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2015.11.24Tue
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2015.11.25Wed
後藤周平建築設計事務所による、静岡県湖西市の住宅「湖西の家」
サムネイル:後藤周平建築設計事務所による、静岡県湖西市の住宅「湖西の家」

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住宅静岡後藤周平

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all photos©後藤周平建築設計事務所

後藤周平建築設計事務所が設計した、静岡県湖西市の住宅「湖西の家」です。
アーキテクチャーフォトでは、過去に、同事務所の「小笠の浮き家」を特集記事として紹介しています。

採光条件に厳しい敷地条件の中で、家全体に採光を確保するために、建物を高さの異なる4つのボリュームに分割して構成し、屋根と外壁の段差部分から家の奥まで南からの採光を計画した。1階リビングでは南側2階のインナーバルコニー越しに採光が得られ、バルコニーのプランターで栽培する花や観葉植物が鑑賞できる。

※以下の写真はクリックで拡大します

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以下、建築家によるテキストです。


浜名湖に近い高台に建つ住宅。敷地は街のメインストリートから一本入った場所に位置しており、道幅の狭い住宅街でありながら交通量が多く、西側道路に対してはプライバシーの確保を最優先することが求められた。敷地形状は南北に長く、かつ東側には隣家が迫っているため、単純に建物を配置すると、室内北側がかなり暗くなってしまうような条件であった。

採光条件に厳しい敷地条件の中で、家全体に採光を確保するために、建物を高さの異なる4つのボリュームに分割して構成し、屋根と外壁の段差部分から家の奥まで南からの採光を計画した。1階リビングでは南側2階のインナーバルコニー越しに採光が得られ、バルコニーのプランターで栽培する花や観葉植物が鑑賞できる。

4つに分割されたファサードは、特徴的な縦長プロポーションをもたらしているだけでなく、北側隣家の庭や、2方向を面する道路など、周囲の環境に対して建物の高さをそれぞれ調整することを可能にしている。

■建築概要
用途:住宅
所在地:静岡県湖西市
構造:木造
敷地面積:198.00m2
建築面積:65.95m2
延床面積:117.55m2
設計期間:2013.12-2014.11
工期:2014.12-2015.7

後藤周平 / 後藤周平建築設計事務所
1982年静岡県磐田市生まれ。京都工芸繊維大学工芸学部造形工学科、同大学院博士前期課程修了。中山英之建築設計事務所を経て2012年後藤周平建築設計事務所設立。一級建築士。
2008年京都工芸繊維大学大学院修士設計優秀賞、2015年グッドデザイン賞(小笠の浮き家)。
ウェブサイト:http://shuheigoto.com/

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