIBUS COFFEEの哲学に通じつつ、環境循環というサスティナブルな象徴として、土と共存する店舗を計画した。

建築家によるテキストより

台湾地場の赤土の仕上げを3次曲面の壁や天井に施した大きな塊を中心に、その周囲に人々の居場所をつくり出すレイアウトとした。土を掘り込んだようなバリスタカウンターは、上部が客席側にはね出すことで、その下に人々が集い、コーヒーを介したスタッフとのコミュニケーションの場となる。
また、カウンターは島状に分割して配置することで、スタッフそれぞれに居場所をつくり、客とのコミュニケーションを円滑にしている。

客席は、土の塊を囲うように配置し、高い天井のオフホワイトの空間とすることで、明るく開放的で、心地の良い居場所をつくりだした。客席中央や大きな窓の前には、特徴的な白い筒状のペンダントライトを配置し、柔らかい光のオブジェの下に、くつろぐことができるテーブル席を設けている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案エントランスからバリスタカウンター越しにカフェスペースを見る。 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案エントランスからバリスタカウンターを見る。 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案左:カフェスペース、右:バリスタカウンター photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案正面:カフェスペース、右:バリスタカウンター photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案カフェスペースからバリスタカウンター側を見る。 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案カフェスペースからバリスタカウンターを見る。 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンター photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンター photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案カフェスペース photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案カフェスペースの照明 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンター、天井の詳細 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンター、天井の詳細 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンター、壁の詳細 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンター、天井と壁の詳細 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンター、天井と壁の詳細 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンター、天井と壁の詳細 photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案エントランス横の物販スペース photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案バリスタカウンターとドリンク photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案カフェスペース、テーブルとフード photo©ONIBUS TAIWAN
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案平面図 image©トラフ建築設計事務所+園田慎二建築設計事務所
トラフと園田慎二による、台湾の「ONIBUS COFFEE 台中店」。多様性と融合を尊重する哲学を持つ店の計画。ショップの想いと通じつつ環境循環を象徴する存在を求め、コーヒーづくりに欠かせない“土”と共存する場を志向。地場の赤土で仕上げた“塊”を中心に据える空間を考案断面図 image©トラフ建築設計事務所+園田慎二建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


スペシャルティコーヒーを提供するコーヒーショップONIBUS COFFEEの台湾2号店となる台中店を手掛けた。
商業・文化施設が多くある華やかなエリアの緑道沿いが敷地となった。

コーヒーづくりに欠かせない土は、鉱物の他、様々な微生物を含有し、それらの相互関係で成り立っている。多様性と融合を尊重するONIBUS COFFEEの哲学に通じつつ、環境循環というサスティナブルな象徴として、土と共存する店舗を計画した。

台湾地場の赤土の仕上げを3次曲面の壁や天井に施した大きな塊を中心に、その周囲に人々の居場所をつくり出すレイアウトとした。土を掘り込んだようなバリスタカウンターは、上部が客席側にはね出すことで、その下に人々が集い、コーヒーを介したスタッフとのコミュニケーションの場となる。
また、カウンターは島状に分割して配置することで、スタッフそれぞれに居場所をつくり、客とのコミュニケーションを円滑にしている。

客席は、土の塊を囲うように配置し、高い天井のオフホワイトの空間とすることで、明るく開放的で、心地の良い居場所をつくりだした。客席中央や大きな窓の前には、特徴的な白い筒状のペンダントライトを配置し、柔らかい光のオブジェの下に、くつろぐことができるテーブル席を設けている。

台中の緑豊かで、文化的な場所において、コーヒーづくりの要となる土でできた、自然を感じられる温かみのある店舗を目指した。

■建築概要

所在地:台中・草悟道、台湾
主要用途:飲食店舗
設計:トラフ建築設計事務所、園田慎二建築設計事務所
実施設計:TAIWAN ZENIYA INTERIOR DESIGN
照明計画:BRANCH LIGHTING DESIGN
サイングラフィック:CHALKBOY
施工:GOOD HOUSE CONSTRUCTION
延床面積:133.56㎡
設計期間:2023年12月~2024年6月
施工期間:2024年7月~10月
写真:ONIBUS TAIWAN

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床バリスタカウンター 床

モールテックス(BEAL)

内装・床客席 床

モルタル

内装・壁バリスタカウンター 壁

台湾南投県の赤土

内装・壁客席 壁

塗装

内装・天井バリスタカウンター 天井

台湾南投県の赤土

内装・天井客席 天井

塗装

内装・造作家具客席 テーブル

制作テーブル:積層合板+メラミン板

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


We designed the interior for ONIBUS COFFEE, which offers specialty coffee, and opened its second store in Taichung, Taiwan. The site is located along the greenway in a bustling area with many shopping and cultural facilities.

