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ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現
photo by Virgile Simon Bertrand

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architecture|culture|feature
図面あり美術館・博物館ザハ・ハディド中国
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現 photo by Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現 photo by Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現 photo by Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現 photo by Virgile Simon Bertrand

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、中国・深センの「深セン科学技術博物館」です。
地域の新技術開発の創造力を紹介する施設です。建築家は、都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案しました。また、特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現されました。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

深セン科学技術博物館が現在オープンしています

市の光明区にある深セン科学技術博物館が本日開館します。(※テキストの公開日は2025/5/1)科学的な取り組み、画期的な研究、そして技術の未来の可能性を紹介するこの新しい施設は、科学の力と私たちの未来を形作る技術の進歩を探求します。

世界最大の都市圏であり、人口が1億人に迫るグレーターベイエリアの主要な観光地として設計されたこの博物館は、地域の著名なハイテク産業、大学、学校、研究機関と連携し、イノベーションを育むとともに、深センを新技術開発の世界的リーダーたらしめている継続的な創造力を紹介します。

深センの地下鉄網にある光明駅に隣接するこの建物のデザインは、都市に向かって配置された堅固な球体としてその立地に呼応し、新しいサイエンスパークの南東角を形作っています。

公園の西側へと広がる建物のヴォリュームは、公園を見渡す躍動的な一連の屋外テラスへと延びて変化していきます。これらのテラスは、壮大な中央アトリウムを囲む内部ギャラリーの機能的な延長であり、都市にとって重要な新たな公共空間を生み出しています。

深セン科学技術博物館には、35,000㎡の常設および企画展示ホールやギャラリーに加え、6,000㎡の没入型シアターや映画館、さらに5,400㎡の研究所、教育施設、イノベーションセンターが含まれています。さらに、34,000㎡の来館者向け設備や収蔵スペースが、生産および保守用のワークショップと一体となっています。

深センの新たな科学施設にある多くのギャラリーは、中央アトリウムの床や壁から現れ、他のギャラリーはアトリウムのパブリックスペースの壮大なスケールと構成の上に浮かび、それぞれが視覚的な手がかりを与えながら、来館者を博物館内の連続した空間へと直感的に導いていきます。

アトリウムの多様な視点と素材感は、来館者一人ひとりの発見の旅にとって、わくわくするような出発点ともなっています。公園に面した大きなガラス張りの壁を備えたアトリウムは、内と外の境界を曖昧にし、自然光や風景、そして私たちの尽きることのない好奇心までもが建物の中心部へと引き込まれるようにしています。

年間の日射量、気温、湿度、卓越風、空気質など、深センの亜熱帯気候と立地に特有の多様な条件において、建物の形状、空間、外皮を最適な性能にするために、高度なコンピューターシミュレーションを用いて、検証と調整を行いました。建物の方位は、公園のパノラマビューを確保しつつ、中央アトリウム内への日射熱の取得を最小限に抑えるように決定されています。

アトリウムのガラス張りのファサードを直射日光から遮り、来館者の快適さを高めるよう設計された各階のテラスは、環境性能を向上させるとともに、公園を望む一連の守られた屋外空間を生み出し、展示を巡る中で来館者が休息や思索を楽しめる場所を提供しています。

風雨や日射に直接さらされるのを防ぐために、ステンレススチールパネルのシステムがファサードと外壁の間に換気層を形成しています。このシステムは屋根にも延びており、屋根には現地発電のための太陽光発電パネルも組み込まれています。

この博物館のファサードには、中国で初めてとなるデュアルカラーINCO技術の大規模な応用が取り入れられています。電解液の組成と酸化時間を精密に制御することで、ステンレス鋼の表面にナノスケールの酸化皮膜が生成されます。この皮膜はファサードに自己保護性と自己清掃性を備えたマイクロ層を与え、耐候性や耐食性を高めることで寿命を延ばし、塗装を施すことなくステンレスに繊細な質感と色彩をもたらします。

ファサードの色のグラデーションは、深い青からさまざまなグレーの色調へと移り変わり、宇宙を巡る天体の動きを思わせるようなダイナミズムを感じさせるとともに、奥行きと質感を加えています。

