21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー) 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2) 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、坂茂建築設計+ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク「避難所用・紙の間仕切りシステム」 撮影:木奥恵三
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21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
ビジュアルデザインスタジオWOWがディレクションを担当しました。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す内容です。また、会場構成はトラフ建築設計事務所が手掛けています。
展示会期は、2025年11月3日まで。展覧会の公式ページはこちら 。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年9月5日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください 。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
21_21 DESIGN SIGHTでは、2025年7月4日より企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」を開催いたします。展覧会ディレクターには、ビジュアルデザインスタジオのWOWを迎えます。
自然災害はいつどこで発生するか、確実にはわかりません。日頃から防災バッグを用意している人も、あまり考えないようにしている人もいるかもしれません。どんなに想像しても、当たり前の日常が失われるその瞬間は、実際に直面しなければわからないものでしょう。しかし災害大国と呼ばれる日本にいる私たちが、無縁ではいられないのは事実です。あまり考えたくはない災害の存在から目を背けず、その捉え方を見つめ直すことで、今やるべきことや、考えるべきことが見えてくるかもしれません。
本展では、そもそも災害とはなにかという視点から、これまでの地震や水害のデータビジュアライゼーションをはじめとしたリアルな状況把握や、防災に関するプロダクト、災害をきっかけに生まれたプロジェクトなど、人々が直面してきた自然災害を広く見つめ直します。また各地に残る災害に関する言い伝えや今後の可能性に目を向けた研究など、過去から現代、そして未来にいたるまでの災害への向き合い方も紐解きます。
会場には、いくつかの「問い」が散りばめられています。状況によって、答えは一つではありません。人によって正解も変わるかもしれません。しかしあらかじめ想像し、近くの人の答えを見聞きして、その瞬間を予想外としなければ、未来は少し変えられるかもしれません。新しい備えと、気持ちの準備をはじめませんか。
以下に、詳細な情報を掲載します。
展示の様子
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21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける エントランス 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー) 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー) 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー)、「防災さんぽ」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー)、「伝えるー災害の記憶」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー)、「災異改元」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー1)、柴田大平「防災グラデーション」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー1)、siro+石川将也「そのとき、そのとき、」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2) 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、坂茂建築設計+ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク「避難所用・紙の間仕切りシステム」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、日本郵便株式会社+寺田倉庫株式会社「防災ゆうストレージ」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、ゲヒルン株式会社「特務機関NERV防災アプリ」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)
、KDDI株式会社「Starlink」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、中嶌 健「災害救援鳩の研究」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)
、WOTA株式会社「WOTA BOX」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、バリューブックス「ブックバス」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、トラフ建築設計事務所+石巻工房「Maker Made Since 2011.3.11」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、福島民報社「365日の防災欄」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、WOW「みんなは、どうする?」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2)、佐竹真紀子「Seaside Seeds」「風景のつづき」「おばちゃんコーヒーはじめました」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2) 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(サンクンコート)、veig「蒸庭」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ギャラリー2 出口)、津村耕佑「FINAL HOME」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー)、角尾 舞+香田悠真+佐々木 拓(歌:安部勇磨、イラスト:中村至男)「ヘビが木にのぼると」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー)、中村至男「21_21 DESIGN SIGHTの防災」 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 会場風景(ロビー)、WOW「みんなは、どうする?」 撮影:木奥恵三
展示の見どころ
本展では、ビジュアルデザインスタジオWOWのディレクションにより、「問い」を通じて防災や災害について自分の視点で向き合う体験を提供します。会場に散りばめられた防災や災害に関する「問い」を通して、来場者は自分自身の防災や災害について主体的に考えながら作品を鑑賞することができます。さまざまな場所や時間軸に偏在する「そのとき」。その先にある希望を見据えて防災に向き合う人々の意識や心のあり方を探ります。
