SHARE 21_21 DESIGN SIGHTでの展示を元にした書籍『東北のテマヒマ 【衣・食・住】』
21_21 DESIGN SIGHTでの展示を元にした書籍『東北のテマヒマ 【衣・食・住】』がamazonで発売されています
21_21 DESIGN SIGHTでの展示を元にした書籍『東北のテマヒマ 【衣・食・住】』がamazonで発売されています。リンク先に中身のプレビュー画像が4枚掲載されています。
1970年代から東北の美しいテキスタイルや優れた技術と連携してきた三宅一生がディレクションした特別企画「東北の底力、心と光。『衣』、三宅一生。」(2011年7月26日~)。
グラフィックデザイナー佐藤卓と、プロダクトデザイナー深澤直人が、東北の<食>と<住>をテーマに、各地を訪ね、「テマヒマ」がかかったものたちを見出し、デザインの美を際立たせて展示空間を構成した企画展「テマヒマ展〈東北の食と住〉」(2012年4月27日~)。
東日本大震災、それに続いた原発事故による困難とたたかう東北のひとびとへエールを送ろうと、東京・六本木 21_21 DESIGN SIGHTで開催されたふたつの展覧会は、合わせて5万人の来場者を迎え、ひとびとに感動を与えた。
それと同時にこの展覧会は、厳しい自然のなかで、手間とひま(時間)をかけてものをつくり、それを食し、また、使うという暮らしを伝承してきた東北のひとびとの姿を通して、本当の豊かさやデザインのあり方というものを問いかけ、また、流通、ライフスタイルの変化により、ものとのつながり方が変わって行くにつれ、次世代のつくり手を失いつつあるという現実も照らし出した。
本書は、ふたつの展覧会に出品された、「テマヒマ」をかけてつくられる64アイテムを<衣・食・住>のカテゴリー別に完全収録。カラー写真とつくり手への取材を元にした解説つきで、それぞれのものの美しさとストーリーを掘り起こしている。
colocal books 東北のテマヒマ 【衣・食・住】
21_21 DESIGN SIGHT