中国のグリーン建築評価基準における最高ランクである三つ星の取得を目指し、延床面積128,276平方メートルのこの博物館では、パッシブデザインの特性と、高効率なシステムを稼働させるスマート管理ネットワークを組み合わせることで、建物の年間エネルギー消費量を㎡あたり15.47kgceにまで削減し、電力需要による排出量も年間推定125.89kWh/㎡まで低減することが見込まれています。

博物館の調達では、建設において389,238.92トンのリサイクル可能な資材の使用を目標とし、水管理システムでは雨水の回収・貯留に加えて雑排水の再利用を実施することで、年間の総水使用量を推定14,906立方メートルにまで削減します。

このプロジェクトのデジタルツイン施工プロセスでは、BIMと3Dスキャン技術を活用し、複雑な曲面の許容誤差をミリメートル単位で維持・管理しました。建物全体に配置された主要ノードの包括的なネットワークにより、デジタルシミュレーションに基づくすべての施工をリアルタイムで同期的に検証することが可能となり、ロボットによる多点成形技術によって、複雑な曲面が設計通りの要件に沿って高精度に成形されました。


以下の写真はクリックで拡大します

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現 photo by Virgile Simon Bertrand
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ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現 photo by Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現配置図 image©Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現1階平面図 image©Zaha Hadid Architects
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ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現6階平面図 image©Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現屋根伏図 image©Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現北側平面図 image©Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現東側平面図 image©Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現南側平面図 image©Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現西側平面図 image©Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現断面図 image©Zaha Hadid Architects
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現断面図 image©Zaha Hadid Architects

以下、リリーステキストです。


Shenzhen Science & Technology Museum now open

The Shenzhen Science & Technology Museum in the Guangming District of the city opens today. Showcasing the scientific endeavour, ground-breaking research and future possibilities of technology, this new institution will explore the power of science and the technological advancements defining our future.

Designed as a leading visitor destination of the Greater Bay Area — the world’s largest metropolitan region with its population approaching 100 million residents — the museum will collaborate with the region’s renowned tech industries, universities, schools and research centres to cultivate innovation, as well as present the ongoing inventiveness that places Shenzhen as a global leader in the development of new technologies.

Adjacent to Guangming Station of Shenzhen’s metro network, the design responds to its location as a solid, spherical volume facing the city and defining the southeast corner of the new Science Park.

Extending westwards into the park, the building’s volume stretches and transforms into a dynamic sequence of outdoor terraces overlooking the park. These terraces are functioning extensions of the interior galleries that surround the grand central atrium, creating a significant new civic space for the city.

The Shenzhen Science & Technology Museum incorporates 35,000 sq. m of permanent and temporary exhibition halls and galleries, together with 6,000 sq. m of immersive theatres and cinemas, as well as 5,400 sq. m of research laboratories, educational facilities and an innovation centre. Additionally, 34,000 sq. m of visitor amenities and storage join production and maintenance workshops.

The many galleries within Shenzhen’s new scientific institution emerge from the floor and walls of its central atrium, while other galleries float above the awesome scale and composition of the atrium’s grand public space, each giving visual clues that intuitively direct visitors through the museum’s series of interconnected spaces.

The atrium’s multiple perspectives and materiality also provide a thrilling launching point for every visitor’s journey of discovery. With its large, glazed wall facing the park, the atrium blurs the boundary between inside and out; inviting natural light and landscapes — as well as our boundless curiosity — into the heart of the building.

Guided by passive environmental strategies, the design process employed advanced computer simulations to test and refine the building’s form, spaces and envelope for optimal performance within the annual solar radiation, temperatures, humidity, prevailing winds, air quality and other variable conditions of Shenzhen’s subtropical climate and location. The building’s orientation has been determined to minimise solar heat gain within its central atrium while maintaining panoramic views of the park.

Designed to shield the atrium’s glazed facade from direct sunlight to enhance visitor comfort, the terraces on each floor improve environmental performance and create a series of sheltered outdoor spaces overlooking the park; giving visitors places for rest and contemplation while exploring the exhibitions.

