新雄太による”VILLA PALLADIO”

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新雄太による”VILLA PALLADIO”

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新雄太による、2008年度東京藝術大学大学院美術研究科修了制作"VILLA PALLADIO"です。匠美賞(学内)/トウキョウ建築コレクション2009 全国修士設計展 内藤廣賞の受賞作です。


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以下、制作者によるテキストです。
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VILLA PALLADIO
将来ぼくは何を設計すべきなのか、それがどうしてもわからない。
卒業して働いて、もし一端の建築家になれたとして、いったい何をめざして机に向かうのだろうか。
多くの前提にかこまれているぼくらは、消去法によって「自分」というアイデンティティを探してしまう。
その一方で、この世界中には何百年も現役で建ちつづけている建築がたくさんある。
その土地の人々に愛され使いつづけられている空間に、実際に足を踏み入れると感動さえおぼえる。
そんな建築をぼくはめざしたい。
その宣言として、500年前のイタリアの建築家、アンドレア・パラディオ(1508-1580)の解剖実験をする。
500年ものあいだ、都市のなかで、人々のなかで、または歴史のなかで厳然と建ちつづけてきたその魅力を知りたい。
そして、手に残したい。
これは、「作家性の記述」を目的とした、実験的な「記憶と予言の劇場」である。
彼の作品には、特に、「錯綜する奥行」の操作が顕著にみられると考えた。
それは、教会堂ファサードの圧縮平面や、ブロークンペディメントによるピアノ・ノビレとの溶解/柱の暗示、
純粋幾何学のオーバーラップ、オーダーの重層性、もちろんテアトロ・オリンピコの歪められた都市など多岐にわたる。
そこで、これらの「書き割り」のような操作から、パラディオを「舞台性」をもった一つの場に再編集してみたい。
幅1950mm×奥行1080mm×高さ1200mmのヒトの入れる装置をつくった。
これは、タンスのように引き出す家具であり、1/10サイズのヴィッラであり、内部は都市のようにみえてくるタイポロジーの塊だ。
この研究で生まれたプロセス(模型、スケッチ、図面など)すべてが収納してあるドロワーを開け閉めしながらまわりに散らかしていき、
最終的に内部にある椅子に座り、机にむかう一つの舞台。
もしくは衣服であるか。
いやいや、単なるタンスでしょ。
しかしここは、パラディオのレファレンスだけが眠る、ぼくの設計事務所としてつかわれる。
■作品の概要
概要:2008年度 東京藝術大学大学院美術研究科における修了制作
制作者:新 雄太 (しん ゆうた)
協力:22人の友人たち/にしかわ製作
賞:匠美賞(学内)/トウキョウ建築コレクション2009 全国修士設計展 内藤廣 賞
■受賞歴
・新建築住宅設計競技(2005) 佳作
・くまもとアートポリス 次世代モクバン(2005) 選外佳作
・第13回ユニオン造形デザイン賞(2006) 佳作
・第22回建築環境デザインコンペティション(2008) 優秀賞
・第12回TEPCOインターカレッジデザイン選手権 (2008) 優秀賞


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