SHARE フランク・ゲーリーによる「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」にプロジェクションマッピングが行われている動画
フランク・ゲーリーによる「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」にプロジェクションマッピングが行われている動画です。2003年にアメリカ・ロサンゼルスに完成した建築です。
フランク・ゲーリーによる「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」にプロジェクションマッピングが行われている動画です。2003年にアメリカ・ロサンゼルスに完成した建築です。
塩塚隆生アトリエのウェブサイトに、大分の、床面積1000m2のオフィスの改修計画「オフィスランドスケープ」の写真が掲載されています。
商社のオフィスの改装計画。床面積1000m2の無柱空間に、120名の社員が部署を超えて混ざり合い相互が理解し影響し合う開かれたオフィス空間を求められた。気積の大きなスポーツ施設のような空間は、内装を扱うというよりはランドスケープをつくるような捉え方で計画することが、開かれたオフィスにつながるように感じた。 まず人の動きのリードとなる円のラインを、空間いっぱいに設けた。この立体的なラインは、内部にロッカーを設えた謂わば土塁のようなもので、円の内側は執務のフィールドとして、外側を打ち合わせや休憩・プレゼンテーションなどのコミュニケーションのためのフィールドとして設えている。さらにその外側には、個別の会議や応接・トイレなどのクローズドな部屋を配置している。 一方これら水平に広がる要素に対して、空間のアンカーのような役割として「マウンテン」と呼ぶ構築物を設けた。マウンテンは、円形平面の階段状の立体でその内部は談話室としている。しかし段上にはあえて機能を与えず、そこにただあるものとしてまさに「山」として設えた。 デスクはピクニックで野原にシートを広げるように、一定の法則にしたがいながらもそれぞれの社員がさまざまな方向を向く配置とした。それらは、緩やかに部署ごとのまとまりをつくってはいるが、相互の関係性の中でやがて獣道のように通路が浮かび上がってくる。スケルトンの天井には、中央部を開口してハイサイド窓を設けた。採光と通風を促し執務環境を向上させるとともに、自然の光が執務のフィールドに落ちることで、より屋外を感じられるようにした。また、円形の土塁状のカウンターに沿ってフィールドを循環する通路を設け、その通路上にアルミのプレートを吊り下げて立体的にもエリアを視覚化した。この円上を移動すれば必ず各部門の様子にそれも自然に接することになる。
塩塚隆生アトリエのサイトに、大分の、建物の外周部にスロープなどの動線空間がらせん状に配された、店舗・住宅の複合建築「SJ」の写真と図面が35枚掲載されています。
暮らすことと開くことの交差点として
城下町の市街地にたつRC造3階建ての複合建築。敷地は、幹線道路から神社の参道へ入る交差点に位置し、かつては酒屋が営まれ催事には参拝者にお酒を振る舞う等地域とつながりが深い場所だった。建物は、1階のワインショップ、祖母の住宅、食堂、オーナーの住宅がらせん状にスロープにそって積み重なる立体的な町屋のような構成である。それぞれは、用途としてはつながりのない独立した空間といえるが、これらが有機的につながって居住者の生活が成り立っていることから、全体をひとつの家としてもとらえている。ワインショップはこれまでの地域との関係を引き継ぎながら、食堂は近接する病院に通う高齢者が立ち寄れる場所として、まわりに開かれた関係が無理なくかたちづくられる建築を目指した。建物の内部には階段が無く屋外のスロープから各室にアプローチする。らせん状に登っていくと城下町の様々な方向・高さの風景が日常的に感じられる。この高さの変化が、内部空間に床高・天井高さに変化をもたらせ、多様な表情の室内がスロープを介してまわりに開きながら展開している。建物は、隣地との間に設けた路地を含め4面が接道し、スロープが参道や路地の延長として各通りとの関係をつくっている。この立体的な路地ともいえるスロープは、隣接する病院へ通う高齢者が自力で立ち寄れるように、また想定されている南海トラフ地震の津波への避難対応としての機能もある。
ピーター・ズントーの新しいオーディオブック『Peter Zumthor Talks About His Work: A Biographic Collage』がamazonで予約受付集中です。発売は2018年10月15日を予定。出版社のウェブサイトにも情報が掲載されています。
Over the past thirty years, world-renowned Swiss architect Peter Zumthor has opened up on his work in numerous interviews, conversations, lectures, and other talks, offering copious insights into the contexts of his work and his self-conception as an artist. Many of these interviews and talks have been recorded, yet most have also been to this point unreleased.
Peter Zumthor Talks About His Work pairs the renowned architect with celebrated film director and documentarian Christoph Schaub for a lavish biographic film collage that draws from the interviews and talks. It spans all of Zumthor’s career, from the 1980s to the present, and explores his entire body of award-winning work. It also introduces viewers to Zumthor the person, showing how he has evolved over three decades yet remains much the same man. Characterized by consistency and authenticity, his comments show him following his inner compass and ideals. In addition to archival material, the film also features wholly new conversations between Zumthor and Schaub, recorded especially for this compilation.
Produced to coincide with Dear to Me, an exhibition curated by Zumthor for the Kunsthaus Bregenz, Peter Zumthor Talks About His Work is a richly produced and visually stunning portrait of the acclaimed architect, a sincere tribute to its subject and a work of art in its own right.
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