Soil, which is essential for coffee bean cultivation, involves a rich interaction between minerals and various microbes. This is in line with ONIBUS COFFEE’s philosophy, which respects diversity and integration. The way it functions as a symbol of sustainability and environmental circulation can be found in the shop’s design, where people coexist with the soil.

We designed the layout to feature areas around a large mass with 3D curved walls and a ceiling finished with local Taiwanese red clay. The barista counter has the appearance of being dug out of soil, and, protruding over the seating area, it creates space for people to gather and communicate with staff. The counters are arranged in an island-like configuration, creating areas for the staff to promote seamless customer communication.

The seating area is an off-white space located around the soil mass with higher ceilings, providing a bright and open atmosphere with relaxing vibes. Distinctive cylindrical white pendant lights provide soft lighting in the center of the seating area and in front of large windows, with cozy seating under the soft light objects.

We aimed to create a shop with the warmth of nature, finished with soil, the essentials for coffee cultivation within this area of greenery, located in a cultural spot in Taichung.

ONIBUS COFFEE Taichung
Principle use: CAFE
Production: GOOD HOUSE CONSTRUCTION
Design: TORAFU ARCHITECTS, Shinji Sonoda & Associates
Design development: TAIWAN ZENIYA INTERIOR DESIGN
Lighting design: BRANCH LIGHTING DESIGN
Sign graphic: CHALKBOY
Building site: Taichung, Taiwan
Total floor area: 133.56m2
Design period: 2023.12-2024.06
Construction period: 2024.07-10
Photo: ONIBUS TAIWAN

あわせて読みたい

OMAによる、台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」。約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設、中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が差し込まれた構成を特徴とし、全体を貫く“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供
  • SHARE
店舗トラフ建築設計事務所鈴野浩一禿真哉図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)BRANCH LIGHTING DESIGNCHALKBOYGOOD HOUSE CONSTRUCTIONTAIWAN ZENIYA INTERIOR DESIGNONIBUS TAIWAN
2024.12.18 Wed 06:38
0
permalink

#BRANCH LIGHTING DESIGNの関連記事

  • 2025.5.14Wed
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区のショールーム「SLEEPY TOFU HOUSE」。寝具ブランドの為に計画。“やわらかい暮らし”の体感の場として、豆腐を模した“TOFU ROOM”の周りに住空間を想起させるエリアを配置する構成を考案。製品の柔らかい質感との呼応も意図して建材を選定
  • 2025.5.13Tue
    トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「Whisky Bank Shibuya」。センター街に位置するウィスキー販売店。棚を空間全体を包み込むように配置し、琥珀色の瓶のライトアップで通行人の視線を引寄せる計画を考案。時を経た鉱物を用いたテーブルは熟成された商品との親和性も考慮
  • 2025.4.25Fri
    トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の「濤 TOH」。隠れ家的な環境にあるリスニングバー。音楽を楽しむ様々な状況をイメージして、DJカウンターを囲むVIP席・重心の低いソファ席・発光天板のカウンター席を用意。音響面では“伝統と最先端の同居”も意図する
  • 2025.4.04Fri
    トラフ建築設計事務所による、京都市の店舗「BIRKENSTOCK KYOTO」。1年間限定の路面店。歴史的な街並みと同社の伝統の体現を目指し、ボンド跡を“枯山水”に見立てたり奥の空間を“庭”のように演出する計画を考案。“門”をイメージして出入口にブランドカラーのパネル等も配置
  • 2025.3.18Tue
    トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「ROTOTO STORE」。ソックスブランドの旗艦店。地域に根付いた“居場所”も目指し、ソックス型のテーブルのある多目的スペースを備えた空間を考案。靴下を履いた様なオリジナルのスツールは試着時のみならずイベント時の活用も可能
  • 2025.1.22Wed
    トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す
  • 2024.9.27Fri
    丸山晴之+野澤真佑 / ヒャッカによる、福井・勝山市の飲食店「+ヒトマメ」。食品製造企業が新規事業で運営する大豆食品の魅力を伝えるカフェ。未経験の業態への挑戦に対し、建築や体験の“在り方”にまで立ち返って設計。積雪の為の大屋根が特徴的な地域の“風景のひとつ”となる建築を考案
  • 2024.9.26Thu
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「イソップ 南青山」。低層の商業施設内での計画。“集合住宅の様なスケール感”や“窓から差し込む自然光”に着想を得て、心安らげる“家庭のような空間”を志向。什器類を60年代頃の木製家具を参照して“置き家具”の形式で作る
  • 2024.9.17Tue
    トラフ建築設計事務所による、台湾の店舗「Aesop Taichung」。緑道沿いの既存建物の内外を改修。人々の日常の延長にある“親しみのある空間”を目指し、街中を観察して発見した素材や意匠を“再解釈”する設計を志向。市場の陳列棚や照明に加えて屋台の仕上げ等も参照して作る
  • 2024.9.03Tue
    OpenAとケース・リアルによる、佐賀・嬉野市の「UPLIFT SHIMOJYUKU+MILKBREW COFFEE URESHIO ONSEN」。新設駅の駅前広場に建つカフェ兼ラボ。どの方向からも目に入る敷地の特性に着目し、四方をガラス窓とした回遊性のある“正方形平面”の建築を考案。建設費の高騰などに対応する為に“システム建築”を流用して造る
  • view all
view all

