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ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型。ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開。宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクト。異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案
photo©Nik Eagland

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architecture|design|feature
トーマス・ヘザウィックプロダクトヴェネチア・ビエンナーレ
ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型。ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開。宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクト。異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案 photo©Marco Zorzanello, courtesy La Biennale di Venezia
ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型。ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開。宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクト。異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案 photo©Marco Zorzanello, courtesy La Biennale di Venezia
ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型。ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開。宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクト。異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案 photo©Nik Eagland

ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型です。
ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開されました。スペースガーデンは、宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクトです。デザイナーは、異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案しました。展覧会の公式ページはこちら。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

スペースガーデン:地球の課題への解決策としての宇宙探査(ベネチアビエンナーレ国際建築展2025にて)

・ヘザウィック・スタジオとオーレリア研究所が提携し、宇宙における自律型園芸を探求する近地球軌道プロジェクト「スペースガーデン」を創設
・スペースガーデンの大型模型が、第19回ベネチアビエンナーレ国際建築展に展示されます
・スペースガーデンの開発は進行中であり、近い将来に実世界でのコンセプト実証を行う計画があります

今年のベネチアビエンナーレ国際建築展は、宇宙と持続可能性に対する私たちの認識に挑戦する先駆的な新プロジェクトを紹介します。スペースガーデン、地球外の居住空間を人間らしくし、地球上の生活を向上させるようにデザインされた革新的なコンセプトです。ヘザウィック・スタジオとオーレリア研究所の協力により生まれたこのプロジェクトは、宇宙環境における自然の役割についての私たちの考え方を再定義します。

建築と人間中心のデザインに対する革新的なアプローチで知られるヘザウィック・スタジオは、MIT卒業生で宇宙建築家、そしてオーレリア研究所のCEOであるアリエル・エクブロー博士(Dr. Ariel Ekblaw)との対話を経て、この野心的な道のりに乗り出しました。スペースガーデンは、宇宙建築における抜本的な変革を提案します――それは、人間の幸福、持続可能性、そして極限環境においてさえ自然とのより深いつながりを優先するものです。

「私は宇宙に魅了されています。でも、意外かもしれませんが、それ自体にではありません。むしろ、宇宙が人類の地球での生活をより良くする可能性に惹かれているのです」とトーマス・ヘザウィックは語りました。「多くの種類のマイクロチップ、生体組織、そして医薬品は、低重力環境の方がより良く製造できることが研究によって示されています。宇宙技術が進歩するにつれて、宇宙で働き生活する人々の数が増えていくのは必然です。しかし、宇宙居住空間の設計は常に生き延びることを目的としており、豊かに生きることが考慮されたことはありませんでした。スペースガーデンは、限られた空間でも精神的な健康に良い影響を与える植物種を育てることで、宇宙を人間らしい空間にするという実験として始まりました。しかし最終的には、地球低軌道という独自の“裏庭”を活用して、地球上の生命に利益をもたらすことにもつながっています」

ミリメーター社が製作した4メートル四方の大型スペースガーデン模型がアルセナーレに展示されており、来場者にそのヴィジョンをより具体的に体感させています。その有機的な形状は、30個のポッドが群となった構成をしています。それぞれのポッドには、地球上のコミュニティガーデンで育てられた異なる植物種が収められています。また、成長用ポッドの一つの断面模型が、オーレリアがオートデスク・リサーチ・レジデンシー・プログラムに参加する一環として、ボストンのオートデスク・テクノロジー・センターで製作されました。中央のチャンバーには、特に魅力的または文化的に重要とされる代表的な植物種が配置されています。それは、ザクロの木であり、人類が最も早く栽培した植物の一つです。

これらのチャンバーは開閉可能で、宇宙のデブリからの防護や最適な日光の取り込みを可能にし、有機的で機能的な形状を形成しています。外側の表面には太陽光発電セルが備えられています。

