SHARE book『地域社会圏モデル』
山本理顕、中村拓志、藤村龍至、長谷川豪による書籍『地域社会圏モデル』がamazonで発売されています。
「地域社会圏」構想とは、1つの住宅に1家族が住むというモデルが、現在の硬直した日本の運営システムをつくり、それがいまや大きく破綻していると考える山本理顕による問題提起。家族の枠を超え、400人のための住まい方を提案し、公と私を媒介する中間集団のあり方=新たな公共的空間とは何かを考える試みです。
この山本の問題提起に応え、若手建築家、中村拓志、藤村龍至、長谷川豪が、日本の農村、郊外、都心という3つの具体的なサイトで「地域社会圏モデル」を計画。現在の問題点をあぶり出しながら、建築的想像力をもって、生活やコミュニティの新たなビジョンを描いていきます。経済学者の金子勝、思想家の東浩紀、建築家の原広司との鼎談と伊東豊雄、山本理顕、藤森照信による講評会も収録。