SHARE 本瀬齋田建築設計事務所による、周辺環境との関係をコントロールするファサード空間を持つ「鎌倉の賃貸集合住宅」の写真
本瀬齋田建築設計事務所のウェブサイトに、周辺環境との関係をコントロールするファサード空間を持つ「鎌倉の賃貸集合住宅」の写真が掲載されています
本瀬齋田建築設計事務所のウェブサイトに、周辺環境との関係をコントロールするファサード空間を持つ「鎌倉の賃貸集合住宅」の写真が9枚掲載されています。本瀬あゆみは、藤本壮介建築設計事務所・隈研吾建築都市設計事務所出身の建築家で、藤村龍至らが結成して、一時期イベントや出版を積極的に行っていた「TEAM ROUNDABOUT」の活動にも参加していました。
賃貸集合住宅の合理的な形式を尊重しながらも、中小規模の建物が立ち並ぶ複雑な周辺環境との連続性を持たせるため、外壁を部分的にもう一枚重ねることによって、階や方角によって開き方の異なるバルコニーや、共用廊下・ゴミ置き場・玄関ポーチなどの半屋外空間、庇下の空間、陰影のある外観を作りました。また、外壁には表情のあるモザイクタイルを用いることにより、距離によって異なる表情をもたせています。 前面道路から離れて見る時にはやさしく周囲に馴染み、近づくに従って表情豊かな色合いが見えてきます。