SHARE 荻窪を拠点に100件を越える個性的ながらも施主に寄り添った住宅を手掛けてきた、西久保毅人(ニコ設計室)による、自身の設計のエッセンスをまとめた書籍『家づくりのつぼノート』プレビュー
荻窪を拠点に100件を越える個性的ながらも施主に寄り添った住宅を手掛けてきた、西久保毅人(ニコ設計室)による、自身の設計のエッセンスをまとめた書籍『家づくりのつぼノート』がamazonで発売されています。ここでは書籍の内容をプレビューします。
また、帯にはニコ設計室に実際に依頼した、作家・角田光代さんの寄稿文が掲載されています。
そして、2019年8月29日には二子玉川蔦屋家電にて書籍刊行記念トークイベント(※要事前申込)も開催されます【ap・ad】
子どもの心を持ちつづける設計者がつくる理想の家とは?
毎日の暮らしが楽しくなる家づくり108のアイデア
日本を代表する人気設計者の一人、西久保毅人さんが住まいのつくり方のつぼを伝授。
西久保さんの家づくりの特徴の一つに、家を大きな食堂としてとらえていること。
その食堂が気持ちの良い場所であれば、住む人は楽しく幸せになり、家も美味しそうになるという考え方です。理想の家は美味しい食堂(キッチン・ダイニング)に寝室、お風呂、トイレが付属しているくらいがよいのだそう。
また、西久保さんは、子どもの目線を上手く家づくりに取り入れています。その家で暮らす子ども時代は10年程度と短いのですが、その小さなスケール感覚を大事にすることで、家はもっと魅力的に、愛着が湧くものになるのです。カラフルな色を使っているのになぜか落ち着く家というのも西久保さんがつくる家の魅力の一つ。オリジナリティあふれる家づくりのアイデアが、パンパンに詰まった一冊です。
著者について
西久保毅人(にしくぼ・たけと)
1973年、佐賀県に生まれ、育つ。
1995年、明治大学理工学部建築学科卒業
1997年、同大学院修了( 小林正美教授に師事)
象設計集団、アトリエハルを経て
2001 年 一級建築士事務所 ニコ設計室設立
以下の写真はクリックで拡大します
以下は、著者によるコメントです。
この度、書籍を出版させていただくコトになりました。
これまで100件以上の家づくりを通して、
学んだコトをまとめた本です。
人間には108つの煩悩がある、と聞いたことがありませんか?
なぜ108なんでしょうか?
「人間は放っておくと、とにかく余計な事を、いっぱい考える生き物なのだ」
という事だと考えたら、なんだか腑に落ちました。まさに、その余計なものこそが、
「その人、その家族らしさそのもの」であり、
家になるために、譲れない「つぼ」だからです。
内容は大きなものから小さなものまで、様々。
だから好きなところから読んでいただいても大丈夫です。
でも通して読むと、小説家、角田光代さんの言葉に向かっていく、
大きな物語ともなっています。家ってなんだろう?
家になるって、どういう事?
それはどんな時、どんな瞬間?
■書籍概要
タイトル:家づくりのつぼノート
著者:西久保毅人(文、写真、スケッチ)
編集協力、一部図版作成:牛島史織
造本設計:松田洋一
企画、編集:松井春子
帯、寄稿文:角田光代(作家)
印刷製本:シナノ書籍印刷
発行:エクスナレッジ出版
発売日:2019年8月2日
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