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アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する
photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.

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architecture|culture|feature
大阪・関西万博アトリエ・ブリュックナーパヴィリオン
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するUzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するForest of Columns at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するUzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する360-degree multimedia journey inside a rising platform at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.

アトリエ・ブリュックナー(ATELIER BRUCKNER)による、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」です。
“知の庭”をテーマとした施設です。建築家は、“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案しました。また、持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入しています。施設の公式ページはこちら。


こちらはリリーステキストの日本語版です(オフィシャルに公開されたもの)

ウズベキスタンパビリオン、伝統技能と国の持続可能な未来を紹介

・ウズベキスタンパビリオンの設計および一般展示は、そのテーマである「知の庭:未来社会の実験室」の精神を表現したものであり、ウズベキスタンの豊かな遺産が、持続可能な進歩・協力・革新に向けた確固たる土台であることを示しています。

・パビリオンの革新的なデザインは、持続可能な建築を基盤とし、自然素材やインタラクティブな展示、そしてウズベキスタンの歴史的建造物や文化遺産から着想を得つつ、現代の職人技を融合しています。

2025年4月10日、ウズベキスタン・タシケント – 2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)のウズベキスタンパビリオンは、「知の庭:未来社会の実験室(Garden of Knowledge: A Laboratory for a Future Society)」と題した没入型の展示を行います。ウズベキスタン芸術文化開発財団(Uzbekistan Art and Culture Development Foundation: ACDF)の委託を受け、受賞歴を誇るドイツの建築設計会社 アトリエ・ブリュックナー(ATELIER BRUCKNER)が設計したパビリオンとその展示物は、今年開催される万博の総合テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を反映しています。木彫りや寺院建築をはじめ、ウズベキスタンと日本は長い歴史を持つ芸術的伝統を共有しており、本パビリオンは両国間の有意義な文化交流を促進すると期待されています。

パビリオン内では、ウズベキスタンの「2030年戦略」およびユネスコの「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿い、教育、文化、イノベーション、クリーンエネルギーの各分野における同国の変革を反映する主要事業が展示されています。まず1階では、再生可能エネルギーの取り組み、風力発電所、持続可能な交通機関を紹介する展示を通して、ユネスコのSDG 7 「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」に基づいたウズベキスタンのグリーン経済への移行をテーマに、ダイナミックなメディアインスタレーションを体験することができます。次に、産業開発エリアでは、SDG 9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に対するウズベキスタンの取り組みが紹介されており、特に日本政府の支援によるアラル海地域再生イニシアティブを通じて、革新的な農業方法が歴史的に荒廃した同地域をいかに復活させているかに焦点が当てられています。さらに、パビリオンの文化発展エリアでは、SDG 4 「質の高い教育をみんなに」に関する進展が取り上げられており、国際的な「ホモ・ファーベル(人とものづくり)」プロジェクトが紹介されています。同プロジェクトは、天然素材と持続可能性を意識した熟練職人、若手クリエイター、デザイナーによるグローバルなコラボレーションを促進し、優れた職人技を称えるものです。

ウズベキスタン共和国大統領シャフカト・ミルジヨエフ氏のコメント:「いま、ウズベキスタンは豊かな遺産と無限の未来の可能性が交差する、大胆なビジョンを体現する歴史的な岐路に立っています。包括的な改革戦略のもと、我が国は持続可能な開発、グリーンエネルギー、デジタル化、人工知能を優先事項として前進を続けています。これらの変革を推進する原動力は、国民のエネルギー、野心、そして知識への飽くなき探求心です。2025年大阪・関西万博は、私たちのこれまでの歩み、成果とパイオニア精神を披露する場になるでしょう。今回のパビリオンは、ウズベキスタンの進歩・進化やグローバル・パートナーシップに対する真摯な取り組みを象徴するものです。」

