SHARE 藤村龍至と、まちづくり手法で注目を集める嶋田洋平のトークセッション『なぜ私は「建築」をやらないか? 「建築」をやるか?』の動画。司会は倉方俊輔。
藤村龍至と、まちづくり手法で注目を集める嶋田洋平のトークセッション『なぜ私は「建築」をやらないか? 「建築」をやるか?』の動画です。司会は倉方俊輔が務めました。
嶋田はみかんぐみ出身の建築家です。地方の中心市街地の衰退にたいし、自身もリスクを取りながら、経済性を成り立たせ地道に改善していく手法で、一般メディアや行政からも注目されています。その手法は、地域住民、地元不動産オーナーと直に向き合い話し合い、共にプロジェクトを立ち上げていくというもの。今回のイベントは、その嶋田と、藤村が対談するという事で、注目を集めていました。
新刊『ぼくらのリノベーションまちづくり』が好評の嶋田洋平と、『批判的工学主義の建築』で知られる藤村龍至が初顔合わせ。まち・暮らし・社会の再生、そして建築の未来を語る。
物議をかもす2人の建築家が、初めて顔を突き合わせます。従来の「建築家」の枠を超えるかのように動き、語り、巻き込んで、着々と自らの領域を拡大してきた藤村龍至。それに対して、さらに思わぬルートから急速に名前を聞くようになってきた嶋田洋平の全貌は、このたび、初の単著『ぼくらのリノベーションまちづくり ほしい暮らしは自分でつくる』で明らかにされました。その発刊を記念して、初の対談が実現しました。
同じ1976年生まれ。成熟期・人口減少期における地域の新たな再生手法の提示と実践をリードするなど、2人に共通点は多いですが、安易に融和することはないでしょう。そんな性格と取り組みを間近で見てきた建築史家・倉方俊輔が行司を務めます。
リノベーションスクールをベースに北九州市、東京・豊島区などで活動する嶋田洋平、東洋大学ソーシャルデザインスタジオをベースに埼玉・鶴ケ島市、さいたま市、川越市などで活動する藤村龍至。それぞれのまちや建築に対するアプローチの相違と共通点、今後の可能性などを議論します。