SHARE 「建築雑誌展 2010-11」が建築会館ギャラリーで開催中[-2011/12/21]
「建築雑誌展 2010-11」が建築会館ギャラリーで開催されています
「建築雑誌展 2010-11」が建築会館ギャラリーで開催されています。開催期間は2011年12月21日まで。
日本建築学会発行 の日本で最も歴史のある建築雑誌。1887 年(明治20 年)の創刊以来、1600 号をこえて今なお継続中。現在は2年ごとに編集委員会が交替して編集を務めています。発行部数は34,000 部、読者の職種は建築設計、研究・教育を中心として建築のあらゆる分野に及んでいます。
2010 年から11年にかけての2 年間は、歴史工学家・中谷礼仁が編集長を務め、計24冊の雑誌を刊行してきました。毎号テーマを絞った特集を展開する一方で、エディトリアルデザイナー羽良多平吉による表紙デザイン、長きに渡り『a+u』編集長を務めた中村敏男による、世界の建築家との交流を綴った連載「日記の中の建築家たち」、写真家・ 山岸剛による連載「ON SITE」、そして、イラストレーター・市川智子が特集のために描き下ろした絵巻物など、多彩なメンバーによる表現を重ねてきました。
本展は、この2年間の『建築雑誌』を振り返り、その内容一覧とともに、これらの書容設計・ONSITE 連載写真・イラスト原画等を一同に展示します。会期中、多彩なゲストをお迎えしてのトークセッションも開催します。この2 年間の蓄積を通して2010-11年の委員会が提示してきたものを感じとっていただければ幸いです。