Mitigating direct exposure to the elements and solar radiation, a system of stainless-steel panels creates a ventilated cavity between the facade and the external walls. This system extends to the roof, which also incorporates photovoltaics for on-site energy generation.

The museum’s facade incorporates the first large-scale application of dual colour INCO technology in China. Precisely controlling an electrolyte formula and oxidation time, a nano-scale oxide film is generated on the surface of the steel, giving the facade a self-protecting, self-cleaning micro-layer that extends its life cycle by increasing resilience to weather and corrosion, while also enriching the stainless-steel with a fine texture and colour without any painting.

The facade’s colour gradient transitions from deep blue to various shades of grey, evoking a dynamism of celestial bodies orbiting in space, while adding depth and texture.

Aiming to achieve the highest three-star rating of China’s Green Building Evaluation Standard, the 128,276 sq. m museum’s passive design features combined with smart management networks operating high-efficiency systems are projected to reduce the building’s energy consumption to 15.47 kgce/sqm per year, subsequently lowering emissions from electricity demand to an estimated 125.89 kWh/sqm a year.

The museum’s procurement targeted the use of 389,238.92 tonnes of recyclable materials in construction, while its water management system implements grey-water recycling in addition to the collection and storage of rainwater to reduce overall water consumption to an estimated 14,906 cubic metres per year.

The project’s digital twin construction process employed BIM+3D scanning technology to maintain and control tolerances of complex surfaces within millimetres. A comprehensive network of key nodes throughout the building enabled the synchronous verification of all construction from the digital simulation in real-time, while robotic multi-point forming technology precisely shaped the complex surfaces to the exact requirements of the design.

■建築概要

Project Team
Client: The Bureau of Public Works of Shenzhen Municipality
Operator: The Shenzhen Association for Science and Technology
Design: Zaha Hadid Architects (ZHA)
Consortium Local Design Institute: Beijing Institute of Architectural Design Co. Ltd. (BIAD)
───
Consortium Lead (ZHA) Team:
ZHA Principal: Patrik Schumacher
ZHA Project Directors: Charles Walker (Commercial Director), Paulo Flores, Simon Yu
ZHA Project Architect: Edgar Payan
ZHA Project Senior Associate: Lydia Kim
ZHA Project Package Leads: Juan Montiel, Jinqi Huang, Niran Buyukkoz, Saman Dadgostar, Julian Lin, Richard Wasenegger.
ZHA Project Team:, Berkin Islam, Cheryl Lim, John Kanakas, Sven Torres, Michael On, Yuxuan Zhao, Enoch Kolo, Karina Linnsen, Boyan Hristov, Bechara Malkoun, Mansel Haynes, Haohao Chen
───
ZHA Competition Team:
ZHA Project Design Directors: Paulo Flores, Simon Yu
ZHA Project Architects: Karoly Markos, Edgar Payan
ZHA Design Leads: Niran Buyukkoz, Saman Dadgostar.
ZHA Project Team: Jinqi Huang, Berkin Islam, Billy Webb, Cheryl Lim, Christos Koukis, Federico Fauli, Juan Montiel, Jurij Licen, Michal Wojtkiewicz, Bogdan Zaha, Michael On, Yuxuan Zhao, Enoch Kolo, Nastasja Mitrovic
───
Competition Stage Consultants:
Acoustics Consultants: Marshall Day Acoustics
Exhibitions Consultants: Art of Fact
Cinema Consultants: Teecom
Landscape Consultants: Gillespies
───
Specialist Consultants (Schematic Design Stage):
Facade Consultant: GYAC (Shanghai) Co. Ltd.
Acoustics Consultants: Acoustics & Theatre Design Division, East China Architectural Design & Research Institute Co. Ltd.
Green Building Consultants: Jorjun Green Building Technology Co., Ltd, Guangdong
Exhibitions Consultants: Art of Fact
Cinema Consultants: Teecom
Landscape Consultants: Gillespies
───
Specialist Consultants (Preliminary Design Stage):
Local Design Institute (Structure & MEP): Capol International & Associates Group
Local Design Institute (Architectural): Beijing Institute of Architectural Design Co. Ltd
Façade Design Consultants: Dadi Facade Technology Co. Ltd.
Interior Design Consultants: J&A (Jiang & Associates)
Exterior Lighting Consultants: GD-Lighting Design Consultancy Co. Ltd.

