SHARE TAKT PROJECTによる、電子ペーパーを使用し、様々なパターンのデザインを楽しむ事が出来る腕時計「FES Watch」
all photos©Masayuki Hayashi
TAKT PROJECTによる、電子ペーパーを使用し、様々なパターンのデザインを楽しむ事が出来る腕時計「FES Watch」です。また、この時計は、秋のデザインウィーク期間中(2014/10/25-11/3)開催される、AnyTokyoというイベントで展示されるとの事。
“FES Watch”は、文字盤とベルト全体に電子ペーパーを使用した、全く新しいコンセプトを持った腕時計です。
通常真っ黒で無地の時計は、ユーザーが時計を見る動作をすることで文字盤を含めた全ての表示が浮かび上がります。
また、ユーザーの好みに合わせて、浮かび上がる柄が24通りから選ぶ事が出来ます。
スタートアップFashion Entertainmentsのビジョン、「デジタル化でファッションの新しい楽しみ方を創出する」を具現化する第一弾製品であり、TAKT PROJECTがデザインを担当しました。
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以下、デザイナーによるテキストです。
“FES Watch”は、文字盤とベルト全体に電子ペーパーを使用した、全く新しいコンセプトを持った腕時計です。
通常真っ黒で無地の時計は、ユーザーが時計を見る動作をすることで文字盤を含めた全ての表示が浮かび上がります。
また、ユーザーの好みに合わせて、浮かび上がる柄が24通りから選ぶ事が出来ます。
スタートアップFashion Entertainmentsのビジョン、「デジタル化でファッションの新しい楽しみ方を創出する」を具現化する第一弾製品であり、TAKT PROJECTがデザインを担当しました。
デザインは、”さまざまな柄が投影される時計として、それらを受け入れる中立な存在を目指しました。
例えるなら、まっさらなキャンバスのような存在。
一方で、ただのキャンバスではなく、あくまで時計としての存在感を感じられるモノを目指し、腕時計の原形的なシルエットが際立つデザインとしました。
円形の文字盤と矩形のベルトで構成された、だれもが思い浮かべる腕時計のシルエットです。
シルエットが持つ形状の意味と繋がりながらも、浮かび上がるさまざまな柄が軽やかに移り変わっていく様は、これまで経験した事が無い不思議な感覚です。
それは、表示された柄がただ単にディスプレイ上で変わっていく二次元の印象ではなく、固定したプロダクトのキャラクターや存在感そのものすら軽やかに移り変わっていく、全く新しい体験なのです。
身につける物を変えて、自分を表現する今までのファッションの楽しみ方ではなく、身につける物が変わる、ファッションとして全く新しい楽しみ方が生まれます。
■製品概要
プロジェクト名:FES Watch
クライアント:Fashion Entertainments