災害のビジュアライゼーション
データビジュアライゼーション、絵画史料、グラフィックなどの様々な視覚表現から、日本や地球が経験してきた災害を振り返ったり、ありのままの自然や災害のシミュレーションを可視化したものから考えを広げます。
展示:越村俊一、日本経済新聞社「『地震列島』日本」、にゃんこそば、パノラマティクス+ Eukarya、株式会社ヤマップ「YAMAP流域地図」、他
防災意識を見つめ直すインスタレーション
災害が発生する頻度や、防災に対する構え方を見つめなおす体験型の新作インスタレーション2点を展示します。
展示:柴田大平「防災グラデーション」、siro+石川将也「そのとき、そのとき、」
プロジェクト・研究・プロダクト
災害時の通信手段の断絶に対処するための斬新な研究や、スピーディーな情報発信を担うプロダクト、混乱期のその後の生活と心を支えるための取り組みや考え方、そして日常から取り入れる「備えない防災」など、さまざまなフェーズにおける取り組みやモノから、防災の「いま」と「これから」を紹介します。
展示:WOTA 株式会社、KDDI 株式会社、ゲヒルン株式会社「特務機関NERV 防災アプリ」、中嶌 健「災害救援鳩の研究」、坂茂建築設計+ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク「避難所用・紙の間仕切りシステム」、他
「そのとき」の先にある希望のかたち
災害が起きた場所の風土や人と向き合い制作された絵画、震災から生まれ世界に広がったものづくりのデザイン、「毎日災害が起こる可能性を忘れない」という意識を伝えつづける取り組みなど。災害と日常をつなぐ表現を通じて、「そのとき」の先にある希望を見つめます。
展示: 佐竹真紀子「Seaside Seeds」、トラフ建築設計事務所+石巻工房「女川町仮設住宅 ベンチワークショップ」、日本郵便株式会社+寺田倉庫株式会社「防災ゆうストレージ」、バリューブックス、福島民報社、他
自然や自分とのつきあい方
樹々の生態系と人間がともに歩む防災や、自らを守る最後の砦としての「服」など、普段目にするまちの防災機能とは異なる視点から、私たちを守るものについて思考します。
展示:veig「蒸庭」、津村耕佑「FINAL HOME」、他
このほか、会場内には、防災にまつわる伝承に触れる作品などを含め、科学的な確証性を超えてなお過去から伝わる願いのかたちを作品にしたものも点在します。また、来場者は自身のスマートフォンなどを通して回答を送信することができ、その一部は映像作品として会場に展示されます。多様な回答に触れることで、災害への新たな考えや視点に出会う展覧会です。
展覧会ディレクター WOWによる「ディレクターズ・メッセージ」
「防災」や「災害」という言葉を目にしても、どこか遠い出来事のように感じることがあります。しかし突然、自然の力が脅威となり、当たり前のように使っていたインフラやシステムが機能しなくなる。そんな事態、「そのとき」は、なんの前触れもなく、平穏な日常のさなかに訪れます。
それでも人は、本能的に死や喪失を予感させるものから目をそらしてしまうと言われています。生きることへの本能が私たちを守ろうとするのかもしれません。実際に直面しない限り、「そのとき」を想像することは、決してやさしいことではありません。仙台に拠点を持ち、それぞれの場所で震災を経験した私たちにも、そう感じる瞬間があります。
未来に、どのような災害がどれくらいの規模で起こるのかは誰にもわかりません。災害の種類や頻度もたえず変化しています。この変化を思えば、「そのとき」は、災害が起きた瞬間だけを指すのではないのでしょう。
「そのとき」は、さまざまな時間軸や場所に存在しているのだと思います。災害への対処には、研究や想定をもとに導かれた「答え」があるかもしれません。しかし「そのとき」に何を思い、どのように備えるのかは、人や状況によって異なるはずです。
WOWはビジュアルデザインスタジオとして、作品を発信するだけでなく鑑賞を通じて思考を促す表現を探求してきました。今回のテーマである「防災」においては、災害の仕組みや防災技術を伝えるのではなく、それに向き合う人々の意識や、心のあり方に目を向けています。防災は、誰かひとりが背負えるものではありません。自分だけでなく、家族、友人、同僚、あるいは隣にいる誰か。他者がどのように「そのとき」を捉え、備えようとしているのか。そんな視点も手がかりにしながら、自分自身の問題としてとらえ直すきっかけを届けたいと思いました。
本展は、私たちが災害にどう向き合っていくのかを見渡す場所です。シミュレーション、プロダクトデザイン、古の伝承、そして願い――。「そのとき」の先にある希望のかたちを、さまざまな問いを通して考えます。自分なりに思いをめぐらせたり、さまざまな考えに触れたその経験が、いつか訪れるかもしれない「そのとき」への静かな備えとなって、困難をしなやかに乗り越えるための支えとなっていくことを願っています。
WOW
東京、仙台、ロンドンに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ。企業の世界観を描くブランド・コンセプト映像、商業施設や都市空間におけるインスタレーション、アプリケーションの設計やメーカーと共同開発するユーザーインターフェースまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いデザインワークをおこなっている。一方、オリジナルのアート作品やプロダクトも積極的に制作。国内外の美術館やギャラリーで展示を多数実施している。クリエイター個人の感性を起点に、世界の新たな一面を照らし、人々の心を躍動させる視覚表現を追求し続けている。
21_21 DESIGN SIGHTでの「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」の入場チケットをプレゼント。WOWがディレクションを担当。会場に散りばめられた“問い”を通して、防災や災害について主体的に考えながらの作品鑑賞を促す。会場構成はトラフが手掛ける 展覧会ポスター photo courtesy of 21_21 DESIGN SIGHT
■展覧会概要
タイトル:21_21 DESIGN SIGHT企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」
会期:2025年7月4日(金)~11月3日(月・祝)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
Tel:03-3475-2121
アクセス:都営地下鉄大江戸線「六本木」駅、東京メトロ日比谷線「六本木」駅、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分
休館日:火曜日(9月23日は開館)
開館時間:10:00–19:00(入場は18:30まで)
※六本木アートナイト特別開館時間:9月26日(金)、27日(土)10:00–22:00(入場は21:30まで)
入場料:一般1,600円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、港区教育委員会
特別協賛:三井不動産株式会社
展覧会ディレクター:WOW
グラフィックデザイン:佐々木 拓、金井あき
会場構成:トラフ建築設計事務所
テキスト/企画協力:角尾 舞
学術協力:関谷直也
参加作家:veig、WOTA株式会社、KDDI株式会社、ゲヒルン株式会社、越村俊一、佐竹真紀子、柴田大平、siro+石川将也、角尾 舞+香田悠真+佐々木 拓、津村耕佑、トラフ建築設計事務所+石巻工房、中嶌 健、中村至男、日本経済新聞社、日本郵便株式会社+寺田倉庫株式会社、にゃんこそば、パノラマティクス+Eukarya、バリューブックス、坂茂建築設計+ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク、福島民報社、株式会社ヤマップ、WOW、他
21_21 DESIGN SIGHTディレクター:佐藤 卓、深澤直人
アソシエイトディレクター:川上典李子
プログラム・マネージャー:中洞貴子
プログラム・オフィサー:安田萌音
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