SHARE アトリエ・ワンが設計した「MUJI みんなみの里」「MUJI 四日市」「MUJI 山科」の写真
アトリエ・ワンのウェブサイトに「MUJI みんなみの里」「MUJI 四日市」「MUJI 山科」の写真が掲載されています。
アトリエ・ワンのウェブサイトに「MUJI みんなみの里」「MUJI 四日市」「MUJI 山科」の写真が掲載されています。
宇野友明が設計した、愛知・名古屋市の住宅「扇町の家」です。
この住宅は病を抱えた母親のためにその息子さんが出資して二人で住むために建てた住宅です。母親の状態からそれなりの条件や制約はあったものの、多大な信頼と理解をいただき完成度の高いものとなりました。この家で最も配慮をしたのは、プライベートと社会との関わり方であす。結局、私は玄関と裏の勝手口以外は壁にもいっさい窓のない家を提案しました。その代わり32個のフィックスと開閉可能な5つの大きな窓を天井に設置することを提案しました。構造は板倉構造の防火仕様です。外壁も厚さ30mmの杉板にし、間に断熱材も入れました。したがって壁はログハウスに匹敵する材積があるため、かなり高断熱の仕様になっています。素材や仕上げの選択も可能な限り自然の素材で作り、あらゆる面で癒しを目的とした建築を目指しました。母親のために作った家ではありましたが、当初慣れない空間のためにかなりのストレスはあったように聞きましたが、今はとても快適に過ごしていると聞いて安堵しています。
アルヴァ・アアルトとその妻の展覧会「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命」の会場写真が10枚、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています。東京・江東区のギャラリーエークワッドにて2020年2月27日まで開催中。
以下は展覧会公式の概要。
世界的建築家のアルヴァ・アアルトとその妻、アイノ・アアルトが1920年から1930年にかけて追及した、小さくとも豊かに生活するための、住宅デザインに焦点をあてます。アアルト夫妻は「日常の暮らしにこそデザインが必要である」という思想から建築設計だけでなく、家具、グラスウェアなど現在も使われ続ける名品を多く残しました。また、機能的で衛生面を重視したキッチン設計はアイノ・アアルトが行動力学を追求した効率的なデザインのさきがけとなりました。会場には、1930年にアアルト夫妻が展示した最小限住宅展の再現や、自邸の一部をMITの協力のもとAR(拡張現実)で再現する空間構成としています。
SANAAが設計を進めている「新香川県立体育館」の基本設計概要が公開されています。11枚のPDFにパースや平面図が掲載されています。2018年6月に発表されたプロポの提案書はこちらで閲覧可能です。
アーティストのオラファー・エリアソンの、チューリッヒ美術館で始まった展覧会「Olafur Eliasson: Symbiotic Seeing」の会場動画です。会期は2020年3月22日まで。
The Kunsthaus in Zürich, Switzerland, just opened a major solo exhibition by Danish-Icelandic artist Olafur Eliasson. Eliasson’s show is titled “Symbiotic Seeing”. It presents many of his new works. At the center of “Symbiotic Seeing” is a large scale installation of the same name. Olafur Eliasson created the work exclusively for the Kunsthaus Zurich. It “addresses a key issue of our age: the relationship and interplay between human and non-human actors on Earth.
In ‘Symbiotic seeing’, Eliasson tackles themes such as coexistence and symbiosis and aims to bring about a fundamental shift of perspective. The exhibition invites us not only to reflect on climate change – as a consequence of human action – but also to comprehend the human being as part of a larger system. The socially and environmentally committed artist, who was appointed Goodwill Ambassador for climate action and the Sustainable Development Goals by the UN in September 2019, proposes an idea of the world based on coexistence and collaboration rather than competition.
Eliasson’s art translates complex theoretical deliberations into spatial works that not only appeal to people rationally but also touch them emotionally and move them physically.
He has been working for over twenty years with an interdisciplinary team that includes craftspeople, architects, media specialists and cooks. He is known for space-filling works, light works and sculptures that prompt audiences to reflect on themselves and the world as they experience them.”(excerpt from the info text).Curated by Mirjam Varadinis, the exhibition runs until March 22, 2020.