「木の下に集う」というアイデアから着想を得たパビリオンの建築コンセプトは、かつてシルクロード沿いで営まれていた隊商宿(キャラバンサライ)を彷彿とさせます。隊商宿は、歴史的に旅人や商人たちの休息場所となっていました。こうした伝統に基づく保護・教育・知識交換の原則を再解釈することで、パビリオンでは現代的で持続可能な「知の庭」を作り上げました。2025年大阪万博の西入口近くに位置するこのパビリオンは、来場者が足を踏み入れた瞬間からウズベキスタンの豊かな伝統と現代的な革新に触れることができるように、開放的で魅力的な空間として設計されています。

ウズベキスタン芸術文化発展財団(ACDF)の会長兼ウズベキスタンパビリオンのコミッショナーを務めるガヤネ・ウメロワ氏のコメント: 「2025年大阪万博のウズベキスタンパビリオンは、単なる建築上の功績にとどまらず、イノベーション、持続可能性、グローバル・コラボレーションに対する我が国の献身を力強く表明するものです。ウズベキスタンの文化遺産に深く根ざし、未来を鋭く見据えたパビリオンは、対話、知識の共有、創造的パートナーシップのためのダイナミックなプラットフォームとして機能します。ウズベキスタンは、日本との長年の友好関係からも明らかなように、文化交流の強さを常に信じてきました。2025年大阪万博に参加することで、私たちはさらに強いグローバルなつながりを構築する構えがあることを誇りをもって再び強調します。私たちは共に、より持続可能で相互接続された世界のための永続的な解決策を鼓舞する有意義な対話を推進していきます」

展示のハイライトは、上昇するプラットフォーム内における 360度のマルチメディアの旅です。わずか3分強の間に、プロジェクションとサウンドスケープが来場者をウズベキスタンの変容に没入させ、「知の庭」への到着を準備させます。この動くプラットフォームは、デザインや機能的にもユニークなもので、日本ではこれまで見られたことがない内容です。

来場者が「知の庭」の吹き抜けテラスに上ると、ヒヴァに残る歴史的なジュマ・モスクへの建築的なオマージュである細い木製の柱が林立する静かな森に入ります。パビリオンの持続可能性を強化し、材料の入手経路について情報公開するために、各柱には近距離無線通信(NFC)タグが取り付けられており、パビリオンの建設に使用された日本産木材の原産地を来場者が追跡できるようになっています。また、日本生まれのレバノン人デザイナー、ナダ・デブス氏(Nada Debs)が制作した手作りの陶器製スツールは、ウズベキスタンの伝統工芸からインスピレーションを得たものです。さらに、ウズベキスタンの陶芸家であり「ホモ・ファーベル」プロジェクトの卒業生でもあるアブドゥルバヒド・ブホリイ・カリモフ氏 (Abdulvahid Bukhoriy Karimov)は、パビリオンの床、壁、天井に使用するために、ターコイズブルーの伝統的なブハラタイルを11,000枚以上制作しました。パビリオンのデザインと内装装飾に貢献した他のウズベキスタン人アーティストには、スザニ刺繍作家のマディナ・カスィムバエワ氏(Madina Kasymbaeva)と陶芸家のアリシェル・ナジロフ(Alisher Nazirov)がいます。

2025年4月13日に一般公開されるウズベキスタンパビリオンでは、2025年大阪万博の会期6か月間を通して、魅力的な文化イベント、ディスカッション、パフォーマンスが催されます。また、5月には特別イベントとして、万博ホールでウズベキスタン国立交響楽団とリクター・トリオ(Richter Trio)によるコンサートが行われます。さらに、来場者は「テーマウィーク」やカルティエによる「ウーマンズ パビリオン(Women’s Pavilion)」で開催される、持続可能性、生物多様性、芸術に関するセッションにもご参加いただけます。そして9月には、ウズベキスタン共和国のナショナルデーを祝うイベントも開催予定です。なお一般公開プログラムの詳細は、追ってお知らせいたします。