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    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の「水井坊博物館」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。酒文化を伝える施設として、酒造遺構を取り囲むように新たな建築を配置する構成を考案。様々な素材を用いて歴史を追体験する“没入型の旅”を提供
  • 2025.3.14Fri
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国の、オフィスビル「ノバルティス(上海)- ブロックC6」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2014年に完成。国の古典建築の現代的解釈と言えるベランダを備え、必然と偶発の出会いを生み出す柔軟な構成の建築を考案。伝統家屋を参照したルーバーで日照も調整
  • 2025.3.13Thu
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・麗水の「Songyang Culture Neighborhood」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2020年に完成。地域の精神的中心地の再生として、既存建物を活かしつつ周囲の小道とも繋がる“鉄製の回廊”等を挿入する計画を考案。人口と自然の環境の対話も意図
  • 2025.3.12Wed
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国の「蘇州御窯金煉瓦博物館」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2016年に完成。後期帝国時代を想起させる建築で、歴史的建築の床に用いられた特殊な煉瓦の製造過程を展示。物語的な体験を生み出す為にも煉瓦を用いる
  • 2025.3.11Tue
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・ルージョウの「The Renovation of Tianbao Cave District of Erlang Town」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2021年に完成。地域の遺産保全と酒造文化を伝える為の施設として、緑豊かな崖の風景の中に様々な用途の建築を分散配置。数千年を遡る伝統的な東屋も再解釈して造る
  • 2025.3.10Mon
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の複合施設「West Village」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成。建物・インフラ・ランドスケープ・公共スペースをひとつの環境内に内包。歩行者等の為のスロープが開放的でありながらも囲まれた境界を形成
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    【ap job更新】 浜松を拠点とし創業92年、アトリエでも組織でもない「竹下一級建築士事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 浜松を拠点とし創業92年、アトリエでも組織でもない「竹下一級建築士事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中

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    【ap job更新】 浜松を拠点とし創業92年、アトリエでも組織でもない「竹下一級建築士事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 浜松を拠点とし創業92年、アトリエでも組織でもない「竹下一級建築士事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中GREENITY IWATA HOTEL photo©Nao Takahashi
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    浜松を拠点とし創業92年、アトリエでも組織でもない「竹下一級建築士事務所」の、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    私たちは常に進化する建築設計のプロフェッショナル集団です。

    【私たちについて】
    100㎡の木造店舗から10,000㎡のラグジュアリーホテルまで、更には20,000㎡の半導体工場まで様々なクライアントのご要望に各分野のプロフェッショナルが丁寧にお答えできる建築設計事務所です。

    私たちの掲げる「確かな技術、卓越したデザイン、力強い実行力」は創業92年の積み重ねた実績が支えとなっています。
    海と山に近い穏やかな気候の生活環境で常に新しく自由な発想を心掛けています。アトリエ事務所でもない、組織事務所でもない、縮尺1/1の建築に最も近い場所が浜松にあります。
    海外案件を除きすべてのプロジェクトが浜松から動いています。

    【私たちの仕事について】
    プロジェクトは各分野のプロフェッショナルがチームを編成して動いていきます。打合せから設計、現場監理、引渡し、アフターケアまで一貫して同じメンバーが携わることできめ細かな建築を提供しています。
    進化するための挑戦であるプロポーザルは各分野からメンバーを招集して果敢に取り組んでいます。また最近では建築設計の枠を超えた業態開発や新規事業開発など企画段階からのプロジェクトも増え、より高いコミュニケーション力が求められています。