将来の宇宙居住空間への影響にとどまらず、スペースガーデンは、人類が直面する最も差し迫った課題に取り組むために人間の知性が持つ結びつきの可能性を探るという、今年のベネチアビエンナーレ国際建築展でのより広範な議論とも一致しています。今年のイベントの主要セクションの一つである「Out」は、地球が直面する危機に対する解決策としての宇宙の可能性を探求しています。宇宙が産業とイノベーションの最前線としてますます注目される今、このプロジェクトは、地球と宇宙との共生関係を提案しています。

「宇宙という特異な環境は、地球上の人類の最大の課題に対して設計というかたちで取り組むための、非常に貴重な機会を私たちに与えてくれます」とエクブロー博士(Dr. Ekblaw)は語ります。「スペースガーデンは、軌道上の温室に対する私たちのヴィジョンであり、過酷な環境の中で、また過酷な環境のために建築するという、新たな思考方法に取り組むための招待でもあります。私たちは、地球上の生命の公益のために、宇宙空間におけるインフラの開発に取り組んでいます」

スペースガーデンの開発は進行中であり、近い将来に実世界でのコンセプト実証を打ち上げる計画があります。これは「オフワールディング」戦略の一環であり、その戦略は、重工業や製造プロセスを地球の表面から宇宙空間へと移行させ、地球を再び“ガーデンプラネット(庭のような惑星)”として回復させるにはどうすればよいかを探るものです。ベネチアビエンナーレ国際建築展2025を訪れ、この模型に触れる来場者は、宇宙との関係を見直すよう促されます。それは逃避の手段としてではなく、地球上のより良い未来への可能性としての宇宙です。

オーレリア研究所は、スペースガーデンの内部技術コンポーネントの研究・開発において、ダイキン工業と提携できることを誇りに思っています。エネルギー効率の高い暖房・換気・空調(HVAC)技術の先駆者として100年にわたる専門知識を有するダイキンは、「協調による革新」という自社の中核的な理念を活かし、宇宙という特有のニーズに応えるHVACソリューションを提供するための新たな可能性を探っています。オーレリアとダイキンは、地球上でも軌道上でも、今後100年にわたる空気と水の管理における画期的なアプローチを共に探求していきます。

スペースガーデンは、ジェームズ・アンダーソン(James Anderson)および法律事務所スキャデン・アープス・スレート・マーガー・アンド・フローム(Skadden, Arps, Slate, Meagher & Flom)からの協賛も受けています。

第19回ベネチアビエンナーレ国際建築展は「Intelligens. Natural. Artificial. Collective.」と題され、カルロ・ラッティ(Carlo Ratti)がキュレーターを務め、2025年5月10日から11月23日まで一般公開されます。


以下の写真はクリックで拡大します

ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型。ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開。宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクト。異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案 photo©Nik Eagland
ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型。ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開。宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクト。異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案 photo©Nik Eagland
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ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型。ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開。宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクト。異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案 photo©Nils Koenning
ヘザウィック・スタジオによる「スペースガーデン」の大型模型。ベネチアビエンナーレ国際建築展で公開。宇宙を“人間らしい空間”にする実験として、宇宙での自律型園芸を探求するプロジェクト。異なる植物種が収められた30個のポッドが群となる形態を考案 photo©Nils Koenning

video©Heatherwick studio

以下、リリーステキストです。


Space Garden: Exploration of space as a solution to Earth’s challenges at the Biennale Architettura 2025

・Heatherwick studio and Aurelia Institute partner to create Space Garden, a near-Earth orbit project exploring autonomous horticulture in space
・A large model of Space Garden will be on display at the 19th International Architecture Exhibition of La Biennale di Venezia
・The development of Space Garden is ongoing, with plans to launch a real-world proof of concept in the near future

This year’s Biennale Architettura plays host to a visionary new project that challenges our perceptions of space and sustainability: Space Garden, a revolutionary concept designed to humanise extraterrestrial habitats and enhance life on Earth. Created in collaboration between Heatherwick studio and Aurelia Institute, this project redefines how we think about the role of nature in space environments.