アトリエ・ブリュックナーの創設パートナー兼マネージングディレクターである、シリン・フランゴール=ブリュックナー氏のコメント: 「私たちはウズベキスタンのアイデンティティを、好奇心、つながり、そして共有すべき未来を刺激する空間として表現できたことを誇りに思います。ウズベキスタンパビリオンは、単なる建造物ではありません。それは、並外れた発展の可能性を秘めた国家の象徴なのです。豊かな文化と建築の遺産に根ざし、変容する伝統の物語を伝えつつ、このパビリオンで私たちは、交流、革新、持続可能性の精神を称えます。歴史的な形態と素材は、現代的なデザインによって再解釈され、時代を超えた先進性を感じさせる体験を生み出しています。ACDFとともにこうしたビジョンを実現できたことを心より光栄に思います」

デザイナーであるナダ・デブス氏のコメント: 「日本で育ち、シルクロードの伝統に深く影響を受けた私にとって、今回のプロジェクトは特別な意味を持っています。アラブ地域在住のデザイナーとして、私の作品では文化的な影響と職人技の知識交換が相互に作用することが多いのです。ウズベキスタンパビリオンのVIPルームと陶器のスツールのデザインは、伝統工芸の再解釈にとどまらず、文化間の活気あふれる対話を表現しており、これまでにない形でウズベキスタンの新たな目標とビジョンを創出するものです。私はこの文化交流に貢献し、新たな遺産の創出に携わることができたことをこの上なく誇りに思っています」

陶芸家であるアブドゥルバヒド・ブホリイ・カリモフ氏のコメント: 「このプロジェクトの一端を担えることを心より誇りに思います。1992年より私は、陶芸に使用されるブハラの伝統的なゆう薬を再現することを夢見てきました。そして、ACDFとユネスコの支援により、2006年に工房を設立することができました。これを礎に、尊敬する陶芸家たちが何世紀にもわたって受け継いできた調合法を復活させることができました。今後も私は、自分の作品を通じて彼らの遺産を称え続けていきたいと思います」。
ウズベキスタンパビリオンは、2025年4月13日から10月13日まで、大阪の夢洲島で開催される大阪・関西万博で公開されます。

2025年大阪万博 ウズベキスタンパビリオン「知の庭:未来社会の実験室」はウズベキスタン芸術文化開発財団(ACDF)によって委託されました: https://www.expo2025uzbekistan.uz/


以下の写真はクリックで拡大します

アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するUzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するUzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するForest of Columns at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するUzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するExhibition at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するExhibition at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するExhibition at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する360-degree multimedia journey inside a rising platform at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する平面図 image © ATELIER BRUCKNER
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する断面図 image © ATELIER BRUCKNER

video courtesy of ACDF

以下、リリーステキストです。


Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka brings Heritage Craftsmanship and the Country’s Sustainable Future to Life

・The Pavilion’s innovative design is rooted in sustainable architecture, combining natural materials, interactive installations, and contemporary craftsmanship inspired by historic Uzbek landmarks and cultural heritage.

・The Uzbekistan Pavilion’s design and public programme brings to life the spirit of the Garden of Knowledge: A Laboratory for a Future Society, demonstrating how Uzbekistan’s rich heritage provides fertile ground for sustainable progress, collaboration and innovation.

Tashkent, Uzbekistan, 10 April 2025 – The Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka will present an immersive showcase entitled Garden of Knowledge: A Laboratory for a Future Society. Commissioned by the Uzbekistan Art and Culture Development Foundation (ACDF) and designed by award-winning ATELIER BRUCKNER, the Pavilion and its exhibition echoes the overarching theme of this year’s expo – Designing Future Societies for our Lives. As Uzbekistan and Japan share long-standing artistic traditions such as wood carving and temple construction, the Pavilion fosters meaningful cultural dialogue between the two countries.

