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最も注目を集めたトピックス[期間:2025/1/13-1/19]

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最も注目を集めたトピックス
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/1/13-1/19]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/1/13-1/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る
  2. 馬場正尊+平岩祐季 / OpenAによる、広島・福山市の「iti SETOUCHI」。解体にも莫大な費用が掛かる元百貨店を改修した複合施設。放置状態からの転換を目指し、地上階のみを再生する等の“大きく割り切った”計画を考案。街の巨大なヴォイドを“セミパブリックスペース”へと変える
  3. 吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛ける
  4. ザハ・ハディド・アーキテクツとビューロー・キューブ・パートナーズによる、セルビアの「ニコラ・テスラ博物館」。歴史ある工場建築を改修して発明家の博物館にする計画。施設に必要な循環性と機能性の向上を意図し、既存の壁や床を切り欠いて“三次元球形のヴォイド”空間をつくる
  5. 元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる
  6. 鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅「BIOCHAR」。水質等に課題がある湖の畔の敷地。建築と環境の新たな関係を求め、負荷軽減ではなく回復させる“リジェネラティブ”な設計を志向。地域の廃材から“水質浄化機能”をもつ“バイオ炭ブロック”を開発して内外に使う
  7. 吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での展覧会の概要が公開。タイトルは「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。吉村の建築作品をテーマに、漫画家のコルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が描き下ろす
  8. HYG ARCHITECTSと櫻井春美による、東京・日野市の「高幡山の家」。山の尾根近くの住宅地に建つ設計者の自邸。“多様な居心地の良い場所”のある住宅を求め、“敷地までの自然豊かなシークエンス”を引き込むような設計を志向。各々の空間と庭が呼応する凸凹の平面形状の建築を考案
  9. 今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う
  10. マ・ヤンソン / MADによる、中国・広東省の「The Never Hut」。歴史ある村で行われる芸術祭での計画。かつての小学校の遊び場を敷地とし、集合的記憶に敬意を表しながら周囲に“新たな生命と目的”を与える存在を志向。地域の遺構や地形も参照した“円盤状”の建築を考案
  11. 武田慎太良+篠元貴之+住野裕樹 / MYSTによる、愛知・名古屋市の店舗「ESSENCE」。アロマ等の香りを扱うカフェバーの内装計画。様々な表情を見せる“魅惑的な煙”を参照し、強弱や緩急があり“奥へと誘なう”空間を志向。平安時代から使われる深みのある色を用いて動きのある場に落ち着きも与える
  12. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、東京・渋谷区の店舗「無印良品 代官山」。商品そのものが“クローズアップ”され“インテリア”となるスペースを志向
  13. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照
  14. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・岡崎市の店舗「ENCとしば太」。外装を触れない木造平屋テナントでの計画。内装だけで環境と接続する方法を模索し、“店舗空間の外部化”と“風景の内部化”のアプローチを考案。客席を部分的にテラス化して周囲と呼応する素材を仕上げに取入れる
  15. 坂茂へのインタビュー動画「私は建築家に失望しています」。国内外の代表作品も紹介。ルイジアナ美術館の制作で2025年1月に公開されたもの
  16. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  17. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」(竣工前)。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  18. 鈴木雅也建築設計事務所による、千葉・松戸市の「仲井町の家」。景観と採光や通風に恵まれた土地での計画。“心地よい原初的な”住まいを目指し、間口や棟間隔の調整などで母屋・中庭・離れが一体となる建築を考案。状況に応じて各々が居場所を見つけられる“寛容な空間”も意図
  19. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」(maison owl) がレストランとしての一般予約受付を開始
  20. 北川啓介+北川珠美 / 北川建築研究所+名古屋工業大学北川啓介研究室による、愛知県名古屋市の住宅「H house」のオープンハウスが開催[2014/11/8]

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2025.01.20 Mon 06:46
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    荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ
    photo©大竹央祐

    SHARE 荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ

    architecture|feature
    大光電機THESIDES CORE建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)建材(内装・家具)図面あり大竹央祐店舗奈良荒尾宗平
    荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ売場からカウンターを見る。 photo©大竹央祐
    荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ売場からカウンター越しにミーティングエリアを見る。 photo©大竹央祐
    荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージミーティングエリアから売場とカウンターとワークエリアを見下ろす。 photo©大竹央祐

    荒尾宗平 / SIDES COREが設計した、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」です。
    イベントでのフラワーアレンジも行う生花店です。デザイナーは、小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案しました。また、滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージされました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

    GIGI VERDEはパーティーやイベント空間のフラワーアレンジ、店頭での小売も行うフラワーショップである。

    新たな拠点となる13坪の奈良店では、小さな空間の中でも小売とイベントの装花製作を行うアトリエ機能の両立、ブライダル装花の打ち合わせが落ち着いてできるスペースの実現が課題であった。

    建築家によるテキストより

    全ての課題を成立させるため、入り口からメインカウンター、スキップフロアへと床素材がシームレスに隆起する計画とした。
    ソイルカラーの左官材で仕上げ、奈良の盆地や山々といった地形をイメージした滑らかなカーブは自然な花の色や形を際立たせる背景となる。

    建築家によるテキストより

    ワークエリアは複数のフローリストが多くの装花を十分製作できる広さを持ち、h950mmのカウンタートップの内側やフロア下の空間は大きな収納庫を兼ねている。

    上段に設けた打ち合わせスペースはレベル差と花が緩やかな心理的境界となり落ち着いた利用が可能、店舗奥で柔らかい光を放つペンダント照明は視線を導き空間の奥行きと高さを感じさせる。