Heatherwick studio, known for its innovative approach to architecture and human-centered design, embarked on this ambitious journey following conversations with MIT graduate and space architect Dr. Ariel Ekblaw, CEO of Aurelia Institute. Space Garden proposes a radical shift in space architecture—one that prioritizes human well-being, sustainability, and a deeper connection to nature, even in the most extreme environments.

“I’m fascinated by outer space. But, maybe surprisingly, not in its own right. Instead, by its potential to help humans live better lives on Earth,” said Thomas Heatherwick. “Research shows that many types of microchips, tissues and pharmaceuticals are better manufactured in a low gravity environment. Inevitably, as space technology progresses, there will therefore be larger numbers of people working and living in space. But the design of space habitats has always been about survival, never about thriving. Space Garden started as an experiment in humanising space, by growing the plant species that make small spaces work better for your mental health, but ultimately it’s also about using the unique ‘backyard’ of low Earth orbit to benefit life on our planet.”

A large 4m x 4m model of the Space Garden, crafted by Millimetre, is on display in the Arsenale, offering visitors a closer representation of the vision. Its organic shape comprises a cluster of 30 pods. Each pod houses a different species of plant grown from a community garden on Earth; a section model of one growth pod was built at the Autodesk Technology Center in Boston as part of Aurelia’s participation in the Autodesk Research Residency Program. A central chamber features a hero species of particular fascination or cultural significance—a pomegranate tree, one of the earliest plants to be cultivated by humans.

The chambers can open and close to provide shielding for debris protection, and optimal sunlight exposure creating a shape that is organic and functional with photovoltaic cells on the outer surface.

Beyond its implications for future space habitats, Space Garden aligns with the broader conversation at this year’s Biennale Architettura, which explores the connection potential of human intelligence to tackle the most pressing challenges facing humanity. One of the key sections of this year’s event entitled ‘Out’ explores the potential of space as a solution to crises facing the Earth. At a time when space is increasingly seen as a frontier for industry and innovation, this project proposes a symbiotic relationship between Earth and the cosmos.

“The unique environment of space offers us an extraordinary opportunity to design for humanity’s greatest challenges on Earth,” says Dr.Ekblaw. “Space Garden is our vision for an orbiting greenhouse, and an invitation to engage with new ways of thinking about building in, and for, extreme environments. We are focused on developing in-space infrastructure for the public good of life on Earth.”

The development of Space Garden is ongoing, with plans to launch a real-world proof of concept in the near future as part of an “Offworlding” strategy–how can we begin to transfer heavy industry & manufacturing processes from Earth’s surface to space, letting Earth recover as a garden planet. As visitors to the Biennale Architettura 2025 encounter the model they are invited to reconsider our relationship with space—not as a means of escape, but as an opportunity for a better future on Earth.

Aurelia Institute is proud to be partnering with Daikin Industries to research and develop internal technical components for the Space Garden. With a century of expertise pioneering energy-efficient heating, ventilation and air conditioning (HVAC) technologies, Daikin is applying its core philosophy of collaborative innovation to explore new opportunities to deliver HVAC solutions that meet the unique demands of space. Aurelia and Daikin will work together to explore groundbreaking approaches to air and water management for the next hundred years — both on Earth and in orbit.

Space Garden also received sponsorship from James Anderson and the firm Skadden, Arps, Slate, Meagher & Flom.

The 19th International Architecture Exhibition of La Biennale di Venezia is titled “Intelligens. Natural. Artificial. Collective,” curated by Carlo Ratti and open to the public from 10 May to 23 November 2025.