Inside the pavilion, the exhibition highlights key projects that reflect Uzbekistan’s transformation in the areas of education, culture, innovation, and clean energy, aligned with the country’s Strategy 2030 and UNESCO development goals. On the ground floor, guests can explore dynamic media installations highlighting Uzbekistan’s transition to a green economy, aligning with UNESCO’s Sustainable Development Goal (SDG) 7 (Affordable and Clean Energy) through exhibits showcasing renewable energy initiatives, wind farms, and sustainable transport. The Industrial Development area illustrates Uzbekistan’s commitment to SDG 9 (Industry, Innovation and Infrastructure), notably through the Aral Sea Basin restoration initiative, supported by the Japanese government, demonstrating how innovative farming methods are reviving this historically devastated region. Additionally, the country’s advancement of the SDG 4 (Quality Education) is featured in the Cultural Development section of the Pavilion with the international Homo Faber project, a celebration of craftsmanship excellence fostering global collaborations among master artisans, young creators, and designers working sustainably with natural materials.

President of the Republic of Uzbekistan Shavkat Mirziyoyev said: “Today, Uzbekistan stands at a historic crossroads, embodying a bold vision for the future where our rich heritage meets the boundless opportunities of tomorrow. Guided by a comprehensive reform strategy, our country is confidently moving forward – prioritizing sustainable development, green energy, digitalization, and artificial intelligence. The driving force behind these transformations is the energy, ambition, and insatiable thirst for knowledge of our people. The National Pavilion of Uzbekistan at Expo 2025 Osaka will reflect this journey, showcasing our achievements and the innovative spirit of our nation. It is a symbol of Uzbekistan’s commitment to progress and global partnership.”

Inspired by the idea of gathering under trees, the Pavilion’s architectural concept evokes ancient caravanserais along the Silk Road: places that historically provided shelter for travellers and traders. By reinterpreting traditional principles of protection, education, and knowledge exchange, the Pavilion becomes a contemporary and sustainable Garden of Knowledge. Located near the West Entrance of Expo 2025 Osaka, it is designed as an open and inviting space, where guests engage with Uzbekistan’s rich heritage and contemporary innovation from the moment they arrive.

Chairperson of the Uzbekistan Art and Culture Development Foundation and Commissioner of the Pavilion Gayane Umerova says: “The Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka is not just an architectural landmark: it is a powerful statement of our nation’s commitment to innovation, sustainability, and global collaboration. Deeply rooted in our cultural heritage and sharply focused on the future, the Pavilion serves as a dynamic platform for dialogue, knowledge-sharing, and creative partnership. Uzbekistan has always believed in the strength of cultural exchange, as evidenced by our longstanding friendship with Japan. By participating in Expo 2025 Osaka, we proudly reaffirm our readiness to build even stronger global connections. Together, we will drive meaningful conversations that inspire lasting solutions for a more sustainable, interconnected world.”

The highlight of the exhibition is a 360-degree multimedia journey inside a rising platform. In just over three minutes, projections and soundscapes immerse guests in Uzbekistan’s transformation, preparing them for their arrival in the Garden of Knowledge above. Unique in both its innovative design and purpose, this moving platform is the first of its kind in Japan, offering an unprecedented visitor journey.

As viewers ascend to the Garden of Knowledge open roof terrace, they enter a serene forest of slender wooden columns, an architectural tribute to the historic Juma Mosque in Khiva. Reinforcing the Pavilion’s commitment to sustainability and material transparency, columns are equipped with NFC tags that allow viewers to trace the Japanese origin of the timber used in the Pavilion’s construction.

Shirin Frangoul-Bruckner, Founding Partner and Managing Director of Atelier Bruckner, says: “We are deeply proud to have translated Uzbekistan’s identity into a space that inspires curiosity, connection, and a shared future. The Uzbekistan Pavilion is far more than a structure – it is a powerful symbol of a nation with extraordinary development potential. Rooted in a rich cultural and architectural heritage, it tells a story of tradition in transformation. With this pavilion, we celebrate the spirit of exchange, innovation, and sustainability. Historic forms and materials were reimagined through contemporary design to create an experience that feels both timeless and forward-looking. It was a true honour to bring this vision to life together with ACDF.”

