SHARE 成瀬・猪熊建築設計事務所の内装設計による、大阪・浪速区のカプセルホテル「ナインアワーズなんば駅」
成瀬・猪熊建築設計事務所の内装設計による、大阪・浪速区のカプセルホテル「ナインアワーズなんば駅」です。2019年4月26日に開業を予定しています。
シャワー・睡眠・身支度という、都市の宿泊に求められる機能を一つ一つのスペースに置き換えて特化・洗練させてきた「ナインアワーズ」。「ナインアワーズなんば駅」では、今までのフォーマットを解体して、機能のレイアウトや組み合わせ、導線を再構築することで、快適性や効率性を更に向上させました。具体的には、水回りと身支度のエリアを連続させ、その中にラウンジ機能を加えることで、シャワー後睡眠に向かうまでの少しの時間や、身支度から外出するまでの時間をストレスなくつなぐことが可能となります。また、これまでは全体を同じトーンでデザインすることが通常でしたが、場所の機能に応じて、最適な色やマテリアルの選定を行い、より機能に特化した空間を追求することで、これまで以上にナインアワーズらしいナインアワーズに仕上げました。
(成瀬・猪熊建築設計事務所)
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コンセプト
出張や旅行、あるいは残業。都市の宿泊に必要な機能とは、古い一日から新しい一日へのリセット。そこには、1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)という3 つの基本行動が存在します。その行為を時間に置き換え「ナインアワーズ」と名付けました。この最もシンプルな概念を基に「ナインアワーズ」は、都市生活にジャストフィットする宿泊の機能と、世界に類を見ない新しい滞在価値を提供します。
デザインチーム
「ナインアワーズ」は、ハードからソフト、全て一貫したクォリティでサービスを提供しています。それぞれに適切な価値を作り、高級感ではなく納得感のある新しい豊かさを創造すべく、創業時より、国内外で活躍するデザイナーと共に開発を続けています。成瀬・猪熊建築設計事務所 [内装設計]
猪熊純と成瀬友梨が2007年に設立。「人々がシェアする場をデザイン」することをコンセプトに、シェアハウス、イノベーションセンター、コミュニティスペース、商業施設からアートスペースまで、全く新しい価値を生み出す空間を企画・設計している。第15回ベネチアビエンナーレ国際建築展(2016年)審査員特別賞など多数受賞。廣村正彰 [サイン&グラフィックデザイン]
廣村デザイン事務所代表。グラフィックデザインから空間デザインまで幅広く活動。JAGDA新人賞、N.Y.ADC銀賞、グッドデザイン賞、SDA最優秀賞、KU/KAN賞、毎日デザイン賞など受賞多数。柴田文江 [クリエイティブディレクション・プロダクトデザイン]
Design Studio S 代表。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器までインダストリアルデザインを軸に幅広い領域で活動している。ドイツiF デザイン賞金賞、毎日デザイン賞、グッドデザイン金賞など多数受賞。
「ナインアワーズなんば駅」店舗概要
開業日 2019 年4月26日[金]13:00
所在地 大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー3F
[南海電鉄なんば駅直結 大阪メトロなんば駅徒歩約3分]
営業時間 24 時間
休業日 年中無休
延床面積 994.67m2[約300.88坪]
客室数 165 室[男性 82室 / 女性 83室]
所有 南海電気鉄道株式会社
事業主 株式会社ビーロット
運営 株式会社ナインアワーズ
URL ninehours.co.jp/namba/