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    photo©大竹央祐

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    浜田晶則建築設計事務所による、大阪・関西万博の「土の峡谷(トイレ4)」。トイレと休憩所の機能を持つ施設。“現代の人間の巣のような未来の建築像と社会”の提示を意図し、土を出力可能な3Dプリンターを用いた“峡谷”の様な建築を考案。国内で入手可能で全て自然に還せる素材で作る外観、南側より見る。 photo©大竹央祐
    浜田晶則建築設計事務所による、大阪・関西万博の「土の峡谷(トイレ4)」。トイレと休憩所の機能を持つ施設。“現代の人間の巣のような未来の建築像と社会”の提示を意図し、土を出力可能な3Dプリンターを用いた“峡谷”の様な建築を考案。国内で入手可能で全て自然に還せる素材で作る「3Dプリンテッドベンチプランター」の詳細 photo©大竹央祐

    浜田晶則建築設計事務所が設計した、大阪・関西万博の「土の峡谷(トイレ4)」です。
    トイレと休憩所の機能を持つ施設の計画です。建築家は、“現代の人間の巣のような未来の建築像と社会”の提示を意図し、土を出力可能な3Dプリンターを用いた“峡谷”の様な建築を考案しました。また、国内で入手可能で全て自然に還せる素材で作りました。施設の場所はこちら(万博公式PDF)。

    多くの建築や都市は水平垂直のエレメントで構成されている。
    しかし、自然界でみられるかたちは有機的で、それらで構成される環境とのインタラクションによって、生物は身体の感覚を頼りにして生きている。もし今人間が建築をつくるための新たな合理性を発見したとすると、それはどんな形になるだろうかと考えた。

    例えば3Dプリンターなどのロボティクスによって、形の作り方が加算的になり、形の複雑性によるコスト要因が時間のみになったなら。そして本当に身体に必要な形を身の回りの素材をかき集めてつくる、現代の人間のための巣ができるとするならば、それは新しいバナキュラー建築になり得るのではないだろうか。

    建築家によるテキストより

    私たちは、土を出力することが可能なWASP社の建設用3Dプリンターを用いて、峡谷のような建築とランドスケープを計画した。
    身の回りの素材であり、プリミティブな素材である土を用いている。重く、弱く、現代の素材とはかけ離れて扱いづらい素材であるが、大地に還すことができる素材を用いて、新たな建築材料として利用する。それを通して、各地域の土地からとれる土を使った、現代の人間の巣のような未来の建築像と社会を提示したいと考えた。

    建築家によるテキストより

    プリント素材には土、粘土、硬化剤、藁、顔料、海藻糊を用いており、日本の伝統構法である土壁から学び材料を選定している。それらは強度やプリントのしやすさだけでなく、全て日本国内で入手できることや、会期後の解体時に全て自然に還せることを条件に選ばれている。
    硬化剤に採用した酸化マグネシウムは、水と土とを混ぜることで硬化反応を起こす物質であり、プリント後に3日間湿潤養生した後に乾燥させることで高い強度を発揮する。

    ここで3Dプリントされた形状は、自然界に存在する有機的な曲線をベースとしており、日本全国で採取した石を3Dスキャンしてサンプリングした形状データを複数融合して作られている。
    さらに土が自立するための構造的な合理性を実験により算出し、オーバーハングの制約条件に基づき形態最適化を行い、最終的な形状を決定した。

    建築家によるテキストより
    • 残り37枚の写真と建築家によるテキスト
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    カネトモWASP大阪・関西万博構造計画研究所建材(外構・造作家具)ZO設計室建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・水廻り)建材(外構・床)図面あり大竹央祐パヴィリオン浜田晶則鈴木淳平
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    • トラフ建築設計事務所の会場構成による「士郎正宗の世界展」。“攻殻機動隊”などで知られる漫画家の展示。未来を描く世界への時間の層の追加を意図し、経年変化のあるパネルを壁面に用いる計画を考案。単管パイプを組んだ展示壁で作品の主題と呼応する透過性と浮遊感も創出

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