    【私たちの社長について】
    竹下昌臣(1973年生)
    浜松から早稲田大学、同大学院を経てロンドン大学大学院へ留学し、ピータークック氏に師事、帰国後は北川原温建築都市研究所に従事し、2005年弊社に入社、2013年に代表取締役社長に就任しています。
    代々受け継ぐ社長の明るい性格が、私たちの自由な発想と創造力を発揮する職場環境を生み出しています。デザインの探求は計り知れず、しかしチームでの決定を重んじるところがアトリエではない所以です。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2025.05.02 Fri 15:11
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    弊サイトの規約リニューアルのお知らせ

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    弊サイトの利用規約をリニューアルいたしました。
    内容については、下記のリンク先をご確認ください。

    アーキテクチャーフォト利用規約:閲覧・投稿を含めた全ての弊サイトの利用者に適用される基本規約です。
    アーキテクチャーフォト投稿規約:弊サイトへの投稿を行う利用者に適用される個別規約です。

    適用開始日:2025年5月2日

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    2025.05.02 Fri 14:00
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    【ap job更新】 名古屋を拠点とし、設計からコンサルまでトータルに手掛ける「void」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 名古屋を拠点とし、設計からコンサルまでトータルに手掛ける「void」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中

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    【ap job更新】 名古屋を拠点とし、設計からコンサルまでトータルに手掛ける「void」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 名古屋を拠点とし、設計からコンサルまでトータルに手掛ける「void」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中ザ・リッツ・カールトン東京 45F ダイニング
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    名古屋を拠点とし、設計からコンサルまでトータルに手掛ける「void」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    「その場所の空気をデザインする仕事」

    voidは名古屋を拠点に活動している設計・デザイン事務所です。
    名古屋、東京を主軸に、レストラン・ショールーム・オフィス・ショップ・モデルルーム・ホテル・福祉施設といった商業施設のほか個人住宅など、幅広く設計・インテリアデザインを行っています。またロゴなどのグラフィックやプロダクトを含むデザイン、ブランディングやコンサルティングまで、トータルに手掛けています。

    社名のvoidとは、「何もない」という意味です。「何もない」ところからどんな環境を作り出し、その中でどんな生活を見いだせば良いのか。
    人の生活から出発しそれらを取り囲む大きな空間まで、総合的に創造していきたいと考えています。

    この度、業務拡大により1-2名の求人を行っております。
    コミュニケーション能力が高く、積極的に設計・デザインに参加できるやる気のある方、お待ちしております。

    基本設計から実施設計、現場監理まで一貫した業務を担当していただきます。プロジェクトの全体像をつかみ、デザインアプローチから監理までを行いながら、構造設計者や設備設計者、照明プランナーなどそれぞれの分野の専門家の方々とプロジェクトを進めていく中で、多くの経験や知識を習得でき、確実にステップアップに繋がります。

    弊社では企業本社社屋ロビーや、ショールーム、一流ホテルのバー、レストランなどの空間デザインを数多く手掛けてきています。
    特殊なノウハウが必要とされるこれらの空間に対して、過去の実績からの多くの知見を生かした設計を行っています。

    自身の力を発揮したい方、経験を積みたい方、弊社に是非ご応募ください。

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    建築求人情報
    2025.05.02 Fri 13:32
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    【ap job更新】 集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

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    【ap job更新】 集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    【ap job更新】 集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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    集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    OID architectsでは、受注案件数の増加によりマネージャー、デザイナーを計1~2名増員募集します。

    事務所スタッフは計7名、20代~40代までで構成されています。デザイン立案などで担当スタッフが積極的に参加できるように、オープンな事務所環境を整えています。入社後すぐに案件を担当できます。基本計画から竣工まで担当できるため、一連の設計プロセスを経験できます。

    現在は集合住宅、オフィスビルのプロジェクトを中心に手掛けています。
受賞、雑誌掲載実績もあります。2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。

    【OID architectsについて】
    私たちは、現代の多様化するライフスタイルを包み込むような建築について追求しています。
    建築は均質で、ありきたりな同一空間の集まりではなく、多様化する社会やライフスタイルに応じる多様な空間の集まりによってつくられるもの、と考えています。 一つ一つの建築物が独自的なストーリーで丁寧につくられるよう、デザインのプロセスを日々意識しながら設計を行なっています。

