富永大毅率いる「株式会社TATTA(旧:富永大毅建築都市計画事務所)」の、新卒・中途のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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弊社では新卒、中途のスタッフを募集しています。
株式会社TATTAは2012年に設立した富永大毅建築都市計画事務所を法人化した組織です。
■下記のような考え方をベースに設計活動をしています。
・建築設計を人と街と建物とのコミュニケーションデザインと考える
建築は単体で成立するものでなく、常に街の中にあって、人と街や、人と建物そのもの、あるいは街と建物の間にコミュニケーションを起こしていくものです。私たちは建物全体のデザインから、通り沿いの設え方、空間内にあるべき素材に至るまで、どうデザインすればより豊かな体験や、街とのつながりが生まれていくか、コミュニケーションデザインとして考えていきます。
・木造と非木造の間を考え、森林資源を有効利用する
日本は世界有数の森林大国です。現在この国に溢れているあまり構造的には向かないスギ材をどう活用していくか。私たちは木材の構造にもそのまま仕上げにもなりうる多義的な側面を大事にした木の使い方を考えます。各地の製材所とダイレクトにつながっていくことで、木が育った長い時間が積み重なった魅力的な木質空間を提案するとともに、建築業界に隣接した林業界の永続性を考えます。
・長い時間軸の中で建物のあり方を考える
建物は竣工時が完成ではありません。長い時間をかけて使われ方が変化していきます。子どもが小さいうちの暮らし方、大きくなった時、いなくなった時の暮らし方、用途変更に対応した構造のありかたなど、それぞれ時間軸の中で変化に対応する空間の変化を組込んだ建物づくりを考え、建築における古くからの知性に学び、ヨーロッパのような長い時間軸の一点に生きるような時間との関係を考えて行きます。
■代表の富永には建築家の師匠が4人います。坂倉事務所出身の藤木隆男さん、東工大の塚本由晴さん、東大の千葉学さん、同じく東大の隈研吾さん。
4人分+自分たちの引出しを設計に活かせるのはもちろんなのですが、たくさん師匠がいるのは、より客観的な視点を獲得し、より自由に生きるためだったのだと、学生を教えているとよく分かるようになりました。(富永が設計を考えやすいよう言語化したブログはこちら⇒http://www.ht-at.com/blog/hijoukin2/ )
■現在、店舗+共同住宅、古い蔵を利用した簡易宿所、マンションリノベなど、新築からインテリアまで幅広い仕事が動いており、基本設計から現場の細かいところまで担当することができる設計事務所です。
同時に我々はワークアズライフを実践する組織です。2歳児と0歳児を職場で育児しながら仕事をしています。スタッフには定時内に可能な限り代表とコミュニケーションしながら仕事を進めてもらいますが、子どもの相手をする必要もあります。建築を習慣化してもらい、退社後は自分の好きな場所で好きなようにスタディに熱中してもらうようにしています。
案出しから現場監理から発信方法、子どもの世話から料理まで、独立し豊かに暮らしていくためのスキルを鍛えつつ、それぞれが豊かに暮らすための働き方のデザインを一緒に考えたいと思っています。