SHARE 今年のヴェネチアビエンナーレ国際建築展の会場のメイキングムービー
今年のヴェネチアビエンナーレ国際建築展の会場のメイキングムービーが公開されています。
今年のヴェネチアビエンナーレ国際建築展の会場のメイキングムービーが公開されています。
展覧会「創造のゆりかご —岡本太郎のアトリエ」で、坂倉準三による設計図なども展示されているそうです
岡本太郎記念館で開催中の展覧会「創造のゆりかご —岡本太郎のアトリエ」で、坂倉準三による設計図なども展示されているそうです。
1954年、岡本太郎は幼少期を両親と過ごした南青山に念願のアトリエを構えます。
新たな芸術運動の拠点にしたいとの思いからこの場所を現代芸術研究所と名づけ、 パリで体得した20世紀芸術の精神を日本に伝えようとしました。
設計を依頼したのはパリ時代の盟友・坂倉準三。ル・コルビュジェのもとで建築を学んだ日本を代表する建築家で、現場はコルビュジェ最後の弟子・村田豊が担当しました。乏しい予算のなかで、ふたりは岡本太郎にふさわしい独創的な建築を仕上げます。
アトリエの完成は太郎の創作領域を一気に広げました。それまで絵画を描くだけだった太郎は、この建築に触発されるように、壁画、彫刻、陶芸、プロダクト、グラフィック、写真など、新しい表現ジャンルを次々と開拓していきます。
1996年に亡くなるまで、太郎はここを離れませんでした。太陽の塔、明日の神話、こどもの樹…、すべてここで生まれました。この場所こそが岡本芸術のゆりかごなのです。
本展ではアトリエ建設とその後の創作活動を象徴する作品を展示します。あわせてTARO空間を体感できるコーナーも設けました。どうぞお楽しみください。(via taro-okamoto.or.jp)
El Croquisの最新号『スティーブン・ホール2008-2014』の電子書籍版がzinioで発売されています
El Croquisの最新号『スティーブン・ホール2008-2014』の電子書籍版がzinioで発売されています。出版社のサイトには掲載作品のプレビュー画像などが28枚掲載されています。価格は2,066円(2014/6/1現在。)
李禹煥の個展が村上隆のカイカイキキギャラリーで開催されます。2014年7月25日~8月21日。
7月25日(金)よりカイカイキキギャラリーにて李禹煥の個展を開催いたします。
李禹煥は、60年代後半から「もの派」の中心的存在として国内外から評価を得てきましたが、今やそのような枠を超えて、唯一無二の作家という地位を獲得したアーティストです。2010年に香川県直島に「李禹煥美術館」開館、11年にNYグッゲンハイム美術館での個展、そして現在ではヴェルサイユ宮殿での特別展が開催中です。現在は鎌倉とパリを行き来し作品制作に没頭する日々。
本展には、2つのインスタレーションが出品されます。「常に周囲の環境との関係を探求してきた」という李禹煥の提唱する「もの派」のセオリー通りに制作されるインスタレーションは、石や砂、キャンヴァス等の素材にほとんど手を加えることなく構成され、会場や鑑賞者との共鳴を通じて、ギャラリー空間を考古学的な空間に作り替えます。まさに現代美術的文脈の中におけるポエティック、かつ美術史を串刺しにしようという野心的な試み。「過去・現在・未来が交錯する」場所へ、という作家のファンタジックなイマジネーションの広がりを、体感していただけたらと思います。
李禹煥氏の個展開催はカイカイキキ、そしてオーナー村上隆悲願の展覧会となります。6年間の歳月を経て実現することになる今回の個展は、白石コンテンポラリーアートとのコラボレーションによって実現しました。
日本の戦後美術史の中において、否、世界のアート史の中においても「もの派」は強力な特異点でした。西欧の美術を睨み、その文脈を理解すればこそ、西欧式文脈の吸収と逸脱を同時に行い続けてきた運動は、その独自過ぎる存在感をアート界に醸していました。しかし同時に、西欧式な文脈からの逸脱の部分が理解されづらく、きちんとした設定がなされていなかったことも事実です。なので、世界の現代美術業界からの評価もまちまちでした。2012年2月、LAのブラム&ポーギャラリーにおける吉武美香キュレーションの「REQUIEM FOR THE SUN: THE ART OF MONO-HA」をきっかけにその分かりづらかった「もの派」文脈が再編され、今や「もの派」は世界のアートシーンの中央に位置する大事なムーブメントとなりました。「もの派」の論理的な柱の構築の中核を担ったのが作家が李禹煥氏です。その偉人の展覧会を開催することで、現代美術界における極東の存在意義を今一度実証できる日を夢見てきました。そんな夢の実現の展覧会として、喜んで皆様にお届けすることをご報告いたします。
村上隆
「美術品をデジタルデータで鑑賞する」という記事がYOMIURI ONLINEに掲載されています
「美術品をデジタルデータで鑑賞する」という記事がYOMIURI ONLINEに掲載されています。
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