SHARE 坂茂の講演会「作品づくりと社会貢献の両立を目指して(木造最新作紹介)」などが開催[2013/11/23]
坂茂の講演会「作品づくりと社会貢献の両立を目指して(木造最新作紹介)」などが開催されます。開催日は2013年11月23日。要事前申し込み。
近年、今までに経験したことがない異常気象が頻発しており、地球温暖化がいよいよ顕在化してきたのではないかと懸念される。今後は温暖化対策として、ゼロエネルギー建築やプラスエナジー建築が急速に普及するだろう。しかし、たとえプラスエナジー建築と言えども、建設時には多量の温室効果ガスを発生させるため、温暖化対策が短期的には温暖化を促進することになりかねない。直近の30年の温室効果ガス排出抑制が重要と言われる中で、我々は大きなジレンマ抱えている。しかし、唯一木造建築だけがこの問題を緩和できる。成長が終わった巨木を伐採して建築に使えば、樹木が体内に蓄えた炭素を建築の寿命の期間だけ固定して、地球の炭素循環にモラトリアムを作り出せる。そして伐採した場所に苗を植えれば、成長期の若木が効果的に二酸化炭素を固定してくれる。近年世界各国で様々な木造建築の開発・普及が行われているが、環境性能に偏重して、建築の文化面の議論がやや低調である。今回は、木材や紙などのエコマテリアルを自在に使って世界で活躍する坂茂さんに、環境対策や社会貢献とデザイン性のお話を伺うと共に、木材の基礎知識について、平川泰彦さんにお話しをいただく。
詳細は以下でご確認ください。
(JIA環境行動ラボ、JIA国際交流委員会)木材推進シリーズセミナーVol.1
環境建築の作品性と木材
基調講演 : 坂 茂
「作品づくりと社会貢献の両立を目指して(木造最新作紹介)」
講演 : 平川 泰彦 (木材・合板博物館副館長)
「樹木の細胞が織りなす木の諸性質」
福島の放射線の影響にも言及
パネルディスカッション
三宅理一(藤女子大学副学長)/野沢正光(環境行動ラボ委員長、建築家:野沢正光建築工房)/ファシリテーター:白江龍三(JIA環境行動ラボ委員、環境建築家:白江建築研究所)/御挨拶:大野二郎(JIA環境行動ラボ副委員長、建築家:日本設計)
日時 : 2013年11月23日(土)14:00~17:00
懇親会 17:30~19:00
場所 : 新木場タワー1階大ホール (館内禁煙)
定員250名(申し込み先着順)
参加費: 1000円 懇親会参加費:1500円
主催 : 公益社団法人日本建築家協会(JIA)
環境行動ラボ・国際交流委員会
協賛 : ジャパン建材株式会社、株式会社キーテック、秋田グルーラム株式会社、物林株式会社
(CPD認定プログラム申請中)
お申し込み方法
お名前、所属、ご連絡先(電話番号又はメールアドレス)を明記の上、下記にメール又はファックスにてお申し込み下さい。
(公)日本建築家協会 本部事務局
北沢将司(Shoji Kitazawa) Fax 03-3408-7129
Mail:skitazawa@jia.or.jp
お問い合わせ
JIA館4階 Tel 03-3408-7125北沢
JIAホームページ:http://www.jia.or.jp