Handcrafted ceramic stools designed by Japan-born, Lebanese Nada Debs in collaboration with Uzbek artisans, are inspired by traditional Uzbek craftsmanship. Debs has also contributed to the furniture and design of the VIP room of the Pavilion. Uzbek ceramicist Abdulvahid Bukhoriy Karimov created more than 11,000 traditional Bukharian tiles in the signature turquoise colour for the floor, walls and ceiling of the Pavilion shop. Other Uzbek artists who contributed to the Pavilion design and interior decoration, are suzani embroiderer Madina Kasymbaeva and ceramicist Alisher Nazirov.

Designer Nada Debs says: “Raised in Japan and deeply influenced by the heritage of the Silk Route, this project holds a special place in my heart. As a designer residing in the Arab region, my work often revolves around the interplay of cultural influences and the exchange of artisanal knowledge. The design of the Uzbekistan Pavilion VIP room and our ceramic stools represents not just a reinterpretation of traditional crafts, but a vibrant dialogue between cultures, pushing boundaries to forge new objects and visions for Uzbekistan. I am immensely proud to contribute to this cultural exchange and to be part of crafting a new legacy.”

Ceramicist Abdulvahid Bukhoriy Karimov says: “My heart is filled with pride for being a part of this project. From 1992 I’ve been dreaming about recreating traditional Bukhara glazes, and with the support of ACDF and UNESCO I was able to set my studio up in 2006. I then was able to revive the centuries-old recipes of our esteemed ceramicists, and I continue to celebrate their heritage in my work”.

Opening to the public on 13 April 2025, the Uzbekistan Pavilion will offer an engaging programme of cultural events, discussions, and performances spanning the six-month duration of the Expo 2025 Osaka. In May the Pavilion will host a special event at the Expo Hall featuring a concert by the National Symphony Orchestra of Uzbekistan with the participation of the Richter Trio. Additionally, visitors will be able to join sessions on sustainability, biodiversity, and the arts, held within the Theme Weeks and the Women’s Pavilion by Cartier. September will see a celebration of the National Day of the Republic of Uzbekistan. Further details on the public programme will be announced in due course.

The Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 is open from April 13 to October 13, 2025, on Yumeshima Island in Osaka, Japan.

Garden of Knowledge: A Laboratory for a Future Society in the Uzbekistan Pavilion for Expo 2025 Osaka, commissioned by the Uzbekistan Art and Culture Development Foundation (ACDF): https://www.expo2025uzbekistan.uz/

■建築概要

Client: Uzbekistan Art and Culture Development Foundation
Architects: ATELIER BRUCKNER
Scenography: ATELIER BRUCKNER
Constultant Structural Engineering: Werner Sobek AG
Contractor: Nussli Group
Local Architect: Tokuoka Sekkei

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  • 2025.4.22Tue
    リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
  • 2025.4.16Wed
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  • 2024.10.30Wed
    山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・原宿の「Tiny Kiosk」。商業施設“オモカド”の屋上イベント用の移動式キッチン。未稼働時の地下物置での保管も想定し、搬入用のエレベーターに載るサイズの“小屋”を考案。前面開口の建具は上下に展開してカウンターや庇の役割も担う
  • 2024.8.16Fri
    office one sensesによる、台湾・台北市の、仮設パヴィリオン「林木林」。美術館の屋外広場での計画。“強い日差し”と“シンプルな空間秩序”が特徴の広場に対し、25本の“木のような柱”と“軽やかな覆い”で作る建築を考案。訪問者に“広い日陰”と“精神的な内省を促す体験”を提供
  • 2024.6.12Wed
    大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介
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    宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける
    photo©堀越圭晋 エスエス

    SHARE 宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける

    architecture|feature
    東京住宅図面あり宮崎晃吉堀越圭晋台東区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・壁)エスエス関内建匠建築食堂HAGISO
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける外観、東側の道路より見る。 photo©堀越圭晋 エスエス
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける2階、リビング側からダイニングとキッチンを見る。 photo©堀越圭晋 エスエス
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける2階、ダイニングから3階への階段を見る。 photo©堀越圭晋 エスエス
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける2階、キッチンからダイニングとリビングを見る。 photo©堀越圭晋 エスエス