    建築家によるテキストより
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    大光電機THESIDES CORE建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)建材(内装・家具)図面あり大竹央祐店舗奈良荒尾宗平
    2025.01.20 Mon 14:36
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    【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
    【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中meet tee GINZA photo©西川公朗
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設まで様々なプロジェクトを手がける成瀬・猪熊建築設計事務所が、プロジェクトチーフ及び経験者、2025年新卒を募集。VR・BIMなど、設計ツールもアップデート。宿泊施設運営に進出する可能性あり。

    【メッセージ】
    私たちの事務所では、企画・建築設計・インテリア設計・家具や備品のコーディネートまで一気通貫して行なっています。
    企画的な側面に踏み込んでの提案に興味のある方、建築だけでなくインテリアにも興味のある方には、非常に面白い・学びの多い事務所だと思います。私たちが培ってきたノウハウを身につけならが、事務所として更なる高みを一緒に目指していただける方のご応募をお待ちしています。

    私たちの事務所では、国立公園内の観光拠点施設や、県立公園のビジターセンター・キャンプ場、ホテル、集合住宅、文化財の改修など、官民問わずさまざまなプロジェクトが進行中です。
    また、地域の交流人口を増やし、元気にするための宿泊施設運営を行うことを考え始めているため、そうしたことに興味のある方もぜひご応募ください。

    経験者の方は、随時募集しています。新卒の方も随時トライアルを実施していきますので、ぜひお早めにご応募ください。
    事務所には子育て中のスタッフ、フルリモートで働いているスタッフもいます。スキルがあれば様々な働き方ができますので、詳細はお気軽にお問い合わせください。

    【ビジョン】
    私たちは、人々がシェアをする場をデザインしています。
    今、社会はますます急速に変わり始めています。
    その中で私たちが目指すのは、建築を通して新しい豊かさを定義し続けることです。

    家族だけに縛られない多様な住まい、世界と地域をつなぐ宿泊施設、物の購入よりも体験に価値がおかれる商業施設、コミュニケーションとイノベーションがビジネスチャンスを作る時代の新しいオフィス、個人の人生に寄り添ったケアの場。これらはそれぞれ全く異なる用途でありながら、いずれも「シェア」によって価値を生み出します。

    私たちはこうした「シェアする場をつくる」ために、「そこにどんな営みを作り出すか」を突き詰めます。ハードとソフトの双方を捉え、それぞれの場に相応しいコンセプトとデザインを提案しています。プロジェクトによっては企画から提案を行い、人の生き方に多様な選択肢を生み出す建築を提案しています。

    設計の進め方に関しても、新しい試みを行っており、近年導入したBIMとVRによる検討は、設計段階での解像度が高まり、大きな手応えを感じているところです。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2025.01.20 Mon 09:31
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    空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る
    photo©小川重雄

    SHARE 空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る

    architecture|feature
    建材(外装・壁)AOIランドスケープブランギアMOCHIDA建築設備設計事務所風景研究所小松大祐大島碧EOSpluseau空間構想KAP建材(外構・床)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり川添善行神奈川教育施設図書館小川重雄
    空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る外観、敷地内の北東側より見る。 photo©小川重雄
    空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る1階、エントランスホールからラウンジを見る。 photo©小川重雄
    空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る1階から2階への階段 photo©小川重雄
    空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る3階、教室C photo©小川重雄

    川添善行 / 空間構想と小松大祐+大島碧 / 風景研究所が設計した、神奈川・藤沢市の「湘南工科大学附属高校図書館」です。
    図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場の計画です。建築家は、皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案しました。また、立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作ることも意図されました。

    コロナ禍を経て、学びのかたちが変化する最中に、次の時代の新しい学びの場をつくるという学校の構想のもと、プロジェクトがスタートした。学生や教員たちとともに、立地だけでなく図書館や教室の意味についての議論を1年ほど重ねた。
    施設の老朽化とともに、時間割の制約や読書習慣の低下という高校図書館の持つ課題と、学生たちからの教室以外での居場所への要望に応えるために、面積のおよそ半分が図書館、残りの半分が教室という形式が生まれた。

    建築家によるテキストより

    教室をつくる閉鎖的な壁をゆるやかに解体し、教室と図書館を、壁をはさんで表裏一体に配置することで、個人的な知の吸収から、大人数での知の交換まで、さまざまな学習形態を内包する建築をめざした。

    建築家によるテキストより

    附属高校と大学というキャンパス内の異なるゾーンの間に位置し、高校側・大学側・道路側すべての面に顔を持つという敷地条件から、高校と大学をつなぐ場所として、五角形平面と広場をもつ計画とした。
    五角形の平面をずらすことで生まれるテラスによって、内外の空間が立体的かつ一体の活動域となるように設計した。

    階高は1階から順に3.5m, 4.5m, 5.5mと、上階にいくに従って階高が高くなっている。構造は耐力壁とフラットスラブの組合せであり、RC壁は各階によって異なる配置、大きさ、形状を持っている。

    上階の壁は下階の異なる2つの壁にまたがるように配置することで、上階の荷重をまんべんなく下の階へと伝えることができる。2枚の壁の上にまたがる壁の位置に自由度を担保するシステムを採用することで、外部との空間の重なりやグループ単位にさまざまなバリエーションをつくるための高さ・抜け方・壁のプロポーション・向きを細かく調整することができた。

    建築家によるテキストより
    • 残り33枚の写真と建築家によるテキスト
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    建材(外装・壁)AOIランドスケープブランギアMOCHIDA建築設備設計事務所風景研究所小松大祐大島碧EOSpluseau空間構想KAP建材(外構・床)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり川添善行神奈川教育施設図書館小川重雄
    2025.01.20 Mon 07:05
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    2025.1.19Sun
    • ファラによる講演「Cheshire cats & Trojan horses」の動画。スイス連邦工科大学ローザンヌ校で2024年10月に行われたもの
    2025.1.21Tue
    • 小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる

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