#トラフ建築設計事務所の関連記事

  • 2025.5.21Wed
    トラフ建築設計事務所の会場構成による「士郎正宗の世界展」。“攻殻機動隊”などで知られる漫画家の展示。未来を描く世界への時間の層の追加を意図し、経年変化のあるパネルを壁面に用いる計画を考案。単管パイプを組んだ展示壁で作品の主題と呼応する透過性と浮遊感も創出
  • 2025.5.14Wed
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区のショールーム「SLEEPY TOFU HOUSE」。寝具ブランドの為に計画。“やわらかい暮らし”の体感の場として、豆腐を模した“TOFU ROOM”の周りに住空間を想起させるエリアを配置する構成を考案。製品の柔らかい質感との呼応も意図して建材を選定
  • 2025.5.13Tue
    トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「Whisky Bank Shibuya」。センター街に位置するウィスキー販売店。棚を空間全体を包み込むように配置し、琥珀色の瓶のライトアップで通行人の視線を引寄せる計画を考案。時を経た鉱物を用いたテーブルは熟成された商品との親和性も考慮
  • 2025.4.25Fri
    トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の「濤 TOH」。隠れ家的な環境にあるリスニングバー。音楽を楽しむ様々な状況をイメージして、DJカウンターを囲むVIP席・重心の低いソファ席・発光天板のカウンター席を用意。音響面では“伝統と最先端の同居”も意図する
  • 2025.4.21Mon
    トラフの会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」。時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベント。世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案。光を反射して表情が絶え間なく変化
  • 2025.4.04Fri
    トラフ建築設計事務所による、京都市の店舗「BIRKENSTOCK KYOTO」。1年間限定の路面店。歴史的な街並みと同社の伝統の体現を目指し、ボンド跡を“枯山水”に見立てたり奥の空間を“庭”のように演出する計画を考案。“門”をイメージして出入口にブランドカラーのパネル等も配置
  • 2025.3.28Fri
    トラフ建築設計事務所の会場構成による展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」。イタリアの近代を代表する建築家を特集。多様な創作の視覚的な体感を目指し、資料の画像と実際のプロダクトが共存する“大パネル”を考案。代表作を参照した鮮やかな図案を天井に施して“らしさ”も空間に付与
  • 2025.3.18Tue
    トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「ROTOTO STORE」。ソックスブランドの旗艦店。地域に根付いた“居場所”も目指し、ソックス型のテーブルのある多目的スペースを備えた空間を考案。靴下を履いた様なオリジナルのスツールは試着時のみならずイベント時の活用も可能
  • 2025.1.22Wed
    トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す
  • 2024.9.26Thu
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「イソップ 南青山」。低層の商業施設内での計画。“集合住宅の様なスケール感”や“窓から差し込む自然光”に着想を得て、心安らげる“家庭のような空間”を志向。什器類を60年代頃の木製家具を参照して“置き家具”の形式で作る
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,853
    • Follow
    83,016
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    川久保智康建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の「第二なでしここども園」。周囲に“山並みを感じる”敷地での計画。子供たちの記憶に残る景色の創出を求め、木架構を用いた“山々の稜線”と呼応する屋根形状の建築を考案。地域の暑さへの対策として日射や通風の考慮に加えて断熱性能も確保
    photo©川久保智康

    SHARE 川久保智康建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の「第二なでしここども園」。周囲に“山並みを感じる”敷地での計画。子供たちの記憶に残る景色の創出を求め、木架構を用いた“山々の稜線”と呼応する屋根形状の建築を考案。地域の暑さへの対策として日射や通風の考慮に加えて断熱性能も確保