    宮崎晃吉 / HAGISOが設計した、東京・台東区の「Twist House」です。
    ジェネリックな環境での計画です。建築家は、“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案しました。そして、操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づけました。

    東京谷中の木造密集地に建つ狭小住宅。

    周囲には戦災を逃れた社寺も多く残っており、準防火地域に指定されている。いわゆる都市型住宅というジェネリックな立地条件に対し、あえて10°という角度を持ち込むことで画一的な町並みにささやかな異質性を呼び込む計画とした。

    建築家によるテキストより

    外観は周辺住戸と馴染むようにバルコニーやピロティーの寸法感を踏襲したシンプルな矩形とし、入れ子状の内壁を10°捩ることで、隅部に壁の厚みが裂けてできたような不思議な三角形の気積が生まれる。

    そこを階段室やバルコニーとすることで、採光や通風、断熱、動線として機能するだけでなく、外部環境との距離感を調停する内でも外でもない第三の空間として位置づけた。さらに、三角形の気積が光溜まりとなり、視覚的に実際の面積以上の広さをもたらしている。

    建築家によるテキストより

    また、3階建は相対的に上下移動が多くなるが、暗がりの下階から明るい上階へと末広がりな階段形状によって、単調になりがちな移動空間に抑揚をもたせた。

    三方を建物に囲まれた狭小地に対して、内部を10°捩るという一手により、明るさとプライバシーを両立させ、見慣れた住宅の風景を一変させる試み。

    建築家によるテキストより
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    東京住宅図面あり宮崎晃吉堀越圭晋台東区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・壁)エスエス関内建匠建築食堂HAGISO
    2025.04.28 Mon 17:15
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    【ap job更新】 複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中美郷町カヌー艇庫(島根)
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    STUDIO YYでは業務拡大に伴い、経験者と新卒・既卒の設計スタッフを募集します。

    【STUDIO YYってどんな事務所?】
    STUDIO YYはOMAとNAP建築設計事務所出身者の中本と田中によって設立された設計事務所です。
    個人住宅や飲食店からこども園、オフィスビル、道の駅、スポーツ施設、宿泊施設、3万平米超えの海外物件まで多岐にわたるスケールのプロジェクトを国内外で展開しています。公共施設のプロポーザルでも、6度最優秀案に選定され、日本各地でプロジェクトを進めています。

    【STUDIO YYはどんな建築を作るの?】
    私たちが重視しているのは、その場所の自然や文化を人々が感じられる建築を作ることです。
    その土地の風景、文化や歴史を丁寧に読み込み、その場所だけにしかできない建築となるように。さらに、公共物件を手がけるようになり、地域の魅力を発掘し、観光や持続可能な地域づくりに貢献し、そこに住む方々や利用者に寄り添った建築を作るように心掛けています。
    また、これからの地球環境を考え、地産地消の建築を謳い、地場の素材を積極的に採用し、CLTと伝統建築を掛け合わせた建築や、世界初となる木造吊り構造の建築など、今までにない建築をつくる挑戦を行っています。

    【STUDIO YYでは、どんな業務をするの?】
    物件を担当する能力のある方には、プロジェクト担当者として、設計、監理、施主との打合せ等一連の業務を代表と共に遂行して頂きます。
    新しいプロジェクトやコンペが始まれば、代表も含めて皆で案出しをします。模型や3Dを使ったスタディ、BIMや2DCADを使った設計業務、CG作成やスケッチ、プレゼン業務など多種多様な業務内容を各々の特技を活かしながら、みんなで協力して進めます。
    STUDIO YYに在籍することで、多岐にわたる技術を身につけることができます。