    OID architectsの代表である萩原吉勝は、2000年より渡英し、AAスクール(英国)のDRLコースを2007年卒業。卒業後、建築設計事務所に勤務し帰国。2011年にOID(現在のOID architects)を設立。

    job.architecturephoto.net
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    建築求人情報
    2025.05.02 Fri 10:50
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    都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す
    photo©淺川敏

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    architecture|feature
    都留理子ヨシナガ工業KMC建材(外装・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・その他)建材(外構・床)住宅墨田区図面あり東京淺川敏
    都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す外観、南側の道路より見る。 photo©淺川敏
    都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す1階、玄関ドア側からエントランスホールを見る。 photo©淺川敏
    都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す2階、ダイニングからキッチンを見る。 photo©淺川敏
    都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す3階、浴室 photo©淺川敏

    都留理子建築設計スタジオが設計した、東京・墨田区の住宅「京島H」です。
    木密地域でもある“典型的な下町”での計画です。建築家は、“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向しました。そして、空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出します。

    2間間口の2階建て木造住宅が密に建ち並ぶ、典型的な下町の一角。
    人々の息づかいが日常的に感じられる街に住むことを希望した施主夫妻は、T字路の突き当たりに位置する2区画分を合筆したこの地を選んだ。

    施主夫妻は東南アジアをよく訪れ、数年間タイに住んでいた経験もある。設計スタート時にはアジアの開放的でリラックスした空間に魅力を感じ、料理をすること、食べること、飲むことが好きで、それらをゆっくり愉しむ時間を大切にしたいとの思いが伝えられた。

    建築家によるテキストより

    敷地周辺を見回すと、隣の家の鉢植え、目の前の電柱、狭い通路に停められた自転車、窓際の人形、屋上の目隠しなど、実に多くのモノがそれぞれの事情でひしめいている。それはこの街が生きられている証であり、街の雰囲気を生み出してもいる。

    街の側から見れば、この建築自体もまた個別の事情で設えられ、街の雰囲気を生み出す主体の一つとなる。
    この応答と共創が繰り返される関係性を、建築全体の構成から造作家具や建具の納まりといった建築内部の設え方まで展開していく。その結果、街と建築とモノがスケールを超えて接続し、この街そのものに住んでいるという感覚を獲得できるのではないか。

    建築家によるテキストより

    下町の木造住宅が高密度に建ち並ぶ環境での建ち方をスタディする中で、私たちは外壁を隣家に対し正対させるのではなくわずかに斜めに立面させた。それにより隣家との間に創出した三角形の空隙を通して風や光を取り込むことにした。

    4間間口を持つ道路境界線に対しては多角形を充てることで前面道路に対する圧迫感を減らしつつ、周囲の建物の立面から独立させた。
    立面が連続する下町の中のT字路という特異点に対する、アイコニックな建築の建ち方の提案である。

    この建ち方に対し、仕上げは櫛目ゴテによる左官仕上げとした。現場は足場と外壁面との空隙が狭く、大きなストロークでコテを動かせないためムラができたが、そのムラが却って光を微細に捉え、ベルベットのような独特な表面をつくり出した。

    視点や光の変化により様々な表情を見せるそれは、見飽きぬ絵画のような確かな強さをもって街並みに寄与している。

    建築家によるテキストより
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    都留理子ヨシナガ工業KMC建材(外装・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・その他)建材(外構・床)住宅墨田区図面あり東京淺川敏
    2025.05.02 Fri 07:20
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    2025.5.01Thu
    • 【ap job更新】 “人間の内面と呼応する建築空間”をテーマとし、ますます建築設計が好きになる事務所を志す「プライム一級建築士事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
    • AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する」。カタール館の内部で公開。同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案。中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得る
    2025.5.03Sat
    • SANAAの妹島和世と西沢立衛へのインタビュー動画。王立英国建築家協会が制作して2025年5月に公開されたもの。日本語で視聴可能

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