
SHARE 最も注目を集めたトピックス[期間:2025/4/7-4/13]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/4/7-4/13)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設(前編)
- 谷口幸平 / and to 建築設計事務所による、長野の住宅「Grove Strolling Corridor」。高木が建ち並ぶ緑豊かな敷地に建つ家屋の建替。“環境まで含めた継承”を目指し、全体が木立の延長のように溶け込む在り方を志向。多数の丸太柱を構造体に用いて放射状に配置した“環境をまとう”建築を考案
- ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「森の建具群」。児童発達支援事業所の計画。必要諸室が多い与件に対し、避けられない建具同士の近接と反復を“逆手に取る”設計を志向。セン・ホオノキ・クリ等の様々な樹種を用いた“耳付きの建具枠”と“建具”が並ぶ空間を考案
- OMA / AMOの会場デザインによる、東京・原宿での展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド」。マドリードで創業したブランドの為に計画。創造性・革新性・技術の歴史の伝達を意図し、1300㎡の空間の中に様々なコンセプトの部屋を創出する計画を考案
- 丸山晴之+野澤真佑 / ヒャッカによる、福井の「池田町 フォーシーズンテラス」。降雪期間の長い地域に建つ観光拠点施設。自然の“厳しさへの対峙”と“美しさの享受”を求め、積雪から守るテラスと風景に浸れる空間を備えた“廊”のような建築を考案。環境に敬意を払い負荷の少ない構法も採用
- 石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる
- 金原大祐 / minato architectsによる、静岡・浜松市の「西ヶ崎町の家」。田畑の広がる地域に建つ設計者の自邸。敷地形状や近隣との関係を考慮した上で、周囲の“おおらかな印象”を取込むような建築を志向。気積があり三方向から光が降り注ぐリビングを備えた住まいをつくる
- 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設(後編)
- BIGによる、新しいハンガリー自然史博物館。何世紀もの歴史がある大森林の中での計画。地域の教育と文化に貢献する施設として、3本の緑化された帯が重なり合う建築を考案。全方位からのアクセスも可能で都市構造と自然景観の両方に溶け込む
- 湯浅良介・ゴッティンガム・スタジオユアサ・オフィスユアサによる、建築展「Anybody Seen The Same River Twice?」。プリズミックギャラリーを会場に開催。ドローイング、オブジェ、写真、コラージュを通じて、“不可逆な時間に対する空間の可逆性”を“視覚的な問い”として投げかける
- OMA / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、アルバニア・ティラナの「New Selman Stermasi Stadium」。既存スタジアムと周辺地域を再活性化する計画。近隣の様々な地域を繋げる“触媒”を目指し、試合時と日常の両方に適応できるオープンスペースを備えた建築を考案。地域の遺産を参照して天然石を用いた外観とする
- 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷区の店舗「CIMI restorant」。人も地球も健康になる食を追求する飲食店。立場や考えの異なる人々が集まり語り合う場を目指し、丸太を輪切りにして作ったテーブルに皆で肩を並べる空間を考案。山と谷のあるテーブルの形状も交流を促進させる
- 島根・隠岐の島の「海の見える交流施設」設計コンペで、河内建築設計事務所の提案が最優秀作品に選定。提案書も公開。優秀作品は、アトリエ・シムサの提案。その他の2次審査の候補者は、y&M+Tai Furuzawa+秋山怜央 JV、KAMIJIMA Architects、SAI・HiMa JV
- 木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える
- トラフ建築設計事務所による、京都市の店舗「BIRKENSTOCK KYOTO」。1年間限定の路面店。歴史的な街並みと同社の伝統の体現を目指し、ボンド跡を“枯山水”に見立てたり奥の空間を“庭”のように演出する計画を考案。“門”をイメージして出入口にブランドカラーのパネル等も配置
- MVRDVによる、中国・成都の商業施設「LuLa Light Mall」。緑豊かな湖と高層ビル群の狭間の敷地。地域の温暖な気候を活かす建築を目指し、箱を緩やかに積み重ねて屋外テラス等の外部空間を生み出す構成を考案。従来のモールの閉鎖的な形式から離れ“内外一体”の体験を提供
- 大阪・関西万博の「いのちの輝きプロジェクト」に、建築分野からSANAA・隈研吾・小堀哲夫・noiz・小野寺匠吾・橋本尚樹・遠藤治郎が参加。各界のプロデューサーとコラボしパヴィリオンをデザイン
- 2025年のプリツカー賞を、中国人建築家のリュウ・ジャークンが受賞
- 伊東豊雄・妹島和世・塚本由晴・藤本壮介・藤村龍至によるシンポジウム「大阪・関西万博から建築の役割を考える 第1回」の動画。2025年3月に行われたもの
- 藤本壮介+東畑建築事務所+梓設計による、2025年大阪・関西万博の「大屋根(リング)」。外側高さ約20mで内径約615mの世界最大級の木造建築。会場の主動線として交通空間であると共に、雨風等を遮る快適な滞留空間としても機能。屋上には緑の丘が広がり瀬戸内海の景観を眺望