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    建築求人情報
    2025.04.28 Mon 16:15
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2025/4/21-4/27]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2025/4/21-4/27]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/4/21-4/27)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
    2. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
    3. 2025年日本建築学会賞(作品)が発表。伊藤博之による「天神町place」と 江副敏史・多喜茂・髙畑貴良志 / 日建設計による「高槻城公園芸術文化劇場」が受賞
    4. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
    5. “建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が開催。東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画
    6. マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図
    7. 山路哲生建築設計事務所による、東京の「銀座髙木ビル」。頂部4層が“木造”の12階建の商業複合ビル。新しい日本の都市風景の創出も考慮し、高層木造建築の“マイルストーン”となる存在を志向。“在来木造ビル”を掲げて認定工法ではなく“汎用性”のある方法で造る
    8. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介
    9. 「『篠原一男 100の問い』への『100の応答』」がPDFでも公開。1980年以降生まれの100人の建築家らが篠原の問いに応答。TOTOギャラリー・間の篠原一男展の一環として企画
    10. トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の「濤 TOH」。隠れ家的な環境にあるリスニングバー。音楽を楽しむ様々な状況をイメージして、DJカウンターを囲むVIP席・重心の低いソファ席・発光天板のカウンター席を用意。音響面では“伝統と最先端の同居”も意図する
    11. トラフの会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」。時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベント。世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案。光を反射して表情が絶え間なく変化
    12. 篠原一男の、TOTOギャラリー・間での展覧会の会場写真。60年代に“住宅は芸術である”と記した建築家の展示。奥山信一、貝島桃代、セン・クアン、小倉宏志郎のキュレーションで、“永遠性”をテーマに篠原の建築家像を再考。原図・模型・スケッチ・家具等の資料も公開
    13. OMA / 重松象平による、ルイ・ヴィトンのインスタレーション。大阪・関西万博のフランス館の中での計画。“愛の讃歌”というテーマの中で、ブランドの伝統的な匠の技を体験できる空間を志向。製品のトランクを用いて積層や構成で展示スペースやオブジェを作り出す
    14. OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させる
    15. 吉岡徳仁による「氷の椅子『Aqua Chair』」。ミラノデザインウィーク2025で発表された作品。“光”を素材とした“形を超える”存在を求め、透明な氷塊から放たれる“無垢な光を放つ”椅子を考案。自然が生み出す形のない“水”を主要素として作り上げる
    16. MVRDVとZeccによる、オランダ・ヘールレンの「Heerlen Holy Water」。役目を終えた教会を転用した公共プール。新たな社会的機能を付与し歴史的要素も保存する為、かつての身廊をガラス壁で囲んで“床が上下するプール”とする計画を考案。床高の調整で様々な活動や催しへの対応が可能
    17. 大阪・関西万博の「いのちの輝きプロジェクト」に、建築分野からSANAA・隈研吾・小堀哲夫・noiz・小野寺匠吾・橋本尚樹・遠藤治郎が参加。各界のプロデューサーとコラボしパヴィリオンをデザイン
    18. 藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする
    19. 永山祐子の作品集『建築から物語を紡ぐ』のプレビュー。大阪・関西万博のパヴィリオンを含む45作品を収録。プロジェクトの発想源や設計プロセスに関するエピソードも紹介。五十嵐太郎による論考も掲載
    20. OMA / AMOの会場デザインによる、東京・原宿での展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド」。マドリードで創業したブランドの為に計画。創造性・革新性・技術の歴史の伝達を意図し、1300㎡の空間の中に様々なコンセプトの部屋を創出する計画を考案

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    2025.04.28 Mon 06:54
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    2025.4.27Sun
    • リビング・モダニティ展で公開されている、ミースの「『ロー・ハウス』原寸大展示」のメイキング動画。ケン・タダシ・オオシマや長田直之らのコメントも収録
    2025.4.29Tue
    • Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・鎌倉市の「庭と緑と本棚のある住宅」。奥まった場所にある敷地。明るい室内と出られる庭の要望に対し、内外を含めて“庭”の様になる計画を志向。上階床を持ち上げLDKを1.5層の空間として様々な開口部から光風が入り視線も外に抜ける状況を創出

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