SHARE 加藤孝司 BEYOND ARCHITECTURE “Hiroshima 2020 Design Charrette TOKYO EXHIBITION”
僕も実行委員として参加している Hiroshima 2020 Design Charrette(HODC)の東京エキシビションが、8月14日から8月22日のあいだ建築会館ギャラリーにて開催されます。
エキシビションは2010年6月6日に広島市で行われたデザインシャレットで、建築家の皆さんと学生諸兄の4~5名の編成による15組のチームによって提案された2020年ヒロシマオリンピックの姿と、写真家清水謙氏によって記録されたシャレット当日の模様、そして会場の熱気を伝える臨場感溢れるドキュメンタリー映像で構成される予定です。
エキシビション会場ではHODCの活動を記録したフリーペーパーも限定で配布予定です。合わせてシャレットでご提案いただいた建築家の方々をお招きしての、シンポジウムの開催も予定しています。詳細は決まり次第お知らせいたします。
暑い最中ですが、ぜひ会場に足をお運びいただき、シャレット当日の熱気を感じていただければ幸いです。皆様のご来場を心よりお待ちし申し上げております。
Hiroshima 2020 Design Charrette では、15組の提案建築家・デザイナーと、60名以上の公募によるデザインシャレット参加者からなる15組のグループを構成し、2020年の広島、そしてオリンピックに向けた提案を行いました。
デザインシャレットは公開で行われ、一般来場者と提案者・参加者とが直接対話する開かれたデザインの場所になりました。シャレット開催後、同会場にて対話形式によるシンポジウムを2部構成で開催しました。
Hiroshima 2020 Design Charrette は、広島の地で、2020年のヒロシマオリンピック・パラリンピックの可能性と課題を議論するとともに、2020年という10年後の未来における、建築・デザインの可能性をさぐる議論と対話の場でもあります。
それはまた、オリンピックという巨大イベントにリアリティを感じることの出来ない現状に対する、建築・デザインの立場からのオルタナティブな提案と議論の場にもなるかもしれません。
新しい時代と新しい世代による、リアリティのある提案と対話の場所のデザインです。
「Hiroshima 2020 Design Charrette TOKYO EXHIBITION」
提案建築家(事務所名五十音順・敬称略):
荒木源希・佐々木高之・佐々木珠穂(アラキ+ササキアーキテクツ)、蟻塚学(蟻塚学建築設計事務所)、伊藤暁(伊藤暁建築設計事務所)、白井宏昌・平原英樹・張容豪(H2Rアーキテクツ)、谷尻誠(サポーズデザインオフィス)、長坂常(スキーマ建築計画)、西尾通哲(240design・西尾通哲建築研究所)、中村竜治(中村竜治建築設計事務所)、永山祐子(永山祐子建築設計)、成瀬友梨・猪熊純(成瀬・猪熊建築設計事務所)、畑友洋(畑友洋建築設計事務所)、藤村龍至(藤村龍至建築設計事務所)、小川文象(フューチャースタジオ)、古澤大輔・馬場兼伸・黒川泰孝(メジロスタジオ)、雨宮知彦・犬塚博紀(ユニティデザイン)
会期:2010年8月14日(土)〜2010年8月22日(日)
時間:9:00〜19:30(初日14日は16:00〜、最終日22日は〜15:00)
場所:建築会館ギャラリー
入場無料
Hiroshima 2020 Design Charrette 公式ホームページ
http://hodc.net/