松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」
photo©松田哲也

松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」

松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」 photo©松田哲也

松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」です。

昭和27年創業の千葉県のゼネコン本社のリニューアルである。
創業以来、官庁案件始め千葉県内の主要プロジェクトを建設してきた老舗ゼネコンであるが、本社である施設の老朽化と、従来然とした職場環境によって、今後の発展に必要な有能な社員の確保が難しいと判断し、リニューアルを計画した。
建て替えも含めた検討を行ったが、経営理念である「地域に密着した建設業の正道を歩み社会に貢献する」といったポリシーと、3階以上を賃貸住居として運用していることから、
既存ストックの有効活用を主軸として事業と賃貸継続しながらのリニューアル計画を行うことで省CO2への対応の取り組みに対するアピールや近隣環境の向上への配慮を行なった。

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松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」 photo©松田哲也
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松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」 photo©松田哲也
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松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」
松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」 photo©松田哲也
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松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」 photo©松田哲也

 
■改修前の建物の様子

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松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」 photo©0・A+C
松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」 photo©0・A+C
松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」 photo©0・A+C

以下、建築家によるテキストです。


昭和27年創業の千葉県のゼネコン本社のリニューアルである。
創業以来、官庁案件始め千葉県内の主要プロジェクトを建設してきた老舗ゼネコンであるが、本社である施設の老朽化と、従来然とした職場環境によって、今後の発展に必要な有能な社員の確保が難しいと判断し、リニューアルを計画した。
建て替えも含めた検討を行ったが、経営理念である「地域に密着した建設業の正道を歩み社会に貢献する」といったポリシーと、3階以上を賃貸住居として運用していることから、
既存ストックの有効活用を主軸として事業と賃貸継続しながらのリニューアル計画を行うことで省CO2への対応の取り組みに対するアピールや近隣環境の向上への配慮を行なった。

外観については主要面となる部位に、4タイプのアルミを格子状に配置し、その上で全体の統一感と立体感を持たせるため、奥行きのあるルーバーが格子をランダムに貫通するように挿入し、一体感あるファサードを作ることで建物のワイド感を強調し、会社の顔作りを行なった。社名をイメージした、輝きのあるファサードを作ることで、それそのものが社のシンボルマークとなるように計画した。
また外ルーバー方式によるダブルススキン形状によって、室内温熱、日射環境を向上させ
省エネルギーにも寄与するファサード計画を行なった。

プランにおいては、従来の働き方からの変化も含めフリーアドレスとして、無駄な資料等の削減によって、ゆとりのある室内環境とすることで働きやすい空間と更なる増員にも対応するプランを計画した。
インテリアについては、来客や総務機能が用途の半分を占めるため、もてなす環境、女性が働きやすい環境を目指し、外来者に対してのイメージ向上と離職率を減らし、新規雇用のアピールとなるカフェ的な雰囲気とともに木質を主体とした空間として、築30年以上経過した変更できないサッシなどのバランスをとった、調和と温かみを持たせたルーミーな環境を目指した。

■建築概要
施主:株式会社 輝建設
所在地:千葉県松戸市
設計期間:2018年8月-2018年12月
竣工日:2019年6月1日
構造:鉄筋コンクリート造(既存)ファサード鉄骨造
規模:地上4階

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