アーティストのオラファー・エリアソンの東京都現代美術家での展覧会「ときに川は橋となる」の展示内容の概要が公開されています。会期は2020年3月14日~6月14日。展覧会初日にはエリアソンの講演会も企画されています。
東京都現代美術館は、アイスランド系デンマーク人アーティスト、オラファー・エリアソンの個展を開催します。
本展覧会「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」は、日本で10年ぶりの大規模な個展です。私はベルリンの太陽の光を日本に持ってきました。私の手の中にあるのは小さな発電所なのです――。
オラファー・エリアソンは、電力にアクセスできない地域に住む人びとに届けられる携帯用のソーラーライト「リトルサン」で周囲を明るく照らし出し、そう語ります(2019年4月、東京都現代美術館にて)。
オラファー・エリアソン:アートをエコロジーの視点で見直すこと (2019年4月23日) ダイジェスト版 約8分
オラファー・エリアソン(1967年生まれ)はアートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで、国際的に高い評価を得てきました。本展覧会は、エリアソンの再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きかけを軸に構成されます。それは展覧会のタイトルにも反映されています。エリアソンは言います。「〈ときに川は橋となる〉というのは、まだ明確になっていないことや目に見えないものが、たしかに見えるようになるという物事の見方の根本的なシフトを意味しています。地球環境の急激かつ不可逆的な変化に直面している私たちは、今すぐ、生きるためのシステムをデザインし直し、未来を再設計しなくてはなりません。そのためには、あらゆるものに対する私たちの眼差しを根本的に再考する必要があります。私たちはこれまでずっと、過去に基づいて現在を構築してきました。私たちは今、未来が求めるものにしたがって現在を形づくらなければなりません。伝統的な進歩史観を考え直すためのきっかけになること、それがこうした視点のシフトの可能性なのです。」
オラファー・エリアソンは1990年代初めから、写真、彫刻、ドローイング、インスタレーション、デザイン、建築など、多岐にわたる表現活動を展開してきました。本展は、エリアソンの代表作を含む、多くが国内初公開となる作品の数々で構成されています。植物や木を用いたインスタレーション、光と幾何学に対する長年の関心が反映された彫刻、写真のシリーズ、ドローイングと水彩画、公共空間への介入をめぐる作品等が展示されます。
エリアソンは、幼少期に多くの時間を過ごしたアイスランドの自然現象を、長年にわたり撮影してきました。《溶ける氷河のシリーズ 1999/2019》(2019年)は、過去20年間の氷河の後退を鑑賞者に体感させます。また、私たちと自然との複雑な関係をめぐる思考が反映されたエリアソンのインスタレーションは、光、水、霧などの自然現象をしばしば用いることによって、周りの世界を知覚し、世界をともに制作する方法について、私たちひとりひとりの気づきをうながします。さらに、本展覧会では、最初期の代表作として、暗闇の中に虹が現れる《ビューティー》(1993年)をご紹介します。アトリウムの吹き抜け空間と展示室に隣接するサンクンガーデンでは、大規模なインスタレーションが本展のために制作されます。
スタジオ・オラファー・エリアソンの活動は美術作品の制作に限定されません。スタジオでは日々、実験とリサーチ、コラボレーションによって、さまざまなアイデアやプロジェクトが開発されています。本展覧会では、サステナブルな生分解性の新素材やリサイクルの技術に関する近年のリサーチの一部をご紹介します。
展覧会カタログには、本展キュレーターの長谷川祐子による論考と、エリアソンと哲学者のティモシー・モートンとの対談が収録されます(2020年4月中旬刊行予定)。
安藤忠雄の設計で2020年3月に開館する中国の美術館「He Art Museum」の現場写真などが19枚、archdailyに掲載されています。
妹島和世へのインタビュー『「人それぞれ、思い思いに使えるものを」建築家・妹島和世が考えるデザインの役割』が、fashionpost.jpに掲載されています。
隈研吾の建築展が、東京国立近代美術館で東京オリンピック期間に重なる2020年7月に開催されます。会期は2020年7月17日~10月25日。(*休館日:月曜日(7月27日、8月3日、8月10日、8月31日、9月21日は開館)、
8月11日[火]、9月23日[水])
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾(1954-)の大規模な個展です。2018年に開館した《V&Aダンディー》(スコットランド)が米TIME誌の「2019年世界で最も素晴らしい場所100」に選ばれたことに象徴されるように、彼の建築は、人が集まる場所として、世界中の人々を魅了しています。
本展はそんな隈の建築の特徴を、模型や写真によって紹介するだけでなく、先端的な技術を用いたいくつもの映像によって実感できるようにします。展覧会オリジナルとなるこれらの映像の制作には、瀧本幹也など国内外のアーティストが参加。また、識者の協力を得て、隈ならではの東京の未来像を提案する一室が設けられる予定です。
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