SHARE 木村智彦 / グラムデザインによる鳥取・米子の住宅「彦名の家2」
以下、建築家によるテキストです。
クライアントが不動産情報に頼らず探した敷地の候補を見て廻り、建築可能な土地か調べて廻ることから計画は始まった。100坪以上の敷地、車通りが少なく狭くはない道路との設道、生活の中心となる開放的なリビング、外部から視線を気にせず生活できる住宅。 以上の要望を勘案し、大きな吹抜けを持つリビングを中央に配置し、三つの坪庭、テラス、その他の必要諸室をリビングを囲うように配置して設計した、平面”回”の字型、断面”凸”の字型住宅である。 要望に見合った建築の設計と同時進行で敷地の確定を進め、住宅の規模が確定した時点で購入する土地の広さも決定した。
市街化調整区域で今後住宅などの建築は考えにくい南東側に名峰大山を仰ぎ、北西側に余裕のある駐車スペースを確保、幅員6メートルの道路と設道している。
■建築概要
所在地:鳥取県米子市
構造/規模:木造/2階建て
延床面積:153.40㎡
設計期間:2011年6月~2012年3月
竣工:2013年1月
設計者:木村智彦 / グラムデザイン
Tomohiko Kimura / GRAMDESIGN
施工: 株式会社 辻工務店
web : http://gramdesign.biz
mail : info@gramdesign.biz