辻琢磨建築企画事務所による「青と赤の流動」です。
“動き”を建築として捉える思考でつくられた作品です。建築家は、場所・時期・主催が異なる3つの展示を、既存の“青と赤に塗装された資材”を転用して構成しました。また、写真家の伊丹豪との協働で“動きとしての建築”の記録方法も模索されました。
本記事では、建築家の趣旨を考慮して、3つの展示計画(「Stille Post 無言の郵便」「引っ越しの建築」「続・引っ越しの建築」)を「青と赤の流動」というひとつの作品として紹介します。
「Stille Post 無言の郵便」、「引っ越しの建築」、「続・引っ越しの建築」という、主催・時期・場所が異なる3つの展示計画を行った。