    architecture|feature
    石川建設久米弘記建築構造研究所建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(外構・床)図面あり埼玉川久保智康教育施設傍島利浩
    川久保智康建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の「第二なでしここども園」。周囲に“山並みを感じる”敷地での計画。子供たちの記憶に残る景色の創出を求め、木架構を用いた“山々の稜線”と呼応する屋根形状の建築を考案。地域の暑さへの対策として日射や通風の考慮に加えて断熱性能も確保鳥瞰、北東側より見下ろす。 photo©傍島利浩
    川久保智康建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の「第二なでしここども園」。周囲に“山並みを感じる”敷地での計画。子供たちの記憶に残る景色の創出を求め、木架構を用いた“山々の稜線”と呼応する屋根形状の建築を考案。地域の暑さへの対策として日射や通風の考慮に加えて断熱性能も確保2階、「2F園庭」 photo©傍島利浩
    川久保智康建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の「第二なでしここども園」。周囲に“山並みを感じる”敷地での計画。子供たちの記憶に残る景色の創出を求め、木架構を用いた“山々の稜線”と呼応する屋根形状の建築を考案。地域の暑さへの対策として日射や通風の考慮に加えて断熱性能も確保1階、遊戯室 ランチルーム側から中庭を見る、夕景 photo©傍島利浩
    川久保智康建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の「第二なでしここども園」。周囲に“山並みを感じる”敷地での計画。子供たちの記憶に残る景色の創出を求め、木架構を用いた“山々の稜線”と呼応する屋根形状の建築を考案。地域の暑さへの対策として日射や通風の考慮に加えて断熱性能も確保外観、東側の園庭より見る、夕景 photo©傍島利浩

    川久保智康建築設計事務所が設計した、埼玉・熊谷市の「第二なでしここども園」です。
    周囲に“山並みを感じる”敷地での計画です。建築家は、子供たちの記憶に残る景色の創出を求め、木架構を用いた“山々の稜線”と呼応する屋根形状の建築を考案しました。また、地域の暑さへの対策として日射や通風の考慮に加えて断熱性能も確保しています。

    すべての保育室は開放的な屋外と近い関係になるように配慮し、周囲から見守られて安全な中庭、強い日差しや雨を防ぐ屋根付きの広場(ピロティー・回廊)、周囲の田園風景と相まって走りまわれる開放的なデッキなどを設置しています。子供たちは建物内外の好きな場所を選んで過ごすことができます。

    関東平野から見る山々の記憶をデザインする敷地からは南西方向より時計回りに、富士山、秩父連山(甲武信ヶ岳・両神山・城峯山・東御荷鉾山)、浅間山、北に赤城山、日光男体山、そして東に筑波山、関東平野の真ん中からはぐるりと山並みを感じることができます。

    これはこの地域の子供たちに覚えておいてほしい貴重な景色。連なる梁とそれらによる面の傾斜で山々の稜線を屋根の形に写し取り、シンクロさせて園舎の記憶となります。幼少期の微かな思い出の一端を紡ぐ仕掛けになったらと願っています。

    建築家によるテキストより

    埼玉県熊谷市は日本一暑いまちとしても有名です。子供たちをその暑さから守ることは、この計画において大きなテーマでした。園舎の断熱性能は断熱等級4を確保し、強い日射を受ける2階の保育室にはサッシの外側に屋外用ブラインドを設置して調光・遮光できます。また、屋外では日影をつくるピロティー・回廊・庇を設けて日射対策や通風を考慮するとともに、蒸発の際に気化熱を吸収するミストや霧の発生装置により涼しさを補完しています。

    建築家によるテキストより

    さまざまな活動を支えるため、基壇部を鉄筋コンクリート造として、地上から2階へと子供達が走りまわるタフさを求め、その上部構造には軽快で柔らかな印象の木造を採用しました。耐火建築物が要求されることから、当然ながら木造部も耐火仕様となります。柱、梁、壁は1 時間の燃焼に耐える厚いプラスターボードにより被覆されるため、残念ながらこの複雑な架構は姿として現すことはできませんが、木造を採用したことで、より自由な屋根形状が可能となりました。

    建築家によるテキストより
    • 残り38枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    石川建設久米弘記建築構造研究所建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(外構・床)図面あり埼玉川久保智康教育施設傍島利浩
    2024.12.18 Wed 15:17
    0
    permalink
    2024.12.17Tue
    • 鈴木隆介一級建築士事務所による、愛知・豊明市の「grand-ma」。同居を始める祖母の部屋の増築。想像される生活を応じた“空間の在り方”を求め、30°角度を振った“動き回らなくても多くの物事との関係”を紡げる空間を考案。回遊性も意図し既存との間に“ブリッジ”も架ける
    2024.12.19Thu
    • 谷口景一朗 / スタジオノラによる、大阪市の「東住吉の古民家改修」。築百年超の家屋を改修した三世代の為の住居。未来に繋がる“建物の長寿命化”を目指し、根本的な耐震断熱性能の向上に加えて既存の機能や素材を尊重する計画を考案。空間が持つ“重層的な時間の重み”の継承も意識

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,853
    • Follow
    83,016
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white